深夜、パソコンで年賀状の発送リストを作成する。が、これまた転居した人がいたり、今年いただいた名刺から新たにデータを入力したりで朝の6時過ぎまでかかってしまった(そんなの早めにやっておけばよかったんだけどね)。今年は昨年より30枚増えて340枚を発送する予定なのだ。しかしここ10年ほどは、毎年発送枚数が300枚強というところで落ち着いているので、1人の人間が1年間におつきあいできる人の数というのは300人程度ということなんでしょうか。多くもあり少なくもありってところですね。
18:00、白熱した打ち合せのあと、練馬の焼肉レストラン・東京飯店で、里見プロの忘年会に招かれる。出席者は里見さん、里見さんの奥さん、「スーパージャンプ」の編集さん2名、「オールマン」の編集さん2名&里見プロのスタッフ5名である。東京飯店は、外観はファミレスみたいなんだけど店内は座敷でけっこう値段の張る店なので、大手の出版社で仕事をしてるときにしか来たことがない。ぼくは数年前にやはり里見さんと一緒に小学館の編集さんにごちそうになって以来なのである。帰りはもう道も空いていて、東京飯店の福引きで当たった(外れた?)ボンタンアメを嘗めながら、ユーミンをBGMに夜のドライブを楽しんで帰宅したのであった。あ〜、しかしまだ年内にやらなくちゃならないことが山ほど残ってるんだよね〜。
16:30、神保町の友人の事務所に、昨夜描いた年賀状をコピーさせてもらいに行った。そこで私は1千万円の札束を…!! snap photo
このところパソコンのハードディスクを交換したり、スキャナを交換したり、Windowsを95から98にアップグレードしたりしてたら、いろいろと許しがたい不具合が出はじめた。もっとも見逃がせないのは、ファイル管理ソフトでファイルをコピーすると、タイムスタンプがコピー時のものになってしまうというもの。これでは2000年問題どころではない。タイムスタンプでファイルを管理しているソフト全てにおいてファイルの並び順がグチャグチャになってしまうではないか!!
そこで思いきって、先月取り外したハードディスクから再度プログラムを転送しなおし、環境を再構築することにした。あ〜、なんかここのところパソコンの環境設定にばかり時間を取られている気がするぞ。
22:00、友人の見舞いから帰宅後、さっそく作業を開始。まずMOドライブに現在の環境を全てバックアップする。これが、いつも使っているファイル管理ソフト(WinFM32)なら2時間ほどで終わるはずなのだが、これに不具合が出ているのだから仕方がない。エクスプローラーを使ったら何と4時間もかかってしまった。
26:00(AM 2:00)、デスクトップの匡体を開け、古いハードディスクを接続して、DriveImageというソフトを使って新しいドライブにデータを上書き転送する。この時点で、1ヵ月半前の環境に逆戻りだ。
27:00(AM 3:00)、フラットベッドスキャナSlimScanC3と、フィルムスキャナCanoScan2700Fのドライバをインストールし直す。この2つのスキャナの相性が悪いことはすでに丸1日苦労したから分かっていて、まず2700Fのドライバを一度インストールした後、SlimScanのドライバを入れる。この時点で2700Fのドライバがエラーになり立ち上がらなくなるので、再度2700Fのドライバをインストールし直す。これでOK。なぜかはわからないが、こうしないと両方を併用できないのだ。
28:00(AM 4:00)、見込みでは5時間ほどで終わると踏んでいたのに、まだWindowsのバージョンアップにも達していない。いら立ちをおさえつつ、ようやく Windows95からWindows98へのバージョンアップを開始。最初に「インストールには約40分から60分かかります」というメッセージが出る。放っておいていいなら何時間かかってもいいのだが、途中でチョコチョコとキーボードを操作しなければならない箇所があり、本を読んでいることもできない。雑誌やTVも気が散って操作を誤ったらエライことになるので、結局パソコンの前でジーッと画面を見続けるしかないのだ。不毛な1時間を過ごしてようやくインストールが終わる。ここまでですでに20回以上電源のON、OFFや再起動を繰り返している。ふ〜。
29:00(AM 5:00)、ハードディスクの換装によってドライブアサインが変わっているので、各ソフトを1つ1つ立ち上げ、環境設定の中で設定してあるデータディレクトリなどを1つ1つ変更していく。
30:00(AM 6:00)、ハードディスク交換後にインストールしたソフトやバージョンアップしたソフトを1つ1つインストールし直していく。ソフトによって、古いソフトをアンインストールしてからインストールしないといけないものと、アンインストールせず上書きインストールしないと古い設定が引き継がれないものがあって、いちいちドキュメントを読んで確認しながら慎重に作業をしないといけない。また、オンラインソフトの類は、インターネットに接続し、その時点での最新版をインストールするべくネットを周回しダウンロードする。これらの作業に丸3時間を費やした。
33:00(AM 9:00)、パソコンの周囲に散らかり放題となっていたソフトのパッケージ、マニュアル、インストールの参考にしたWindows関連の雑誌の山などを片付け、全ての作業が終了した。ふ〜〜〜〜〜〜〜。
17:00、そのまま日本出版社へ顔を出し、デスクワーク。
18:00、早稲田のスタジオハードで「コンバットコミック」編集長松田氏と打ち合せ。
18:30、歩いて高田馬場へ移動する途中、紳士服の“AOKI”に立ち寄り、蝶ネクタイを買う。 snap photo
19:00、高田馬場でライターの野村宏平くんと会って会食をする。帰りの地下鉄はさすが年末でものすごいラッシュであった。最近こんな混んだ電車に乗ったことがなかったのでドッと疲れたぞ。
20:30、神保町の新企画社へ移動し、編集長渡辺氏と打ち合せ。魔球本の共著者でもある蕪木統文氏も来ていた。 snap photo
17:30、早稲田のスタジオハードへ、「コンバットコミック」宛てに届いた郵便物を届け、編集長の松田氏と軽く5分ほど立ち話で打ち合せ(笑)。
18:00、新企画社の編集長渡辺くんから携帯に電話が入り、12/01発売の『鋼鉄都市アガルタ』の見本書ができ上がったとのことで、さっそく受け取りにおじゃまする。『アガルタ』の解説は WORKSHOP のコーナーを見てね。
ハードディスクがいよいよ満杯になってきたのと、CD-ROMドライブの調子が悪くなって、ソフトのインストールもできなくなってきたので、帰りに新宿のTゾーンへ寄って、両方購入する。5.1GBのHDDが21800円、8倍速CD-ROMドライブは特価品で3980円(共に税別)でありました。
そして帰宅後、買ってきたHDDとCD-ROMドライブのセットアップを始めたのだが…。 snap photo
そこで、間もなく年賀状を書くことだし、ついでにパソコンに入っている住所録を修正することにした。ぼくは住所管理用のソフトではなくて、管理工学の「桐」という汎用データベースソフトを使っているので、郵便番号一括変換とかの便利な機能はない。従って、これがまたかなり手間取ってしまった。
さらに、ぼくはこの「桐」の住所録からはがき印刷ソフトにデータを渡すための整形処理を、「桐」の一括処理(マクロ)と MS-DOSのVzエディタのマクロを自作してバッチファイルで自動化していた。それが Windows95になってからまともに動かなくなっていたので、Win95に対応するようにマクロやバッチファイルを書き換える。これがまたけっこう手間取ってしまった。
15:00、神保町の新企画社へ行き、『鋼鉄都市アガルタ』の藍焼き校正を受け取る。藍焼き校正(青焼き校正ともいう)というのは、オフセット製版用に作成した印刷原版(フィルム)から直接湿式コピーを取ったもので、墨色で製版される部分が青紫色に発色しているためにこう呼ばれる。これで写真やイラストの位置を確認したり、最終的な文字チェック等をするのである。
16:30、高田馬場へ移動し、ワセダミステリクラブの仲間と合流する。12月に発売される『鋼鉄都市アガルタ』の出版記念パーティを開いてくれるというので、その打ち合せのために集まったのだ。 snap photo
新企画社の渡辺くんから電話があり、小学館SQ文庫のモノクロイラスト点数を、スケジュールが厳しくなってきたため10点から9点に減らしたいとのこと。松田氏は非常に1点1点のイラストに力を入れてくださっていてクオリティが高いので、そのクオリティを落とさないためには1点くらい減ってもかまわない。ということでもちろんOKを出しました。
午後、集英社「オールマン」に掲載されるまんがの原作の第2話の原稿の最終的な微調整を行う、と同時に、全体的に1話読み切りにするには長すぎるので前後編の2部構成に書き換えた。
深夜、いきなりハッと思い出す。ぐわーーーっ。今日はワセダミステリクラブ後輩の高瀬美恵さんの出版記念パーティの日だったのだ。出席予定でいたのに、うっかり日にちを明日だと勝手に思い込んでいたのだった。しまったーーーー。ということで欠席してごめんなさい、高瀬さん&幹事さん。
夕方、松田大秀さんの表紙用イラストが完成したとのことで、新企画社の渡辺くんがファックスで送ってくださる。非常に素晴らしい絵に仕上がっていたぞ。出来上がりをお楽しみに。
入れ替わりに、新企画社へ再校ゲラの訂正部分をファックスで送った。
因みに、この新企画社の本の題名は『鋼鉄都市アガルタ』(小学館SQ文庫)で、12月1日に店頭に並ぶ予定です。
午後、新企画社の単行本のイラストを担当してくださっている松田大秀さんの原稿の完成が遅れているというので、新潟に激励の電話を入れる。かなり力を入れてくださっているようで楽しみだ。
20:00、大泉学園にあるまんが家の里見桂氏宅で、里見氏と集英社編集島田氏と打ち合せ。夏前にぼくの書いた原作がようやく12月発売の「オールマン」に掲載されることになったので、本日は、その最終的な内容の微調整を行ったのだ。
その後、神保町へ移動して資料本等を購入。前田亜季の来年度カレンダーも購入。
その後、急いで帰宅し、綾瀬警察署へ出頭。弟が新しく車を買うというので、車庫証明の申請代行をしてあげたのだ。会社員の弟は平日の昼間は動けないのだ。こういう場合、会社員のみなさんはどうしてるんでしょうか。
16:00、神楽坂の日本出版社へ行き、経理に経費伝票を提出、早稲田のスタジオハードへ移動して「コンバットコミック」編集長の松田氏と打ち合せ。
新企画社から、初校ゲラ(原稿の文字を訂正するために、原稿を仮印刷したものをゲラと呼び、原稿提出してから最初に出されるのが初校ゲラ)が宅配便で届いた。
神保町で少々時間があったので古本屋を歩き、また不要不急の本を何冊か買ってしまった。
行きがけに新宿の紀伊國屋書店で、新企画社の単行本用に地図を描くための資料として東京湾の地図を買う。
15:45、玉川学園駅でスタジオハード松田氏と、日本出版社堀氏と待ち合わせ。小林源文氏宅を訪問する。
18:00、新宿へ戻って松田氏らと別れ、ソフマップでタブレットを見るが、結局買わずに帰宅し、昨日の続きで、今日は東京湾の地図を描く。
続いてイラストレーターに描いてもらう挿絵用の資料を揃えて、深夜コンビニへコピーに行く。最初、セブンイレブンでコピーしたら、モノクロ写真集が真っ黒にツブれてしまうので、ファミリーマートのコピー機だとどうだろうと思い、ファミリーマートへ移動。しかしやっぱり同じく真っ黒にツブれてしまう。そこでまたセブンイレブンへ戻り、カラーコピーすることにした。これならモノクロ写真も鮮明にコピーできる。しかし1枚50円。ミスコピーも含めてコピー代は合計ジャスト1000円にもなった。
15:00、神保町で、新企画社の仕事と集英社の仕事のための資料探しをする。
16:00、その足で新企画社に立ち寄り、渡辺編集長に資料を渡す。
17:00、神楽坂の日本出版社でデスクワーク。
18:00、早稲田のスタジオハードで「コンバットコミック」の松田編集長と打ち合せ。
19:00、高田馬場でフリーライターの野村宏平くんと会う。 snap photo
21:00、帰宅途中の地下鉄の中で、今どき珍しい教育ママゴンを発見する。 snap photo
夜、あとがきを書いて渡辺編集長あてに通信で送る。ふー。