さて、実はその小野ちゃんも異動が決まっている。『少年サンデー』『サウンドレコパル』『コロコロコミック』などを経てレディスコミック『Judy』の編集をしていたが、今回あえて編集以外への異動を希望し、それが受け入れられて販売へ行くことになったのである。出版社で編集から別の部署へ異動するのはきわめて稀で、あったとすれば左遷であるケースが多い。それをあえて自ら希望して異動するというのは小野ちゃんなりの人生に対する考え方があったためだが、それが何かは、こんな場所で軽々に書くべきではないだろう。
編集者として惜しまれる人材ではあるが、彼の今後の活躍に期待したい。
フリーランスというのは、誰にどんな形でお世話になるかわからないから、彼の悪口を書くのはまだちょっと早いのである(笑)。
(QV-10Aで撮影)