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16:30、都営地下鉄蔵前駅で「少年ガンガン」編集のN川さんと待ち合わせ。いつものデニーズ蔵前店で、昨日送っておいた『マジック・マスター』次回シナリオ打ち合わせ。
夜、「オースーパージャンプ」編集のW邊さんと、昼間送っておいた『HAIKARA事件帖』の原作第1稿について電話で打ち合わせ。いくつかの懸案事項について相談をし、約30分ほどで第2稿の方針がまとまった。
気分転換(?)に車に乗ったら、いきなりカーステレオが故障していた。今や車でカセットテープはほとんど聞いてないんだけど、MP3プレーヤーをカセットアダプターでカーステにつないで聞いているので、カーステがないと困るのだ。
そこですぐさまネットオークションでカーステレオを探す一方で、いつものオートバックス新小岩店へ行き、FMトランスミッターを購入した。FMトランスミッターというのは、ウォークマンなどの携帯オーディオの音声を、FM電波を使ってFMラジオへ飛ばす装置である。購入したのはRというメーカーのFMステレオトランスミッターXL-739という機種。定価1万円と書いてあるが、購入価格は4,980円(税別)だった。
さっそくMP3プレーヤーとつなげて、車に持ち込んで試聴してみた。車のスピーカーは純正のショボイものなので、元々あまりいい音ではないが、まあそれなりに聞こえるようだ。つまりカセットアダプターを使ったときと大差ない感じで、ぼく的には合格レベルの音だということだ。
これは、新たにカーステレオを買い直す必要はないかな、とも思ったのだが、車を走らせてみてその感想は変わった。強い電波が出ている場所を通るとノイズが入るのだ。おまけに、トランスミッター本体から出ている30cmくらいの長さのアンテナ線に、再生中に触れたり動かしたりすると、それだけでもノイズが入る。
残念ながら、やはり長期の使用には耐えそうもないので、ネットオークションで適当なカーステを見つけて買うことにした。
20:30、徒歩でウイザード・インの事務所へ移動し、監修者の柳田昌宏氏、秋元正氏、緒川集人氏らプロマジシャンの皆さんに、マジックシーンの監修をしていただく。
その中で、あるシーンの演出をどうしたらいいかで、A案とB案の真っ二つに意見が分かれてしまった。そこで、その時事務所にいたマジシャンの皆さんにも意見を求めることにした。そして総勢8人で多数決を取ったところ、何とA案を選んだのが4名、B案を選んだのが4名と、さらに迷宮に入りかけた。
しかし、再びお互いに意見を交わし合い、結局、『マジック・マスター』が連載当初から守り続けてきた2つのポリシー「その1.本当にできるマジックだけを掲載する」「その2.主人公がいちばんかっこいい演出を選択する」に立ち返って考えてみたところ、おのずと答えは見えてきた。意見は不思議なくらいひとつにまとまっていき、最高のアイデアが完成した。……と思う。その結果どうなったかは、いずれ「少年ガンガン」本誌に掲載されるこのお話を、ぜひ読んでくださいね!!
ところでこの日、N川さんから、『マジック・マスター』のコミックスが6刷目の増刷が決まったという話を聞いた。現在、ぼくが過去に出した全単行本の中で、最多の発行部数記録を更新中です。
帰宅後、『マジック・マスター』の次回シナリオ第1稿を仕上げて、ファックスでN川さん宅へ送る。
帰宅後、すぐに『マジック・マスター』シナリオ改訂第5稿の執筆に取りかかる。
就寝前、まだ少し時間があったので今日も柴又名画座を開館することにした。プログラムは、金子信雄と西村晃の演技が光る、日活のサスペンス短編映画『ある脅迫』だっ! comment and picture
夜、気分転換に柴又名画座を開館。本日は、江戸川乱歩の猟奇探偵小説を新東宝が映画化した『一寸法師』を上映。 comment and picture
20:00、同じオペラシティ内のファミレス・アンナミラーズで、N川さんと待ち合わせ。次回『マジック・マスター』のシナリオについて打ち合わせをする。
夕方から『マジック・マスター』次回シナリオ第3稿を執筆。
深夜、車でガスト北小岩店へ行き、続きを執筆。
26:55、完成したシナリオをファックスとe-mailでN川さん宅へ送る。