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夜は、気分転換と『HAIKARA事件帖』の参考資料を兼ねて、録画しておいたビデオを見る。
その中の1本が『刑事コロンボ』第26話「殺しの序曲」。IQの高い超天才の犯人が行なった巧妙な完全犯罪をコロンボが破る。メカニカルなトリックはかなり複雑だが、それをややこしく感じさせない構成の工夫は勉強になる。しかし今回の犯人は、自他ともに認める天才にしてはいささかポカが多すぎましたね。ただ、いろいろな資料を見ていると、実際の犯罪というのもそうしたもので、どんな巧妙な犯罪計画も、どこかにミスがあるものらしいから、それもまたひとつのリアリティなのかも知れないが…。
深夜、衛星劇場で、モックン(本木雅弘)が丸刈りになって禅寺のお坊さん役を演じた映画『ファンシィダンス』をやっていたので、見ながら寝ようと思っていたら、引き込まれて最後まで見てしまったので、本日の柴又名画座にすることにした。 comment and picture
20:00、車で大泉学園にあるまんが家の里見桂さん宅へ向かう。
まもなく編集のM沢さんも到着し、そこから里見さんの車(BMW)で近所のスカイラークガーデンに場所を移し『HAIKARA事件帖』の次回プロットの打ち合わせをする。人気が上向いているため打ち合わせにも力が入る。打ち合わせは午前1:00過ぎまで続き、帰宅したのは2:30近かった。
18:00、新宿のレストランで、作家の秋月達郎さんの歓送パーティが開かれ、それに参加する。作家、編集者仲間が約40人も集まり、しかも仕事の付き合いだから来ているといった感じの人はほとんどいなくて、みんな親しく友達づきあいをしている様子がうかがえて、秋月さんの人望の篤さを痛感しましたね。
秋月さんは、現在お住まいの調布市から故郷の愛知県にお家を建てて引っ越しをされるとのことで、やっぱり、男たるもの、いずれは一国一城の主にならねばならないのだろうか。うーむ…。
夜、『ドラえもんのほいほいインターネット』パート2の構成案の手直しをして、編集部へ e-mail で送る。
深夜、すでに1年半がかりの仕事となっている新企画社の単行本の原稿を一部分書き上げて e-mail で編集長の渡辺くんに送る。
その後、柴又名画座を開館。本日は、故・淀川長治さん推薦のサイレント時代の大傑作ラブロマンス『第七天国』を上映。 comment and picture
その後、伊達めがねを買いたいというので、錦糸町へ移動。しかし錦糸町の駅ビルは改装中で閉まっていたため、丸井でぼくの靴を選んでもらい、すかいらーくガーデンで食事をして帰宅。午後早い時間から行ったのに、家に着いたのは午後11時。女性の買い物は時間がかかります(笑)。
そして本日も柴又名画座を開館。このところ『HAIKARA事件帖』を書いているため、犯罪映画好いており、今夜のプログラムも、怪奇犯罪映画の古典、1932年版『ジキル博士とハイド氏』を上映した。 comment and picture
13:00、神保町の書店をまわって資料本を買う。 | ||
13:30、新企画社へアポなしで顔を出してみた。担当のS木さんがいたら軽く打ち合わせをしようと思ったのだが、食事で外出しているとのことなので、あとで出直すことにして、コーヒーをごちそうになって帰る。 | ||
14:00、集英社ロビーで「オースーパージャンプ」編集のM沢さんと、次々回『HAIKARA事件帖』のネタの打ち合わせをする。 ちょうど今日、前回掲載分の人気投票の速報が出て、前回の『HAIKARA事件帖』のアンケート結果がかなり良いとのことである。次回もがんばらねば。喫茶店の出前のコーヒーをごちそうになった。 | ||
15:00、再度、新企画社へ顔を出し、S木さんと『ドラえもんのほいほいインターネット』パート2の構成案について、コーヒーをいただきながら打ち合わせをする。 | ||
16:00、神楽坂へ移動し、日本出版社編集部でT根さんと「コンバットコミック」打ち合わせ。ここでは緑茶をごちそうになる。 | ||
19:00、帰宅後、『ドラえもんのほいほいインターネット』パート2の構成案を、コーヒーを飲みながら書いていると、「オースーパージャンプ」編集のM沢さんから電話があり、次回『HAIKARA事件帖』の原作のディティールについて再度の修正依頼がある。
22:00、エニックスのN川さんと電話で打ち合わせ。『ザ・マジック・マスター(仮題)』のシナリオの方も、さらに一部修正をすることになるが、こちらは明日ファックスで送ればいいことになった。 | ||
29:00(AM5:00)、コーヒーを2杯飲む間に、インターネット本の構成案がまとまったので、新企画社のS木さんに e-mail で送り、3杯目のコーヒーを飲んでから、『HAIKARA事件帖』のシナリオ修正にとりかかる。
33:00(AM8:00)、修正が完了し、編集部と里見桂さん宅へファックスで送る。 | ||
ようやく本日分の仕事が終わったので、コーヒーを飲みながら買ってきた本をパラパラと読み、さあ寝ようと思ったんだけど…こんなにコーヒー飲んで、眠れるわけないっつーの!! |
映画を見終えて、さあエニックスの『ザ・マジック・マスター(仮題)』のシナリオの修正をしようかな…というところで「オースーパージャンプ」編集のM沢さんから電話があり、編集部で回覧した結果を踏まえての『HAIKARA事件帖』次回原作の一部修正を依頼される。集英社は仕上がった作品を編集部全員で回読して、内容について検討した上でさらに修正依頼がくることがあるのである。
そこで、直し部分の少ない『HAIKARA事件帖』の方を先に書き直して、ファックスで編集部へ送る。
そのあと、気分転換を含めて、車で蔵前橋通り沿いにあるガストへ行って『ザ・マジック・マスター(仮題)』のシナリオの書き直しをやる。平日だけど、春休みなので大学生風の人たちでけっこう混んでますね。
早朝、書き直しが完成し、編集部へファックスで送る。
夜、エニックス編集のN川さんと電話で打ち合わせ。さらに『ザ・マジック・マスター(仮題)』の部分的な修正を依頼される。
日立のサービスセンターから電話があり、先日故障したビデオデッキの修理見積もりが出た。税別10,100円。うーん、微妙な線である。何しろ定価が19,800円だったんだからね。しかし、このまま捨てるのももったいないので、資源の有効活用ということで、修理してもらうことにする。
夜、近所に住む友人T村さんとそのご家族と一緒に、焼肉レストランで会食をする。去年からたまっていた友人らとの約束を少しずつ果たしているのだが、まだ仕事の方も片付いたわけじゃないのでけっこう大変。
しかし、今夜は久々に柴又名画座を開館することにした。明日は連休だし(笑)。プログラムは、クリント・イーストウッド主演の現代版ウエスタン・アクション『マンハッタン無宿』である。 comment and picture
いつも monologue を見にきてくださる皆様、更新が滞りがちで申し訳ありません。
そのまま所得税の確定申告の書類を書く。そうなのだ、今日が申請の締め切り日なのである。
で、ボーッとした頭で、先日車検に出してあった車を整備工場へ受け取りにいき、税務署へ書類を提出。必要経費の計算をじっくりとやらなかったから、ちょっち税金を余計に払っちゃったかも。といっても、去年は収入が少なかったので、金額はわずかなんですけどね。
夜、「オースーパージャンプ」編集部のM沢さんと、電話で今朝送った『HAIKARA事件帖』のシナリオの打ち合わせをする。今回はあまり大幅な直しをしなくて済みそうである。
その合間をぬって「PHPほんとうの時代」のコラム『昭和駄菓子屋おもちゃ館』の原稿を書き、コンビニから宅配便で送る。
18:00、池袋の居酒屋で、ホームページ仲間のmiyabiさん、Szさんのおふたりと1年数ヶ月ぶりに再会。会食をする。 snap photo
さらにテレビの方だが、こちらは画質が以前から視聴しているBSやWOWOWと比較してノイズが目立つ。さらに一部のチャンネルで画面左端に白い線が出るので、こちらもサービスに電話。今日、点検に来てくれることになっていたのだが…いくら待ってもやってこない!! そこで電話をかけたら、「前の仕事が遅れているので、明日なら早く行ける」などと言い出した。うーむ。これで導入のときに続いて当日キャンセルされたのは2度目である。
15:45、書泉ブックマートに予約を入れておいた、限定版の藤子・F・不二雄の限定版複製原画集が届いたというので受け取りにいく。 snap photo
16:00、同じく神保町の新企画社で、編集長の渡辺くん&S木さんと、7月刊行予定の『ドラえもんのほいほいインターネット』第2弾の打ち合わせをする。
因みに、第1弾の『ドラえもんのほいほいインターネット インターネットがばっちりわかる本』は、3月24日発売に決まったそうです。
18:30、某事務所を辞してから、渡辺くんと、高層ビル街のど真ん中にあるロイヤルホストで打ち合わせ。いよいよ2年越し(!)の単行本も先が見えてきた感じだ。けど、まだやるべきことは大量にあるんですよ。秋刊行予定で逆算して入稿スケジュールを割り出す。予想はしていたが、やっぱりキビシーッ!!
19:30、初台まで歩いて、エニックス「少年ガンガン」編集のN川さんとお会いし、オペラシティ裏手のロイヤルホストで打ち合わせ。春より連載開始予定だった『ザ・マジック・マスター(仮題)』であるが、まんが家さんのネーム(コマ割りをした下描き)が上がった段階で、もう少してこ入れをしようということになり、再度シナリオからの見直すことになる。やはり連載第1話というのはいつもかなりのエネルギーと根気がいるのです。こちらも、新企画社の単行本と共に、もう1年半越しの企画となってしまいました。しかし、ぜったい面白いものになるという手ごたえがあるだけに手は抜けないのである。
工事の人が帰ったあと、すぐにケーブルモデムのセットアップを行ない、めでたくインターネットにつながった。 snap photo