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monologue
< または日記 の・ようなもの >
1999.11


99/11/30
 15:00、神保町の集英社で、「オースーパージャンプ」編集のM沢さんと『HAIKARA事件帖』の原作打ち合わせ。

 その後、ひさびさに神保町を歩いたら、読みたい新刊がかなり発売されていた。けど今はあまり予算がないので、差し当たって必要な本だけをチョボチョボと買って帰る。

 夜、『PHPほんとうの時代』のコラムを書いて、編集部へファックスで送る。

99/11/29
 早朝、仕上がったプロットをエニックスへファックスで送る。

 夜、エニックス編集のN川さんから電話があって、プロットの矛盾点をいくつか指摘される。どれもごもっともな指摘ばかりである。うーむ、原稿を書くときにいささか集中力に欠けていたようだ。もっと気を引きしめて書かなくちゃ。

99/11/27-28
 エニックスのプロットを書く。

99/11/26
 昨日の夜はもともと仕事を休むつもりでいたんだけど、その分、今日はバッチリ仕事を進める予定…だったのに、どうしても疲れが抜けず、あまりはかどらなかった。
 ということで、柴又名画座に逃避する。本日は WOWOW で放映された、ジョン・トラヴォルタとニコラス・ケイジ主演のアクション映画 『フェイス/オフ』 を上映。明日から仕事がんばらなくちゃ。 comment and picture

99/11/25
 15:00、早稲田の喫茶店Aで、ワセダミステリクラブ後輩で早大現役4年のI藤さんと待ち合わせ。また、アルバイトで国会図書館へ資料コピーに行ってもらったので、それを受け取るためである。

 ところで、ぼくらが早稲田祭の話をしていたら、店のマスターがいきなり会話に割り込んできた。
 早稲田祭は、2年前から中止になっているのだが、それに対してマスターは、
「今の学生はやる気がないから、これじゃ早稲田祭なんていつまでたったってやれないよ!」と、いきなり熱っぽく語り出した。
「もし本当にやる気があるなら、理工祭に参加したっていいんだし、自分たちで学部祭立ち上げたっていいじゃない。そういうことやらないで何も言う権利なんてないわけよ! そう思うでしょ!?」
 そう思うでしょと言われても…(笑)。
「ぼくらは、そういう話をしてたわけじゃなかったんだけどな〜」
 とか思いつつ曖昧にうなづいていたのだが、マスターは、尚も『ワセダ・オープン・キャンパス』というイベントの写真の束を、
「よかったら見てよ」
 と言ってドサッとテーブルの上に山積みにする。
 このマスターというのは10月22日の項にも登場したあのマスターである。悪い人じゃないんだけどね〜〜〜。マスター、全共闘世代だったんですね。

 16:00、神保町へ移動し、新企画社で編集長の渡辺くんから仕事の資料に使うビデオをお借りする。送った原稿はまだ読んでないとのことなので、結果は連絡待ち。どうせぼくの方は原稿の先を書かなければならないのだ。

 帰宅後、柴又名画座を開館。本日はダニー・ケイ主演のロマンチックなサスペンス・コメディ 『虹を掴む男』 を上映。 comment and picture

99/11/24
 11:00、2日間徹夜して、ようやく新企画社の単行本の原稿が、途中の区切り部分まで仕上がったので、編集長の渡辺くんあてに e-mail で送る。

 1日爆睡。電話が鳴っても起きなかった。

99/11/18-21
 新企画社の単行本の原稿を書く。

99/11/17
 新企画社の単行本の原稿を書く。

 今日は二の酉であった。ということで、夜、近所に住む友人に、浅草の鷲神社おおとりじんじゃで開かれている酉の市に誘われた。仕事的にはかなり遅れていてそれどころじゃないんだけど、鷲神社は武運長久の神であり、商売繁盛・開運の神でもある。ここはいっちょ馬力をつけるために願掛けに行ってくるか、ということで、2時間ほど抜けだしてお参りに行ってきた。場所は浅草寺の北の千束。つまり旧吉原のド真ん中である。
 新宿の花園神社のお酉さまには何度か行ったことがあるんだけれど、鷲神社のお酉さまは初めてだった。鷲神社を中心として3方に伸びる道をすべて車両通行止めにして、ズラーーッとおよそ100件以上の露店が並んでいる。
 花園神社の人の多さもすごいが、こちらは露店の広がっているエリア全体の広さと、その店舗数で新宿を圧倒している。それで最初は感動したのだが、少し歩くとどれも似たりよったりの店ばかりで、おまけに食べ物屋ばかりがやたら多いことが分かった。
 それで、スモモの水飴(200円)を買い、鮎の塩焼き(500円)を食べ、タコヤキ(ホタテ入り 500円)を食べ、フライドチキン(300円)を食べてお腹がふくれたら、あとはもうほとんど見るものナシ。夜店ファンとしては、ちょっぴりガッカリしちゃいました。味はどれも新鮮でおいしかったけどね。
 この点は、見せ物小屋があったり、遊び系の店も多く出店している花園神社に軍配が上がります(もっとも、今年は行ってないので事情が変わってるかもしれないケド)。
 そして肝心のお参りであるが、ぼくの入れたお賽銭は50円。わざわざ仕事を抜けだして行ったんだから、もう少し奮発すればよかったかしらん。
 因みに今年の三の酉は11月29日の月曜日だそうである。願掛けの目的のある方は行ってみたらどうですか?

99/11/16
 新企画社の次回企画の絵コンテを書いてファックスで送る。コミックの企画でコンテを描くのは、ずーーっと昔、「別冊少女コミック」に、1ページもののまんが入門コミックの原作を書いた時以来のことだ。なんか楽しいぞ。やっぱまんが家になればよかったかしらん…とか(笑)。

 本日の柴又名画座は、WOWOW で放映されたジャック・ニコルソン特集の1本、太平洋戦争中のフィリピンに米軍の情報部員が潜入するという1964年の劇場未公開作品 『バック・ドア・トゥ・ヘル 情報攻防戦』 を上映。 comment and picture

99/11/15
 BS2で放送中の“日本映画100年100本”という特集は、作品セレクトがぼく好みで半分以上録画してるんだけど、今日もそんな1本が放映された。ということで本日の柴又名画座は、吉永小百合主演の日活青春映画 『いつでも夢を』 を上映。 comment and picture

99/11/14
 PHP研究所「ほんとうの時代」のコラム原稿を書いて、深夜、ファックスで送る。

99/11/10-12
 新企画社の単行本用の資料テープを聞いて、内容をまとめる。

99/11/09
 早朝、新企画社に構成案を e-mail とファックスの両方で送り、10:00に睡眠。11:00に起床(ヒ〜)。

 13:00、PHP研究所「ほんとうの時代」編集部のT塚氏が京都から出張で上京してくるついでに、柴又までおいでくださるというので、ジョナサンでお会いして打ち合わせ。
 T塚さんからは先日、電話で仕事依頼をいただいていたのだが、今日が初対面。PHP研究所は、以前は半蔵門にあったのだが、つい最近、本社である松下電器のお膝元に近い京都に移転したのだそうだ。
 しかし京都では資料探しもままならず、打ち合わせ相手も東京の人が多いので、東京出張は月に2〜3回にもなるという。やっぱ出版社は東京にあった方が便利だよね。

 夜、エニックスのN川さんと電話でプロットの打ち合わせ。もう少し考証をかためて、今月中には決定稿を出したいということで話がまとまる。

 それにしても、このところ締め切りに追われてばかりの綱渡り人生…まったくギャンブルだぜ。というわけで、本日の柴又名画座は、ジェームズ・カーン主演の大学教授がギャンブル地獄にハマってしまうという 『熱い賭け ザ・ギャンブラー』 を上映。この映画が、柴又名画座開館100本目の記念すべき作品となった。 comment and picture

 柴又名画座の終映後、『HAIKARA事件帖』のエンディング部分を書き直す。

 新企画社の単行本の仕事が、また遅れぎみだ。結局、ココにしわ寄せがきちゃうんだよな〜。明日から巻きを入れないと。

99/11/08
 スーパージャンプ編集部のM沢さんから電話があり『HAIKARA事件帖』の原作は、エンディングの一部修正だけで基本的に OK が出た。

 夜から新企画社の次の企画の構成案を書きはじめて、結局、徹夜になってしまった。

99/11/05
 早朝、『HAIKARA事件帖』の原作がUPしたので、編集部と里見桂さんにファックスで送る。

 夜は柴又名画座を開館。今夜は陽の当たらない名画特集〜!! ということで、BS2 で放送された、フィリップ・ド・ブロカ監督の 『まぼろしの市街戦』 を上映。 comment and picture

99/11/03-4
『HAIKARA事件帖』の原作を書く。

 このところあまり外出しないから食事の量が減り、体重が5Kgも減ってしまった。こりゃあもっと食べなくちゃと思い、食べる量を増やしたら、今度はお腹だけ出てしまった。しかも体脂肪率は15から13へと減少している。うーむ、やはり食事と運動は両方バランスよくやらなくてはだめですね。…といっても、運動してる時間はナイんですけどねーっ。

99/11/02
 午後から仕事を再開。まず、昨夜のエニックスのN川さんとの電話の打ち合わせで、先日うちの近所の古本屋で見かけた本が、そのときは買わなかったけど、やっぱり必要ということになり、車ですぐに買いにいく。棚の上の方にホコリをかぶって置かれていたので、まず売れていないと踏んでいたが、案の定、まだあった。3千円で無事ゲッチュー。

 帰宅してすぐに『HAIKARA事件帖』の原稿に取りかからなければならなかったのだが、どうしても集中できず、柴又名画座に逃避する。本日は、藤子・F・不二雄原作、森田芳光監督のSFラブストーリー 『未来の想い出』 を上映。 comment and picture

99/11/01
 朝11時ごろ、新企画社の原稿が予定部分まで書き上がったので、編集長の渡辺くんに e-mail して仮眠する。

 午後、這うように起き出して神保町へ。新企画社の別の仕事で、A木氏、K原氏と打ち合わせをする。

 帰宅後、すぐに仕事を続ける予定が、やっぱり爆睡

 深夜、エニックスのN川さんからの電話で起こされる。半分眠った状態で、電話で打ち合わせ。全部覚えているかどうか心配だなぁ。

 打ち合わせ後、すぐに眠ろうとしたのだが、眠れなくなってしまい、録画しておいたF1日本GPを見る。チャンピオン決定戦としての状況は面白かったのだが、レース展開自体は終始ハッキネンの独走で、ワリと平板なものだった。それに今はかつてのように応援している選手がいないから、その点でもいまいち盛り上がらないですね。来年のホンダ復帰が、果たしてF1界に再び嵐を呼ぶか?


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