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monologue
< または日記 の・ようなもの >
97/07


97/07/29
 新宿で、作家の秋月達郎氏とまんが家のもりやてつみ氏をお呼びして会食をする。今年5月に刊行されたコミック版『帝国の決断』のお疲れ会である。 snap photo

 その帰り、都営新宿駅へ向かう途中の新宿西口地下通路で、何だかポップな段ボールハウスを見つけた。 snap photo

97/07/28
 朝から日本出版社の社内会議。いずこも同じで会議は退屈なものだけど、営業の人が報告してくれる書店の人の意見などは、時に興味深いことも(たまには)ある。編集をやっていても、そういう意見っていうのは意外と聞けないものなんだよね。

 土曜日に新生「コンバットコミック」第1号が完成し、印刷所から見本誌が届いていた。明日火曜日には書店に並ぶ予定。 magazine introduction

97/07/26
 まんが家の松田道諭樹くんと、その友人のくん&ウルフ杉山くん、そしてぼくの合計4人で、東京下町おもちゃ屋めぐりをする。 snap photo

97/07/25
 日本出版社の社長と、ぼくの今後の「コンバットコミック」との関わり方について話し合いをする。「コンバットコミック」が月刊誌の形では今年の6月号で休刊となり、その時点でぼくは編集長を降りたわけだが、とりあえず新装刊(季刊化)第1号の編集が終わるまでは協力し、その後についてはまた改めて相談しようということになっていたのだ。
 そして話し合いの結果、同誌が軌道にのるまで、もうしばらくはアドバイザーとして関わることになった。
 ところで社長はこのとき、“アドバイザー”ではなく“フィクサー”という言葉を使われたが、ここはやはりアドバイザーだろう。もし本当にフィクサーなら、こんなところに、私はコンバットコミックのフィクサーである、などと書いたらまずいよねー(笑)。
 光の辞典 Ver.3で引くと、[ fixer〈話〉(事件の)違法もみ消し人,仲介人;〈俗〉麻薬密売人. ]とか出てくるし(笑)。

 そのあと、少年サンデーのさんだぁ杉氏に資料を渡すために小学館へ行く。そこで久々にフリーライターの薄谷正和くんに会った。 snap photo

97/07/24
 単行本『コミック版 サバゲー入門』がやっと完成したので、メーカーからお借りした資料類を返却するため、銀座の並木書房へ行く。封筒に宛名を書いて、資料と贈呈本を入れて、編集部を出てから気づいた。「しまった、デジカメ写真撮るの忘れた!」しかし同じ人が2度以上出て来るときは、何か工夫をしないとつまらないよねェ。それをどうするか、今後の課題だ。 book introduction

 ところで、この monologue の6月11日に紹介した「e-jan(イイジャン)」という雑誌があったのだが、これが7月7日発売のはずだった8月号は出ずに休刊になってしまった(わざわざ出版社に電話して確かめた)。女子高生のポケベルや PHS の番号がそのまま山ほど載っていて楽しい雑誌だったのに。「egg(エッグ)」を始め、似たような雑誌はたくさんあるけど、ポケベルや PHS の番号が載ってるのは「e-jan」だけだったんだよぉ!! 実際に電話をかけるわけじゃないけどね(ホントだってば)。 cover photo

97/07/22
 高田馬場の喫茶トモンで野村宏平くんと待ち合わせ。宝島社の仕事の第2回目の打ち合わせをする。 snap photo

 そのあと神保町へ資料の買い出しに。少年サンデーのさんだぁ杉氏がいたらついでに打ち合わせもしてしまおうと思ったのだが、あいにく不在。そこで例によって不要不急の本をあれこれと衝動買いしてしまう。 snap photo

97/07/18
 神楽坂の「コンバットコミック」編集部で最終校了。やっとこちらも手が離れて、あとは発行を待つのみとなった。

 そして今日の夕食は、最近気に入っているラーメン屋伊太八へ。カウンターのみでわずか10席ほどしかない店で、薄味ながらコクのあるスープが美味。ぼくが食べたのは醤油ラーメン550円。これに醤油で煮た"煮たまご"100円を入れるのがポイント。看板の伊太八ラーメンは味噌ベースのスープに豆板醤入りのピリ辛ラーメンで、もちろんこちらもオススメ。場所は早稲田通りと大久保通りの交差点から、大久保通りを飯田橋方面へ10メートルほど行った左側。ラーメン通にはもう知られた店なのかな?

97/07/17
 7月8日にウオッチした「手相の勉強を…」という集団について、WMC後輩のNくんから、あれは「占い学校の生徒だという話」を聞いたというメールをいただいた。けど、やっぱりどう考えても変だよね。あんなに効率が悪くては手相の勉強以前の問題だし、学校名を名乗らないことや、教師が近くで指導していたりしないのも変。引き続き情報求む。ただしヤバ系の場合は、当方、いつでもあやまる用意がある(笑)。

97/07/16
 初台のエニックスで、編集の北村氏と「少年ガンガン」次回作品の打ち合わせをする。 snap photo

97/07/13
 まんが家のかわちゆかりちゃんとそのボーイフレンドの加藤くんが、我が家へ遊びに来た。 snap photo

97/07/11
 朝。銀座の並木書房で『コミック版サバゲー入門』の青焼きの最終チェックを終える。さーこれであとは発行を待つばかり。7/28店頭発売予定。皆さん Guestbookに「書店で見たよー」とか書いてね。

 そして午後。新生「コンバットコミック」の入稿作業も大詰めとなった。といってもぼくが担当した作家の原稿はすでに届いているので、ぼくは見てるだけモード。しかし社員編集者の治田くんと丸岡くんは地獄の完徹(=完全徹夜)である。 snap photo

 そして深夜。まだ原稿のあがらない小林源文氏のところへ車で陣中見舞いに行く。氏がペン入れをしている横で3時間ほど雑談をして4時半ごろ帰宅。

97/07/09
 本郷三丁目で、編集者の吉丸氏と久々に会う。吉丸氏は元徳間オリオンの編集で、ぼくの初めての単行本『タイムアンドアゲイン』を編集してくださった方。最近、『わかさ』という健康雑誌を出している出版社に転職されたのでひさびさのごあいさつである。 snap photo

97/07/08
 小学館恒例、編集者の初夏の大異動があり、お世話になっている編集さんにもいろいろと動きがあった。「週刊少年サンデー」塚原氏も別の編集部へ異動することになり、小学館地下の喫茶店で、新担当編集さんだぁ杉氏への引き継ぎと紹介をしていただく。 snap photo

 そのあと銀座へ。しかし次の待ち合わせの6時半までまだ2時間ほど時間がある。「喫茶店で本でも読むか」などと思いつつマリオン前まで来ると、ネクタイをした貧相な若者に、「手相の勉強をしてるんですが…」と声をかけられた。もちろん「けっこうです」と断ったのだが、どうせ時間も中途半端なので、彼に手相を見させる人が果たしているのか、ウオッチすることにした。 snap photo

 ちょうど時間もつぶせて6時半。予定通り小学館の小野ちゃんと合流。実はガスホールで行われる『学校の怪談3』の試写会に誘われていたのだ。映画を見たあと、インド料理をごちそうになり、家路についた。 snap photo

97/07/03深夜
「コンバットコミック」に掲載する原稿を受け取りに、夜、車でまんが家の小林源文氏宅へ行く。首都高→東名高速と乗り継いで新百合ケ丘まで約1.5時間のドライブだ。
 しかし源文氏、なかなか仕事がはかどっていない様子で、やっと上がったのが2ページ。もう締め切りのデッドエンド目前なのに。 snap photo

97/07/03
 実は昨日、「資料本を読む」と書いたが、この資料本とは"まんが"である。英文の科学論文などをイメージしてた人、ぼくがそんなの読むわけないでしょ。

 ところで、昨日ショックだったこと2題。

その1:ヨーカ堂で"98円"と値札が付いていたカップ焼きビーフンが、"148円"で会計されていたこと。
「何だ、こまかいことでケチくさい」と言うなかれ。実はこうした間違いはかなり頻繁に起こっているのだ。というのもぼくは、去年の暮れからシェアウェアの家計簿ソフト『ひかる』で家計簿をつけ始め、それ以来レシートをまめにチェックするようになったんだけど、それ以後、スーパーでそうした会計の間違いを発見した数は実に6件8商品にも及ぶ。しかも同一店ではなく複数店においてである。
 これが多いか少ないかはわからないが、少なくとも一人暮らしのぼくがスーパーで買い物をするわずかな数の中にこれだけの計算ミスがあったということなのだ。それも必ず消費者が損をする方に間違えている。
 なぜ間違えたかというと、2つのケースがある。まず、"特価"と書かれているにもかかわらず、POSレジの価格データが修正されていない場合。目玉の広告セール商品にはこうした間違いはないが、ほとんどいつも値引きされて売られているワゴンセール商品ではこれが2度もあった。次に、閉店前などで値引きシールが貼ってあるにもかかわらず、それを見落としてレジを打たれてしまった場合。これは店員が「○円引きでーす」などと言いながらレジを打つ店もあるが、それでもこちらがぼんやりしていると見落とされてしまったことが何度かあった。昨日のケースは前者である。
 いくらぼくでも後日その商品とレシートを持って文句を言いにいくほどの気力はない。これによってスーパーが得る利益はかなり大きいとみた。許さーん!!

その2:アンダーグラウンドなホームページ(掲示板)が何ヶ所も閉鎖されていたこと。
 例の神戸の容疑者の写真や本名がインターネットの掲示板に流れたという騒ぎによって、アンダーグラウンドな情報をやりとりしていた複数の掲示板がいきなり閉鎖してしまったのだ。
 あわてて"ソレ系"の掲示板を巡回してみると、実に10箇所以上が閉鎖していた。自主規制したのかプロバイダによって削除されたのかはいろいろだろう。別にぼくは神戸の少年の写真も名前もどうでもいいのだが、削除された掲示板からリンクしていた怪しいホームページは多数あり、もうそこへは2度と行けないと思うと残念でしかたがない。

97/07/02
 家でずっと資料本を読む日々が続いている。ひたすらメモを取り、付箋を付けながら本を読む…読む…。疲れたのでちょっと気分転換にパソコンをいじる。ふと時計を見ると夕方なので買い物に出る。しかし何度も買い物に出るのは時間の無駄だからまとめ買いをしようとついついスーパーに長居する。本屋へ寄って新刊を物色する。はっと気づくと7時を回ってしまったので急いで帰宅する。しかし気分転換も必要だから食事をしながら30分ほどテレビを見る。…つもりが3時間ほど見る。夜になったのでちょっとメールをチェックしようとパソコンを立ち上げる。monologue を書いてアップロードするだけのつもりがネットサーフィンしてしまう。ハッと気づくとすごくいい時間になっている。明日は早いのでもう寝ることにする。しくしくしく…。

97/07/01
 香港の中国返還から丸1日。案の定、日本のテレビはもう定時のニュースの中でちょぼちょぼと報道(それもほとんど初日の様子を繰り返すだけ)するだけになってしまった。ある局など、「各国の報道陣も撤収を始めています」とかいってプレスセンターの中の様子を報道してたけど、まだ香港に残ってるんだったらプレスセンターの中じゃなくて外を取材すればいいのに。
 てなわけで、また香港に静けさが戻ってきたかな(もともとの騒がしさは別として)。さぁて香港へはいつ行こうか(笑)。


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