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monologue |
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夜、柴又名画座を開館。今夜も熱帯夜。里見桂さんにお借りしたもう1本の海洋冒険物映画『ダイブ 深海からの帰還』を上映だ!! comment and picture
夜、柴又名画座を開館。今夜は熱帯夜にふさわしく海洋冒険物の映画を上映。マンガ家の里見桂さんからお借りしたビデオで『ザ・ダイバー』を上映だ!! comment and picture
この席上、柳田さんに、メインPCがウイルスに感染したという話をしたら、ウイザードインでも一部のPCがウイルス被害にあったというお話をしてくださり、柳田さんご自身は、その対策としてメールは全てWindowsCEマシンで受信し、必要なメールだけ普通のデスクトップPCへ転送しているのだと教えてくれた。
「黒沢さんも、ぜひそうした方がいいですよ!」
と、柳田さんに強く薦められたんだけど、メインPCのディスプレイ上で、原稿書きも、メールもインターネットも全てまかなえるこの便利な環境はやっぱり捨てがたいので、柳田さんと同じようにはできそうにないなぁ……。
その代わり、今までは処理能力が低下するのが嫌で、常駐監視機能をOFFにしていたノートンアンチウイルスを、常駐監視ONにすることにした。これで万全というわけではないけど、前ほど被害が拡大する前に気付くことくらいはできるだろう。
ということで、ひさびさにX20で『マジック・マスター』次回シナリオ第2稿を執筆。実は、Think Pad s30は、処理能力や画面表示能力が低過ぎて、原稿執筆にかなりストレスがあるのだ。テキスト入力したり、画面スクロールしたり、タスクを切り替えたりする度に、いちいちかなり待たされるのである。小ささの割に実に打ちやすいキーボードや、カタログスペックで6時間という長いバッテリー駆動時間は実に魅力的なのだが、これではメインマシンとしては使えない。
深夜、Windows標準のアプリケーション、ブリーフケースを使って、書きかけの原稿を X20 から s30 へコピーして、s30 を携えていつものジョナサン柴又店へ。『マジック・マスター』の続きを執筆する。
28:48、第2稿が完成。自宅へ戻り、出力に問題のある s30 から、原稿ファイルを X20 へ書き戻し、X20 からファックスでN川さん宅へ送る。
17:00、電車で新宿へ。西口の喫茶店・談話室滝沢で「少年ガンガン」編集のN川さんと、先ほど送っておいた『マジック・マスター』次回シナリオ第1稿の打ち合わせを行なう。
19:30、打ち合わせ後、s30のセキュリティを強化するため、ヨドバシカメラでNortonSystemWorks2002と、NortonInternetSecurity2002を購入。帰宅後、さっそくインストールする。
27:00、シナリオが完成。しかし、どうもここ数日パソコンの調子がおかしいようなので調べてみたら……、何とメインPCとして使っているノートパソコンThinkPad X20がウイルスに感染していることが判明!! ぼくの長い長い48時間が始まった!! snap photo
深夜、いつものジョナサン柴又店で続きを執筆。
27:30、完成したシナリオをファックスで担当編集N川さん宅へ送る。
16:00、台風も去ったしまだ明るかったので、護国寺からすぐの所に住んでいる、ワセダミステリクラブ同期でミステリ評論家の森英俊くんに電話をかけてみた。すると、講談社のすぐ目の前にあるドトールコーヒーで仕事の本を読んでいる所だという。そこでぼくもドトールへ行き1時間あまり雑談をする。その後、森くんの家へおじゃまして、素晴らしい蔵書の数々を見せてもらい、おまけに珍しい昭和30年代のマンガや小説、オモチャなどをいただいてしまった。仕事を邪魔した上に、おみやげまでもらっちゃって……ありがとう、森くん!!
7:30、朝食→風呂→チェックアウト。
10:00、今朝方書き上げた原稿を、携帯を使ってホテルのファックスへ出力し、ロビーで柳田昌宏氏、林敏明氏、N川さん、ぼくの4人で『マジック・マスター』次回シナリオ第6稿打ち合わせ。あとはディティールの修正のみで、ほぼこれでOKということになった。
13:00、これから富士急ハイランドへ遊びに行くという合宿参加者たちと別れ、ぼくとN川さんは、バスで箱根湯本へ到着。駅前の喫茶室ルノアールで、先ほどの柳田氏らとの打ち合わせを踏まえた『マジック・マスター』次回シナリオ第6稿打ち合わせ。
13:30、ロマンスカーで一路東京へ。テンションが上がりっぱなしのぼくとN川さんは、最初は雑談をしていたのだが、次第に話は『マジック・マスター』の事になり、気付くと打ち合わせとほとんど変わらない内容の会話になっていた。
15:30、帰宅。
23:00、仮眠後、むくむくと起き出し、『マジック・マスター』次回シナリオ第7稿を執筆。
28:00、完成したシナリオと、作中に登場する場所の見取り図&トリックの略図を描いて、ファックスでN川さん宅へ送る。これにて、ぼくの『マジック・マスター』漬けの長い長い2日間は終わりを告げた。
9:00、小田急線新宿駅で「少年ガンガン」編集のN川さんと待ち合わせ。今日と明日の2日間、箱根で開かれているEMC主催の恒例マジシャン合宿の取材へ向かうのだ。
9:30新宿発のロマンスカーで一路、箱根湯本へ向かう。席に着くなり爆睡。
11:30、箱根湯本からバスへ乗り換えて桃源台に到着。山道を登るバスは左右に激しく揺れるのであまり眠れなかったが、それでも3時間弱の睡眠が取れて、少し回復。
桃源台から合宿先であるホテル箱根アカデミーまでは徒歩30秒。会議室では、すでに前日の金曜日から開催されているマジックセミナーがたけなわで、およそ20数名の参加者が、柳田昌宏氏のマジック技術に関する講義に熱心に耳を傾けていた。
ぼくとN川さんは、そこへコソッと入ったつもりだったのだが、講義中の柳田氏にさっそくつかまり、教壇脇へ引っぱり出されて、演技のアシスタントをやらされてしまった。まだ半分眠った頭で手伝ったので、質問に答える反応もぼんやりとしており、柳田さんもやりにくかったに違いない。
12:30、昼食後、ぼくはひとりロビーで、持参したパソコンで、書きかけとなっていた『マジック・マスター』次々回プロットを執筆。今回のストーリーは2回に渡って続く話なので、後編のプロットがないと今夜の柳田さんとの前編の打ち合わせができないのだ。
13:30、合宿参加者達は午後の講義が始まった。プロットはまだ完成していないが、そちらを一時中断し、N川さんと共にロビーで『マジック・マスター』次回シナリオ第5稿の打ち合わせを行なう。
17:30、講義が終わり、参加者が会議室からゾロゾロと出てきた。それで、ふと気付いて時計を見ればもうこんな時間!! ぼくとN川さんは午後いっぱい、ずーーーーーっとロビーで打ち合わせをしていたのでありました。
19:00、夕食。
19:30、ぼくは早々に食事を終え、部屋へ戻って次々回プロットの続きを執筆。19:36、ようやくプロットが完成。ノートPCに携帯電話をつなげて、ホテルのファックスへ完成したプロットを送信し、出力。
20:00、温泉へ入ってひと段落。1時間ほど仮眠を取る。起きると完全復活!!
22:00過ぎ、柳田昌宏氏、ティーアイ東京の社員でプロマジシャンでもある林敏明氏、N川さん、そしてぼくの4人で、ロビーで『マジック・マスター』次回シナリオ第5稿打ち合わせ。続いて、増刊号に掲載されるマジッククイズのネタ決めを行なう。
24:00、打ち合わせ終了。続いてぼくとN川さんは、部屋へ戻り、今の打ち合わせ内容を踏まえてさらに打ち合わせ。
25:00、ひとり部屋にこもって、今の打ち合わせ内容を踏まえて『マジック・マスター』次回シナリオ第6稿を執筆。
28:30、ようやく第6稿が完成し、爆睡。
21:42、完成したシナリオをファックスでN川さん宅へ送る。
明日は取材で朝が早いので、もう風呂へ入って早く寝ようと思ったのだが、何だかんだしているうちに結局、午前1時を回ってしまった。眠らねば!! しかしぼくはいつも眠ろうと焦れば焦るほど眠れなくなってしまうのだ。そしてようやく眠れたのが午前3時半を過ぎてからだった。
23:00、完成したシナリオをファックスで編集部へ送り、すぐに車で家を出る。 24:00、西新宿のエニックス前へ到着。電話で編集のN川さんを呼び出し、いつものジョナサン中野弥生町店で、先ほど送っておいた第4稿打ち合わせ。
27:00、ようやく打ち合わせが終了。N川さんをご自宅の近くまで送り、自宅へ帰りついたときにはもう空はすっかり明けて朝になっていた。
結局、ぼくはこの高砂のヘアーサロンFへ行く決心をし、意を決して扉を押した。
店内に入ると、椅子が2つしかない狭い店内に、何とマスターの他に若い理容師の卵らしき若者が3人もいて、全員で「いらっしゃいませ~!」の大合唱。ややたじろぐ。先客はひとり。ぼくはすぐに空いている方の椅子に案内された。
すると、目の前に何かのリストが書かれたボードを差し出され「ノーマルコース(Aコース)の他に、Bコース、Cコースの3コースがありますが、どのコースに致しますか?」と聞かれた。ノーマルコースというのは散髪と顔剃り。Bコースはそれにマッサージオイルを使用した頭皮マッサージが追加でプラス300円。Cコースはさらにそれに乳液を使った顔パックが追加でさらにプラス300円となっている。ぼくは物は試しとCコースを選択した。
若い理容師の卵が首にタオルを巻いてシーツをかぶせ、洗髪をしてくれる。これはまったく美容室流だ。ただし頭を前に倒して洗うのは床屋さん流だけどね。
その後、おもむろにマスターが現れ、希望を聞かれ、こう答えた。
「前髪は眉に掛からない程度の長さに、左右は耳に髪が掛からない程度の長さに、後ろ髪はそれに合わせて適当に切ってください」
こう言い終えてから、ふと思い出した。これは、中学生のころに学校で指定された髪の毛のカット基準そのままではないか(笑)。いやー、我ながらよく覚えていたもんである。
そしていよいよドキがムネムネの(死語)カット開始である。カット技術はハサミの音に出る。自信のある理容師のハサミはシャキッシャキッと切れがいい。「ムム、このマスターできるな!!」と直感した。それはいいんだけど、今まで行っていた床屋さんでは、前髪からカットしてくれていたのが、耳の上からカットを始めたのが、何となく違和感があってムズムズした。
しかし、結果は大満足。最後には美容室流にカルテを記入。次からも同じカットにしてもらえる。価格はCコースで4,000円也。
行き着けの床屋さんの閉店で、急に足元をすくわれたような不安感に襲われたぼくだったが、まずはこれで一安心。むしろ前の店よりサービスのディティールはかなりいい(柴又のMのマスター、ゴメン!!)。
今回の床屋さん閉店の件では、マンネリに甘んじず新たな事に挑戦すれば生活が向上するのだという事を身をもって知った。仕事も生活もマンネリはだめですね。
18:00、新宿西口の談話室滝沢で、「少年ガンガン」編集のN川さんと待ち合わせ。昨日送っておいた『マジック・マスター』次回シナリオ第3稿の打ち合わせ。
15:00、土浦北インターを出てすぐの所にあるセブンイレブンでS田さんと待ち合わせ。その後、ファミレス・ココスでS田さんの奥様も合流。一緒に食事をしてS田さん宅へ向かう。S田さんの家の応接間へ入ると、壁三面いっぱいにズラッと並んだアンティークなガラスケースの中に、鉄人、アトム、ロボットなどの超ビンテージなブリキのオモチャがズラリ!! その他にもセルロイド製のミッキーマウスやキューピーちゃんなどもあって、電話ではうかがっていたが、実際に目の当たりにするとその迫力はかなりのものである。
ぼくは10年ほど前に、小学館の雑誌『サライ』でブリキのオモチャ特集の記事を書いた時に、ビンテージブリキに関していろいろと取材をしているが、その時は主にアンティークトイ専門店の取材だったので、個人のお宅にこれほどの逸品が並んでいるのを見たのは初めてなのだ。素晴らしい!!
17:00、S田さんから、駄菓子屋鉄砲などをいくつかお譲りいただき、帰路につく。
18:30、自宅に到着。車から荷物を降ろして、車を駐車場へ置きに行こうとエンジンをかけた所、インパネのワーニングランプがうっすらと全点灯しているではないか!! これはおかしい!! 急いでいつもお世話になっている東京東三菱自動車へ車を持ち込み、サービスの人に見ていただくと、「これはどうやらオルタネーター(発電機)がいかれているようですね」との事。結局、そのまま車はドック入りとなってしまった。
19:00、徒歩で帰宅後、すぐに書きかけだった『マジック・マスター』次回シナリオ第2稿の続きを執筆。
20:45、ようやく完成した原稿を「少年ガンガン」編集部へファックスで送り、すぐに電車に飛び乗って蔵前へ。
21:35、蔵前で「少年ガンガン」編集のN川さんと待ち合わせ。デニーズ蔵前店で先ほど送っておいた『マジック・マスター』次回シナリオについて打ち合わせを行なう。ここのデニーズはいつも混んでいる上に、若いサラリーマンが多いため、タバコ臭くてうるさいのが珠に傷だが、この周辺に他にいい店がないので仕方がない。終電間際まで打ち合わせをして帰宅した。
ということで散髪はあきらめ、終日、『マジック・マスター』次回シナリオ第2稿の執筆をする。
21:00、ウイザードインを辞し、「少年ガンガン」編集のN川さんと、いつもの公園通り沿いの喫茶室ルノアールで、ストーリーの詳細を打ち合わせ。ようやくネタも決まったので、具体的な実のある打ち合わせとなり、今週中に第2稿を完成させることで合意した。