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< または日記 の・ようなもの >
2001.06


01/06/29
『マジック・マスター』次回シナリオの改訂第4稿を執筆。

01/06/28
 何だかんだで、手塚治虫原作の劇場用アニメ映画『メトロポリス』の1番館での上映が本日限りとなってしまった。ということでインターネットで調べたら、自宅からいちばん近いところでは、千葉県市川市の市川妙典サティの中のワーナーマイカルシネマで上映していることが分かった。
 ワーナーマイカルシネマは、広さの違う10の劇場が複合的に寄り集まったコンプレックスシアターで、各スクリーンで時間をずらしながら15本ほどの作品を同時にロードショウ公開している。
 10の部屋はそれぞれ広さが違うので、劇場側としては客の入りに応じて最適な部屋で公開できるというメリットがある。また客の側からすると、各回入れ替え制で座席数分しかチケットを発行しないシステムだから、指定席じゃなくても、先にチケットさえ買ってしまえば、あとは時間ぴったりに戻って来れば必ず座れる点がうれしい。
 ということで、本日は映画館から柴又名画座をお届け。プログラムはもちろん! りんたろう監督、大友克洋脚本で現代に甦った手塚マンガの名作『メトロポリス』です! comment and picture

01/06/27
 夜、柴又名画座を開館。里見桂さんからお借りしたビデオで、時代劇の名作、小林正樹監督、三船敏郎主演『上意討ち 拝領妻始末』を上映。 comment and picture

01/06/26
 15:00、大泉学園在住のマンガ家里見桂さん宅で「オースーパージャンプ」編集W邊さんと待ち合わせ、次回『HAIKARA事件帖』プロットの打ち合わせ。先日のW邊さんとの打ち合わせ内容を踏まえて、ぼくが煮詰めてきたプロットを里見さんと共に箱書きにまで詰めていく。
 前にも書いたように里見さんもぼくも映画が好きだから、頭の中にある絵のイメージを伝えるのに「あの映画のあのシーンみたいな感じ」などと言うとすぐに分かってくれるので話が早いし打ち合わせが楽しい。話は順調にふくらみ、あとはぼくが執筆するだけとなった。

 夜、柴又名画座を開館。太平洋戦争中に実際に起きたショッキングな遭難事件を描いた熊井啓監督の力作『ひかりごけ』を上映。 comment and picture

01/06/22
 16:00、神保町の喫茶店・古瀬戸で「オースーパージャンプ」編集のW邊さんと待ち合わせ。次回『HAIKARA事件帖』のプロット打ち合わせを行なう。
 今回は、基本設定はすんなりとOKが出た。あとはディティールを固める作業に入るのだが、前回の原作の完成が遅れたため、今回は7月いっぱいで決定稿まで持っていくことになった。これは他の仕事との兼ね合いを考えるとけっこう厳しいスケジュールだ。がんばらないと。

 W邊さんと別れ、さっそく書泉グランデや三省堂で、いま打ち合わせた内容に関連した資料探しをする。閉店まであまり時間がなかったが、使えそうな本が2冊ほど見つかった。

 すずらん通りの裏手にある喫茶店・ルノアールに入り、いま買った本をパラパラとめくりながら、打ち合わせの内容を整理する。

01/06/21
『マジック・マスター』次回シナリオ第2稿を執筆。

01/06/20
 午後、近所の区立図書館で、次回『HAIKARA事件帖』のネタ探しをする。

 28:30、寝る前に今月最初の柴又名画座を開館。……って、もう6月も下旬になってしまったじゃないか!! 本日のプログラムは、骨太な日本映画の魅力を堪能すべく、加藤泰監督が描く戦後混乱期の昭和ニッポンの横顔『男の顔は履歴書』を上映。 comment and picture

01/06/19
 午後、『マジック・マスター』次回エピソードのプロットを執筆。  19:00、小雨の中、車で家を出る。
 20:30、西新宿のエニックスへ到着、「少年ガンガン」編集部のN川さんを呼び出して、いつものジョナサン中の弥生町店で『マジック・マスター』打ち合わせ。
 今回は新展開の部分の打ち合わせもあったので、難航するかと思ったが、打ち合わせは約1時間半で順調に終了。その打ち合わせ内容に従って次回シナリオの第1稿の改訂をすることになった。

01/06/18
 前から依頼されていた某ホームページコンテンツ向けのネタを提供のために、自宅で資料本を漁る。

 深夜、完成した原稿をe-mailで送信。

01/06/15
 午後、いつものようにマクドナルドで仕事をしていると、向かいのテーブルにお行儀の悪い女子高生がいたsnap photo

 深夜、完成した『マジック・マスター』次回シナリオ第1稿を、ファックスで編集N川さん宅へ送る。

01/06/14
『マジック・マスター』次回シナリオ第1稿を執筆。

 夕食後、『HAIKARA事件帖』の作画者であるマンガ家の里見桂さんから電話があり、作画の立場から原作の一部を改訂してもらいたいというリクエストをいただく。普通は原作者と作画者とが編集者抜きで直接打ち合わせすることはほとんどないんだけれど、里見さんとぼくの場合には、つきあいが長くお互いの気心が知れていることもあって、編集者と事前に意見が一致していれば、細部に関しては直接打ち合わせてしまうことも少なくないのだ。
 ということで、25:16、『HAIKARA事件帖』次回原作の改訂第6稿を執筆、里見さん宅へファックスで送る。
 細かい部分の直しは、電話口でぼくがセリフとト書きを口述し、里見さんがそれを書き取る。こんなことができるのも里見さんとのコンビだからである。

 その後、全体を見渡しながらさらに細部を詰め、27:46、最終的な改訂第7稿を完成。里見さん宅と編集部へ、それぞれファックスとe-mailで送った。

01/06/13
 山のように貯まってしまった洗濯と、録画してあった資料ビデオの整理と……。しかし疲れがたまっていて体が重く、散らかり放題の部屋の掃除と片付けはまた後日ということになった。

 夕方、近所のレンタルビデオ屋へ立ち寄ると中古放出ビデオの棚にバスター・キートン短編集が1巻880円(税別)で売っていた。これは! と思い、そこにあった6巻をまとめて購入

01/06/12
 早朝8:30、ようやく『HAIKARA事件帖』次回原作の第3稿が完成。e-mailで編集部へ送る。

 夕方、「オースーパージャンプ」編集のW邊さんと電話で打ち合わせ。

 23:20、若干の修正を加えた第4稿を送る。
 24:04、さらに電話で打ち合わせをし、改訂を加えた第5稿を送る。

 すぐさま頭を切り替え、昨日の打ち合わせに基づいて、『マジック・マスター』のシナリオの改訂を行ない、27:27、改訂第6稿をN川さん宛てに、ファックスとe-mailで送る。

01/06/11
 15:00、渋谷のハチ公前で「少年ガンガン」編集のN川さんと待ち合わせ。いつもの公園通り沿いにあるステーキハウス・フォルクスで『マジック・マスター』打ち合わせ。

 17:00、徒歩でウイザードイン事務所へ移動し、監修者の柳田昌宏さん、マジシャンの秋元正さん、緒川集人さんを加えて、打ち合わせの続きと、作画資料にするためのマジックのビデオ撮影を行なう。

 打ち合わせ後、N川さんと別れて、マンガ専門の古書店まんだらけへ行き新旧のマンガを買い込む。実はここしばらく、マンガがほとんど読めない状態が続いていたのが、最近、徐々に復活しつつあるのだ。
 大好きなはずのマンガがなぜ読めないのか? この気持ちを口で説明するのは難しいんだけど、マンガ原作を仕事にするようになってから、マンガを仕事として読んでしまい、その内容を純粋に楽しめなくなってしまう気分のときが、たまにあるのである。昔はそれでも無理して読んでたんだけど、そうなるとマンガが面白くも何ともなくなってしまう。そこで最近は、そうした気分のときは無理して読もうとせず、また気分が盛り返してくるのをジッと待つことにしてるのだ。
 というわけで、井上雄彦の『バガボンド』って面白いねェ!! とか、今さら言ったりもするのである(笑)。さて次は何を読むかな。うーん、マンガって楽しい。

 帰宅後、ファミリーレストラン・ジョナサンで『HAIKARA事件帖』第3稿を執筆。

01/06/08
『HAIKARA事件帖』の次回原作第2稿の続きを執筆。

 夕方、ようやく完成の目途が立ったので、「オースーパージャンプ」編集部のW邊さんに電話をすると、W邊さんは 22:30 には外出してしまうという。おまけに週末はW邊さんが関西方面へ出張だというので、それならその前に完成させましょうということで、急ピッチで書き上げ、完成した原稿をe-mailで送る。
 その後、電話で打ち合わせ、さらに若干の修正を加えた改訂稿を、来週12日の火曜日までに書き上げることになった。ようやく長いトンネルを脱して先が見えた感じである。ふう〜。

01/06/07
 午後から『HAIKARA事件帖』次回原作第2稿の続きを執筆。

 深夜、いつものようにガスト北小岩店で仕事をしていると、ちょっと先のテーブルで、マンガのネームを描いている人がいる。さりげなく覗いてみるとなかなか手慣れた画風で、どうやらプロらしい。少年マンガのようだが見たことのない絵だ。この近くにもマンガ家さんがいたんですねぇ。
 それから向かいのテーブルでは、10代とおぼしきミニスカートにルーズソックスの若い女性が、テーブルの上にケータイとお勉強道具を広げたまま、首をガックリとうなだれておやすみ中である。うーむ、デジカメ持ってくるんだった(笑)。それにしても、ひとりじゃないって〜素敵なことね〜♪

 なーんて歌ってる場合じゃなくて、今日完成予定だった第2稿は完成せず。明日に持ち越しだぁ!!

01/06/06
 午後から『HAIKARA事件帖』の次回原作第2稿を執筆。

 夕方、「少年ガンガン」編集部のN川さんと、昨日送っておいた『マジック・マスター』第4稿について電話で打ち合わせ。その書き直しを、できれば今夜中に送って欲しいと言われる。
 そこで、まだ完成までに時間がかかりそうな『HAIKARA事件帖』の原作を急きょ中断し、ジョナサンへ行って気分を変え、『マジック・マスター』のシナリオ改訂第5稿に取りかかる。

 深夜、完成した原稿を、ジョナサンから携帯電話を使ってファックスとe-mailでN川さんの自宅に送り、すぐに『HAIKARA事件帖』の原作に戻る。

01/06/05
 午後、電話で「オースーパージャンプ」編集部のW邊さんと、昨日送っておいた『HAIKARA事件帖』次回原作第1稿について打ち合わせ。全体の分量を圧縮することはもちろんだけど、その他、細部について若干の修正が必要ということになった。

 17:00、『マジック・マスター』次回シナリオの第4稿が完成。ファックスとe-mailで編集部へ送る。

01/06/04
 19:00過ぎ、ようやく『HAIKARA事件帖』の次回原作第1稿が完成。e-mailで担当編集・W邊さん宛てに送る。しかし今回の第1稿はペラ(200字詰め原稿用紙)に換算すると、何と128枚にもなってしまった。通常は80枚くらいで納めているので(それでも多いんだけど)およそ50枚近い枚数超過である。

 夜、ファミリーレストラン・ジョナサンへ行って、『マジック・マスター』の次回シナリオ第4稿を執筆。

01/06/01
 自宅で『HAIKARA事件帖』の次回原作を執筆。


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