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monologue
< または日記 の・ようなもの >
1999.08


99/08/31
 自宅で仕事。

 あー、夏が終わってしまう。考えてみると、「終わる」という言葉がもっとも似合うのは春とか秋とか冬よりも夏だよね。やっぱり、照りつける太陽と共にいくつもの思い出を残して「終わる」季節は夏だけなんだな。ぼくの今年の夏の思い出は…フフフ。

99/08/30
 15:00、新企画社の仕事で使う資料本をいただくため神保町の小学館「ビッグコミック」編集部を訪ねる。

 その途中、柴又駅前で、昨日除幕式がおこなわれたばかりの寅さんの銅像を初めて見た。 snap photo

 15:30、帰りに「小学四年生」編集部に立ち寄り、編集の塚原氏から、ぼくが原作を書いたまんが『ファーブル森の夏』(作画/フジアカまさひと氏)が掲載されている「ピカQクイズコミックランド」1999夏休み号の見本誌をいただく。

 17:00、神保町の新企画社で渡辺編集長と打ち合せ。

99/08/29
 自宅で仕事。

 あー真面目に仕事のことばかり考えてると頭が凝っちゃうよぉ(嘘)。というわけで、本日の柴又名画座は、おバカな60年代テイストのスパイ映画 『オースティン・パワーズ』 を上映。 comment and picture

99/08/28
 新企画社の仕事に戻る。本日は、続きを執筆するためのデータの整理をした。

99/08/27
 ということで『探偵屋の女房』のシナリオは徹夜して早朝に完成。「リイドコミック」編集のW辺氏に原稿をファックスする。

 が、すぐには眠れないので、柴又名画座を開館することにする。本日は夏の終りを惜しみながら、9歳の多感な少年がフランスの田舎町でひと夏の思い出をつくる詩的な映画 『フランスの思い出』 を上映。 comment and picture

99/08/25-26
 新企画社の単行本の原稿を書いていたので、中断していた「リイドコミック」の大島やすいち氏のまんが『探偵屋の女房』の脚本の執筆にとりかかる。このまんがは複数のライターが“シナリオ協力”として参加していて、ぼくも今回初めて参加させていただくことになったのだ。
 大島先生とはここ数年、毎年一緒にスキーに行っているスキー仲間なのだが、一緒に仕事をさせていただくのは初めてである。なんかリキ入ってしまうなぁ。

99/08/24
 15:00、昨日書き上げた単行本の原稿(まだ冒頭だけ)を持って、新企画社編集長の渡辺くんと西新宿の某プロダクションへ行き、打ち合せ。

 17:00、打ち合せ後、西新宿のロイヤルホストで渡辺くんと食事をして別れて、本当は早稲田の現代まんが図書館へ資料本を読みにいくはずだったんだけど、打ち合せの終った時間が遅かったので中止し、神保町の古本屋へ資料本を探しに行く。例によって、求めていた本は見つからなかったが、役に立ちそうな本を数冊勝って帰宅。眠いぞーーーっ。

99/08/23
 自宅で仕事。

 しかし、今やっている単行本の仕事の参考資料という大義名分のもと、本日は柴又名画座を開演だッ! ということで戦前の大爆笑ミュージカルコメディ 『エノケンの孫悟空』 を見て天竺まで旅をしてきましたーっ。comment and picture

 でも、そのおかげで今晩は徹夜だーっ。キビシーッ。

99/08/21-22
 自宅で仕事。火曜日に原稿を見せる予定なのだ。キッツー。

99/08/20
 15:00、高円寺のリイド社で、「リイドコミック」編集のW辺氏と打ち合せ。いきなし締め切り1週間後といわれる。新企画社の原稿も遅れ気味なのに、これはかなりヤバイかも…。

 17:30、中野のまんだらけ他、ブロードウェイ内の書店をまわって資料本探し。あいにく目的の本は見つからなかったが、別の資料が何冊か入手できた。が、かなり予算オーバーしてしまった。ギリギリ電車賃だけ残して帰宅する。夕食はそば屋にも入れず、コンビニでいちばん安いのり弁当380円(税別)を買う(涙)。

99/08/18-19
 自宅で仕事。今日は柴又名画座もナシ。ヒーン(涙)。

99/08/17
 自宅で仕事。

 今日も外出しなかったので映画で1950年代のローマへ旅しよう。本日の柴又名画座は、昨日に続いて WOWOW で放送された元祖怪獣映画特集の2日目 『金星怪獣イーマの襲撃』 を見た。comment and picture

99/08/16
 自宅で仕事。

 日常に埋没していると、ついつい現実から逃避したくなる。ということで本日の柴又名画座は、日常に非日常が割り込むスペクタクル=元祖怪獣SFX映画を集めた WOWOW の特集から、 『原子怪獣現わる』 を上映。comment and picture

99/08/15
 今日はお盆。我が黒沢家では新暦にお盆をやってしまうので、旧盆は関係ないけどね。しかし東京は、みーんな帰省しちゃってひっそりとしているぞ。ということで本日の柴又名画座は、まるで日本人が留守になったような無国籍な歌舞伎町を舞台にした、昨年の話題作 『不夜城』 を上映だっっ!! comment and picture

99/08/14
 自宅で仕事。

99/08/12-13
 新企画社の原稿を、とりあえず進んだところまで、編集長の渡辺くんに e-mail で送り、電話で打ち合せ。渡辺くんから「ここまではなかなかいい感じになってると思う」という感想をいただき、キーを叩く指にも力が入る。

99/08/11
 一昨日からずっと新企画社の原稿を書いているんだけど、書き出しの部分になんともう3日もかかっている。うーん、うーん…苦しいよぉ。ここを乗り切れば楽になると思うんだけどね。というわけで、ここは一番、気分転換に思いっきり笑うことにした。今月初めての柴又名画座は、マルクス兄弟の最高傑作と言われる 『我輩はカモである』 を上映だっっ!! comment and picture

99/08/08
 弟夫婦と弟の息子の悠馬くんが参加予約をしていた町内会のボーリング大会に、弟が仕事で出られなくなったから代わりに出てくれ、と言われてリリーフ参加する。ぼくは人数合わせで弟の奥さんと悠馬くんと一緒に適当に投げてればいいのかと思ったら、家族対抗ではなくて、大人は大人同士で勝負するのだという。しかも参加者は30〜40人とかなりの規模である。ぼくは他の家族のパパたち3人と一緒に1つのレーンで戦うことになった。
 みんな控え目に挨拶をしたけど、内心密かに闘志を燃やしているようである。中でもぼくよりちょっと年上らしきパパは「今日は調子が悪いなー」とか言いつつ、自分の娘に投げ方をコーチしたりして、かなり自信があるようだ。
 そしてゲーム開始。最初は緊張していたためか4人とも同じような成績だったんだけど、ストライクが1本、2本と出はじめたあたりから、ぼくだけ見る見る引き離されてゆき、結果は…2ゲームとも惨敗でありました。ぼくのスコアは…聞かないで!! しかし、弟の名前で参加したから記録には残らないし、ま、いっか(笑)。
 因みに悠馬くんは幼児の部で2位になり、目覚まし時計をゲットしたのでありました。うーむ。

99/08/07
 弟に誘われて、初めて スキードーム SSAWSザウス へ行ってきた。毎日暑くて仕事は遅れ気味だし、この時期に遊びに出るのはけっこう厳しかったんだけど、こういう機会でもないと行かないからなー。
 参加者は、ぼくの弟夫婦とその息子の悠馬くん5歳、弟の友人のY田さん夫妻M崎さん。M崎さんは集英社の少女コミック誌で仕事をされている女性まんが家なんだけど、ぼくの直接の知り合いじゃなくて弟の友人。弟の仕事はまんがとはまったく関係ない業種なのに、世間は狭いもんですね。
 初めて滑ったザウスは、雪質は予想してたよりはるかに軽くて滑りやすかった。でも、微妙に本物のゲレンデとは感触が違う気がするんだよな。どこかバーチャルっぽいというか、エッジで雪を蹴ったときの感触が偽物っぽいというか…。縦に長いコブがいくつもできていたんだけど、そのコブの形状もなんだか嘘っぽいぞ。
 それにしても、この真夏にあれだけの巨大空間をガンガン冷房して雪を積もらせておくなんて何というエネルギーの無駄づかいなんでしょうか。駐車場の満車率はざっと60%程度だったけど、ゲレンデはかなりの混雑で、本来ならあそこにいる人間の発する熱だけでもかなり気温を上げてると思うんだけどな。
 などと環境破壊&資源浪費を気にしつつも真夏にスキーってのは楽しいね。一歩ドームの中へ入って真冬の気温に触れたときの、まさに異空間に飛び込むトリップ感覚は何ともぜいたくである。ドラえもんのどこでもドアをくぐったらこんな感じなのかも。今度は真冬にワイルドブルーヨコハマで泳ぐことにしよう(笑)。

99/08/06
 15:00、神楽坂の日本出版社でデスクワーク。

 16:30、早稲田のスタジオハードで、「コンバットコミック」編集長松田氏と打ち合せ。久々に電車に乗った(笑)。

99/08/01-05
 自宅で仕事。


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