|  | 鶴田浩二の……「男たちの旅路」ですね!! いいドラマでした〜。あのころの山田太一脚本のドラマはほとんどすべて見てました。 中でもやはり「岸辺のアルバム」が最高ですね。全話通して10回以上見ています。
山田太一のドラマの主人公たちは、孤独でいつも人恋しくて他人に近づきたいと思ってるんだけど、現実の他人は冷たくて、あっさり裏切られたりして落ち込んで。でも中には同じように孤独で人にやさしくなれる人も少しだけいて……という絶妙な距離感が好きなのです。 そんな山田太一が描いた現代の人間同士の距離感っていうのは、今はインターネットの掲示板に凝縮されてますよね。 それぞれがみんなひとりでパソコンに向かって赤の他人と仲良くなろうとしてて、でも少しだけ相手のことが分かったと思うと冷たく突き放されて……。 そもそも2ちゃんねるは、何かの情報を得ようと思ったり、友達をつくろうとおもってアクセスするとぜったいに裏切られます(笑)。 |