これが富士通製のケーブルモデム。回線速度は64Kbpsと、ISDNと同じで、CATVインターネットとしてはもっとも遅いのだ。
 そのくせ、値段だけはいっちょまえに月額5,900円(テレビ放送と合わせて7,700円)もする。128Kbpsにすると、何と月額8,000円(同じく9,800円)なのである。
 因みに、手元の資料によれば、杉並区などをカバーするJ-COMは3メガbpsで、月額6,500円。横浜・川崎などをカバーする東急ケーブルテレビは、な、何と14メガbpsで月額5,200円!! これは、現在、ケーブルモデムの限界値といわれている速度である。
 結局、葛飾ケーブルテレビのインターネットサービスの場合、メリットは24時間の常時接続だけということ。インターネットをガンガンやるなら横浜・川崎に引っ越すしかないね。
 さて、使用感ですが、葛飾ケーブルテレビが推奨するプロクシを通す設定では、プロクシのレスポンスが悪くてサクサク動かない。結局、フリーソフトのプロクシチェンジャーをかませて、重いときにはk-cableのプロクシは使わないように設定した。
 こうするとIPアドレスがモロバレでセキュリティ的にはアレなわけだけど、匿名性を高めたいときには、もともとプロバイダのプロクシなど使わないからこれでOKなのである。


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