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< または日記 の・ようなもの >
2001.08


01/08/31
 13:00、神保町交差点で「少年ガンガン」編集のN川さんと待ち合わせ。三省堂書店2階のパスタ店で、次回『マジック・マスター』次回シナリオの打ち合わせ。次回から新展開が始まるのだが、打ち合わせを重ねるたびに、そのお話の内容が固まって行くのは楽しい。

 15:00、N川さんと別れて、同じ神保町にある某Webデザイン事務所へ向かう。そこで新企画社編集長の渡辺くん、A木さんらと打ち合わせ。
 実は、2年前から新企画社で出す予定で執筆を続けていた書き下ろし単行本の企画があるのだが、それがもう半年以上、忙しさにかまけて執筆が中断しているのだ。A木さんから、それを某ホームページで連載という形で再スタートさせないかという提案をいただき、本日はその打ち合わせだったのである。
 ぼくとしても、締め切りがあれば書きやすいし、願ったりの企画なので、ぜひお願いしたいということで、2ヵ月ほど前から新たなWeb用構成案を考えていたのである。
 まだ内容的に詰めなければならない部分や、その他にもクリアしなければならない問題もあるのだが、とりあえずはWeb連載に向けて前向きに検討をしようということで話がまとまった。

 深夜、柴又名画座を開館。本日のプログラムは、前々から見たいと思っていて、今日、ついに神保町の中古ビデオ店で入手した、千葉真一と真田広之の主演する冒険アクション『冒険者カミカゼ』を上映だっ!! comment and picture

01/08/30
 18:45、渋谷のハチ公前で「少年ガンガン」編集のN川さんと待ち合わせ。公園通り沿いのステーキハウス・フォルクスで『マジック・マスター』次回シナリオの打ち合わせ。

 20:00、ウイザードインへ移動し、監修の柳田昌宏さん、秋元正さんらを交えて打ち合わせの続き。そこで次回からの『マジック・マスター』新展開のネタの参考にするために、驚きの超能力マジックを見せていただいた!! snap photo

01/08/29
 友人が柴又へ遊びに来たので「葛飾柴又寅さん記念館」へ連れていってあげた。実はぼくも中へ入るのは初めてなのだ。テレビの紹介などでだいたいの展示内容は知っていたが、実際に入ってみると、館内は予想以上に狭く、あっけなく見終わってしまったのが残念だった。
 最も期待していた昭和30年代の風景をイメージしたという帝釈天参道のミニチュアも、建物が数軒しかなく、さらに参道だというのにミニチュアは片側だけ、しかも実際の帝釈天参道はまっすぐ一直線なのに、ゆるくカーブしているのが意味不明。さらにどこだかわからない神社の縁日風なミニチュアも一緒に展示されているあたり、単なるレトロな風景のミニチュアであって「これって帝釈天参道じゃないじゃん!」という感じでかなり残念なのだった。
 それから実際の撮影に使用したくるま菓子舗のセットがそのまま置かれ、中を自由に見られるのも、それはそれで面白いんだけど、例えばさらに、映画と同じアングルにカメラを固定しておいて、そこからの視点でのぞけるとか、もっと展示を面白く演出できると思うんですけどねー。
 しかし、マルチビジョンで上映していた映像ソースは賠償千恵子さんらへのオリジナルのインタビューなども収録されていて編集も凝っていて面白そうだった。友人と一緒だったためそれらはゆっくり見られなかったので、これはまた機会をあらためて見に行くつもりです。
「寅さん記念館」は、葛飾区観光文化センターの付属施設という位置づけだが、同じ公立の施設としては兵庫県宝塚市立「手塚治虫記念館」という素晴らしい先例があるだけに、できればあれくらいの思い入れを込めて作って欲しかったなぁ。実際には予算とかいろいろな制約があるんだろうけどね。因みにぼくが1994年10月に取材した「手塚治虫記念館」の見学レポートはこちら※要フレーム対応ブラウザ

 夜、マンガ家の里見桂さんから電話がある。先日お渡しした『HAIKARA事件帖』の原作を作画するにあたって、トリックの簡単な図解を描いて欲しいとのことだ。そしてその件について話しているうちに、ある部分にちょっとした矛盾があることが判明した。それで「う〜ん、どうしましょうかねぇ〜」などと言っているうちに、ひょんなことから、その矛盾を解決するだけでなく話をさらに面白くするアイデアを思いついてしまった。そこで急きょ、原作の一部を書き直すことに決定。
 電話を切ってすぐさまシナリオに手直しを加え、修正部分をファックスで里見さんの仕事場へ送る。折り返し里見さんから電話があり、これで行こうということになった。こういうフットワークの良さは里見さんとのコンビならではのことである。

01/08/28
 今日も柴又名画座を開館。今村昌平監督が原爆の恐怖をモノクロ映像で描いた『黒い雨』を上映。comment and picture

01/08/27
 18:00、三菱自動車のディーラーから電話があり、愛車パジェロの塗装が完了したとのこと。さっそく受け取りに向かった。
 価格はボンネットと左右フロントフェンダーの塗装+ストライプテープ代金で、119,910円(税込み)。
 ディーラー純正色だからもちろん色には文句なし。塗装の終わったパジェロはなかなか端正になった印象だ。しかし予算をケチってボディの前の部分しか塗装しなかったから、全体がきれいになったというよりは、むしろ塗装しなかった後半部分の色褪せが目立ってしまったとも言える(苦笑)。このあと塗装が完全に固まった来月中旬にボディコーティングをしてもらう予定なので、総合的な判断はその仕上り結果を見てからですね。

 夜は柴又名画座を開館。今夜は、仲代達矢が初代伊達邦彦を演じた、大藪春彦原作のハードボイルドアクション『野獣死すべし』を上映だ。comment and picture

01/08/26
 渋谷のライブハウス・シアターDで、ウイザードイン主催のマジックライブ「WIZZARD'S NIGHT」を観覧する。今回は「竹取物語」をネタにしたストーリー物のマジックがメインの演目となっており、ひじょうにダイナミックなステージが展開していた。
 今回は、友人の女性マンガ家かわちゆかりさんと妹さんも誘ってたんだけど、ふたりともかなり楽しんでくれたので誘ったぼくも鼻高々であった。因みにかわちさんは、出演者の中でも特にコメディタッチで軽快なマジックを演じたスターたなかさんに魅了されたようでした。

 帰宅後、ずっと作業の止まっていた、新企画社の単行本企画の書き直し原稿を数ページ分仕上げ、e-mailで、新企画社編集長渡辺くん宛てに送る。

01/08/24
『マジック・マスター』の次回シナリオ第2稿を執筆。深夜、ファックスで中川さん宅に送る。

01/08/23
 朝起きたら、寒気やだるさは若干なくなっていた。どうやら風邪のこれ以上の悪化は抑えられた様子だけど、大事を取って(笑)今日も柴又名画座を開館。黒澤明の『七人の侍』を上映だ。comment and picture

01/08/22
 起きたらノドが痛い。うーむ、このところ、取材や愛車の塗装の件で早起きが続いたせいで風邪をひいてしまったようだ。夏風邪はこじらせると治りにくい。台風がまもなく関東地方に接近というニュースを見ながら、薬局へ行き、風邪薬とうがい薬と栄養ドリンクを買ってくる。

 午後から『マジック・マスター』次回シナリオの第1稿を執筆。

 夕方、完成した原稿をファックスで編集部へ送る。

 21:00、蔵前のデニーズで「少年ガンガン」編集のN川さんと、先ほど送っておいた『マジック・マスター』シナリオについて打ち合わせ。
 心配した台風の方は、どうやら勢力を弱めたらしく、我が家の近くはほとんど荒れずに済み、夜には雨も風もほとんどやんだ。

 帰宅後、熱っぽくなってきたので仕事は中止して柴又名画座を開館することにした。上映プログラムは昨年の話題作だった潜水艦映画『U-571』である。comment and picture

01/08/21
 15:00、大泉学園在住のマンガ家里見桂さん宅で、里見さん&担当編集W邊さんと、次回『HAIKARA事件帖』のプロット打ち合わせ。今回は比較的すんなりと話がまとまった。里見さんは今日から夏休みで、両親を旅行に連れて行ってあげる予定なのだとか。しかしあいにく台風が接近中。いつも忙しくしている里見さんの親孝行のためにも、天候が好転してくれるといいんですけどねー。

01/08/20
 9:00、いつになく早起きして、愛車1987年型パジェロをディーラーへ持ち込む。実はボンネットの塗装が酸性雨のせいか醜く剥げてしまい、あまりにもみすぼらしいので、塗装してもらうことにしたのだ。しかし塗装するのはボンネットと左右フロントフェンダーのみ。本当は全塗装してもらいたかったんだけど、そうすると30万円はかかってしまうというのであきらめたのだ。完成は今週末の予定。さてどうなっているか楽しみです。

 午後は自宅で仕事。

 19:30、京橋の主婦と生活社へ出向き、女性誌の「女性のためのホームページ作成」記事のお手伝いをする。実は知り合いの女性編集者Sさんから、数日前にメールでこの記事の監修をして欲しいと頼まれていたのだ。
 Sさんの希望としては、最初はすべてをフリーソフトを使ってできればありがたいということだったんだけど、いろいろと探してみてもフリーソフトで初心者にも勧められるホームページ作成ソフトというのは見当たらず、結局、日本IBMのホームページビルダーVer.6を使って記事を構成することになった。
 メーカーの広報から送られてきたソフトをインストールして使ってみたが、実際、これはなかなかのスグレモノであった。特にgif画像によるロゴ作成や、jpg画像の加工、そしてhtml作りからアップロードまで、一連の作業がすべてひとつのソフトでできてしまうというのは、初期のころのシンプルなホームページ作成ソフトしか触ったことがなかったぼくにとっては、かなりの驚きだった。
 そして実際にその場で、女性イラストレーターの方に説明をしながら、トップページ、プロフィール、日記、アルバムの4つのページを作成し、ジオシティーズにレンタルホームページのアカウントを取得、teacupでフリーのレンタル掲示板を借り、わずか3時間でひととおりのページ作成をこなしてしまったのだ。
 現在、ホームページ作成ソフトでは、ホームページビルダーがダントツの人気らしいけど、確かにこれは使いやすくて、初心者(ひととおりのパソコン操作ができることが前提)から中級者までお勧めできるソフトだと思う。ちょっと動きは重いけどね。

01/08/17-18
 渋谷で開催された、プロ&アマチュアマジシャンが一同に会するマジックの祭典JapanGrandPrix2001を取材した。 snap photo

01/08/15-16
 某大手出版社系のウェブデザイン事務所からの依頼で、某コミックに関するFAQを執筆。フリーランスの仕事っていうのは水物なので、いざというときのために間口はなるべく広くしておかないとね。

01/08/14
 14:00、初台のロイヤルホストで「少年ガンガン」編集のN川さんと、『マジック・マスター』次回プロットの打ち合わせ。

 18:00、N川さんと別れ、新宿南口のタカシマヤタイムズスクェア内にある東急ハンズで、粘着式のネズミ捕り器を購入した。 snap photo

01/08/13
『HAIKARA事件帖』次回原作の第4稿を執筆。

01/08/12
 今日は晴れ。だけど風が強くて洗濯を干したら……snap photo

「少年ガンガン」増刊号用の『マジック・マスター』番外編クイズコミックのシナリオ第1稿を執筆。

01/08/11
 およそ1ヵ月以上ブランクが開いてしまったが、今回の柴又名画座も、映画館からお届けだ。千葉県・市川妙典サティ内のワーナーマイカルシネマで『千と千尋の神隠し』を見た。comment and picture

01/08/10
 14:30、渋谷ハチ公前で、「少年ガンガン」編集のN川さんと待ち合わせ。公園通り沿いのステーキレストラン・フォルクスで、次回『マジック・マスター』と、増刊号用『マジック・マスター』番外編について打ち合わせ。

 18:00、ウイザードイン事務所へ移動し、監修者の柳田昌宏さん、秋元正さんらも加わり、『マジック・マスター』の打ち合わせの続き。

01/08/09
 14:00、久々に神保町の書店を回り、資料本や写真集やコミックなどを買う。

 16:00、集英社1Fロビーで「オースーパージャンプ」編集のW邊さんと、今回のシナリオの若干の修正についてと、次回『HAIKARA事件帖』のネタ打ち合わせを行なう。今回は比較的すんなりと基本ネタが決まった。しかし油断は禁物。さらにそのネタを持ち帰り、内容を煮詰めて、今月中旬以降に詳しいプロットの打ち合わせを行なうことになった。

 18:00、秋葉原へ行き、閉店間際の電気店をあたふたと見てまわる。今日の目的は車載用のVHSビデオデッキである。しかし時代は今やDVDなのか、昔は1万円前後でどこにでもゴロゴロしていた小型の再生専用VTRデッキはどこにも置いてない。その代わり数店の電気店にアウトレット品として置かれていたのが、カシオの液晶テレビ内蔵ポータブルVHSビデオデッキ VF-5である。定価は当初45,000円くらいしたらしいが、だいたいどこの店でも税別で32,500円程度で売られている。AC/DC両対応で12V車用のシガーライターソケットコードも付属している。予算的には若干オーバーしてしまうのと、車内に固定してカーナビにつなげようと思っていた当初の用途にはあまり向かないのがイマイチだが、デッキだけのタイプが売ってないんじゃ仕方がないのでこれを買うことに決定。価格交渉に応じてくれたラジオ会館内の某店で、税別でジャスト30,000円で購入した。
 し……しかし昼間神保町で買った本とテレビデオを合わせると、ものすごい体積と重さである。この日はよりによって重い写真集を2冊も買ってるし……買い物はもっと計画的にやらないといかんです。

01/08/07-08
 締め切りに追われるあたふたした日々が続く中、相模湾に面したプール&リゾート大磯ロングビーチへ、友人ふたりと一緒に1泊旅行の夏休みに行く。忙中閑あり……でもなくて、仕事関係者の皆さんに無理を言ってスケジュールを割いていただいての旅行である。
 しかーーーし、数日前までは体が溶けるような暑さだったのに、ここへきて急に涼しくなってしまい、この日も天候は曇り。気温はわずか23度(!)。だけどせっかく来たんだから気合いで泳ぐぜ! と張り切ってみたものの、わずか2時間で全員唇が紫色になってあえなくギブアップとなってしまった!
 そして翌日も、薄日は射してきたものの気温はあまり上がらず、やはりプールは2時間で退散。誰も彼もが暖を求めて温水のジャグジーに群がり、そこだけが文字どおり芋洗い場のような混雑になっていた。やっぱ仕事しろってこと?

01/08/06
 午後「少年ガンガン」編集のN川さんと、今朝送っておいた『マジック・マスター』第5稿について電話で打ち合わせ。その内容に従って若干の修正をほどこした第5稿bをファックスで編集部へ送る。

 その後、すぐに『HAIKARA事件帖』次回原作の改訂に取りかかり、22:00、完成した第3稿を担当編集W邊さん宛てにe-mailで送る。

01/08/05
『マジック・マスター』の次回シナリオの改訂を行なう。翌早朝3:00、完成したシナリオをN川さん宅へファックスで送る。あれ? 約束より24時間ほど遅れているぞ……。

01/08/03
 15:00、初台のファミリーレストラン・ロイヤルホストで「少年ガンガン」編集のN川さんと、昨日送っておいた『マジック・マスター』次回シナリオについて打ち合わせ。日曜朝までに修正第5稿を送る約束をする。

 帰宅後、電話で「オースーパージャンプ」編集のW邊さんと、昨日送っておいた『HAIKARA事件帖』次回原作第2稿について電話で打ち合わせ。週明けまでに若干の修正をほどこす約束をする。

01/08/02
 午後、『HAIKARA事件帖』の次回原作第2稿がようやく完成し、e-mailで担当編集W邊さん宛てに送る。

 その後、続けて『マジック・マスター』次回シナリオを執筆。翌早朝5:00、完成したシナリオ第4稿をファックスとe-mailで、担当編集N川さんの自宅へ送る。

01/08/01
『HAIKARA事件帖』の次回原作を執筆。


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