- 02/06/28
- 15:00、大泉学園在住のマンガ家里見桂さん宅で、次回『HAIKARA事件帖』のプロット打ち合わせ。今回は比較的スムースに打ち合わせが進んだ。が、締め切りは例によってけっこう厳しそうである。
20:30、打ち合わせ後、電車で急ぎ渋谷へ移動。ウイザードインで、次回『マジック・マスター』プロット打ち合わせ。こちらも新ネタが必要な局面なのでどのように話を転がせばいいか、ぼく、N川さん、柳田氏それぞれに手探り状態が続く厳しい打ち合わせとなる。
- 02/06/27
- 9:00、JR金町駅前で、ワセダミステリクラブ同期でフリーライターの野村宏平くんと、翻訳家でミステリ評論家の森英俊くんのふたりと待ち合わせ。今日は、野村くんの雑誌取材に同行して、車で茨城方面の古本屋巡りをするのだ。あいにく小雨模様で、予報では午後には一時強く降るとのことだが……。
古本屋はたいてい午後から開くので、あまり焦っても意味がない。野村くんが下調べしてきた古書店リストに従って、店の住所をカーナビに登録し、のんびりと探索を開始した。が、案の定、まだ開いてなかったり、書店そのものが存在しなかったり。
結局、昼前に空いていたまともな古書店は1軒もなく、デニーズで昼食を取る。雨は小康状態が続いているが、午後の収穫はどうだろう……。
などと思いつつ、午後の探索を開始。そして、何とビッグウエーブは午後一番にやってきたのだった!
骨董品と古書を扱っているという怪しい店へ一歩踏み入れてみると、そこにはぼくの求めているような昭和30年代の子供雑誌がたくさんあるではないか!!
で、肝心の値段はというと……ほとんどの本に値が書かれておらず、その場で店主が値踏みして値を付けるのだ。こうなるとぼくと店主の真剣勝負である。店主はさりげなくぼくの顔色をうかがいながら、ぼくの欲しい度を値踏みして、「600円だね」とか「2000円だね」とか宣言するのである。そんなこんなで比較的手に入れやすい少年雑誌の付録が2000円もしたかと思うと、昭和42年発行の「たのしい幼稚園」(美品)が600円と激安だったりして、店主の混乱ぶりがそのまま価格に反映している(笑)。結局、この店では高いもの安いもの取り混ぜて1万円弱を購入した。
それにしてもこの店、外から見たらほとんどガラクタ置き場にしか見えず(失礼!)、古本を売っているとはとても思えない。野村くんも相当珍しかったと見えて、資料写真を撮りまくっておりました。
ということでこの店を後にした我々は、車でさらに県内を移動、その後もぼくにとっての収穫がボチボチあり、最終的に本日の古本屋ツアーでは2万円以上の買い物をしてしまった。
23:00、帰宅後、いつもならバタンキューで眠るところだが、今日はまだ仕事が残っているのだ。明日の打ち合わせのために、『マジック・マスター』次回プロットを完成させておかなければならない。
27:45、ようやくプロットが完成。バタンキュー!!。
- 02/06/24
- 15:12、目覚ましとして使っているラジオの音で目が覚めた。で、時計を見ると、うわっ! 寝坊した!! 16:00に渋谷のウイザードインで打ち合わせの予定なのに、まるで間に合わないじゃないか!! あわててN川さんに少し遅れる旨の電話を入れて家を飛び出す。
16:40、ようやくウイザードインに到着。すでに編集のN川さん、監修者の柳田昌宏氏、ティーアイ東京の社員でプロマジシャンでもある林敏明さんの3人がビッとそろってお待ちであった。皆さん、申し訳ないっス!!
19:00過ぎ、ウイザードインを辞して「少年ガンガン」編集のN川さんと公園通り沿いの喫茶店ルノアールへ入り、『マジック・マスター』次回プロット打ち合わせを行なう。
- 夜は柴又名画座を開館。石井輝男監督が松竹で撮った異色の犯罪映画『日本ゼロ地帯 夜を狙え』を上映だっ! comment and picture
- 02/06/23
- 夕方から、明日のウイザードインでの打ち合わせに必要な『マジック・マスター』の構成案の執筆を始める。
32:00、完成した構成案をN川さん宅へファックスし、眠りにつく。うわっ、もうすぐ起きなくちゃだめじゃん!! 起きられるかな……。
- 02/06/21
- 21:00、車で西新宿のエニックスへ。「少年ガンガン」編集のN川さんを電話で呼び出し、いつものジョナサン中野弥生町店へ。今日は、来週のウイザードインでの打ち合わせに必要な、『マジック・マスター』の今後の構成案を練る重要な打ち合わせだ。そのため、ひさびさにヒートアップした打ち合わせは5時間に及び、終わった時には午前3時近くになっていた。ふーーーー。
- 02/06/20
- 16:00、電車で神保町へ。すぐに打ち合わせなので、2、3件の行きつけの古書店を急ぎ足で回る。資料として数冊のアサヒグラフや毎日グラフなど70年代の雑誌を購入。その店で、ネットオークションに出したらけっこうな値が付きそうな雑誌が1冊300円でまとめて売られている。しかし出品する時間もないのであきらめる(笑)。
17:00、神保町の集英社ロビーで「オースーパージャンプ」編集のW邊さんと、次回『HAIKARA事件帖』プロット打ち合わせ。前回は、ネタが決定するまでにかなりの時間を要したが、今回はネタに関してはすんなりとOKが出た。あとは内容をいかに盛り上げるかにかかっている。
帰宅後、『マジック・マスター』次回シナリオ第6稿を執筆。27:00、完成したシナリオをファックスでN川さん宅へ送る。
- 02/06/19
- 今夜も柴又名画座を開館。勝新と高倉健が主演した異色の日本版「冒険者たち」『無宿(やどなし)』を上映だっ! comment and picture
- 02/06/18
- 22:00、車で西新宿のエニックスへ。電話で「少年ガンガン」編集のN川さんを呼び出して、いつものジョナサン中野弥生町店へ行き、『マジック・マスター』次回シナリオ第5稿の打ち合わせ。
- 02/06/17
- 夜、久々に柴又名画座を開館。アーサー王伝説をジョン・ブアマン監督がリアルに映画化した名作『エクスカリバー』を上映だっ! comment and picture
- 02/06/14
- 午後、小雨がパラついているが、雀が鳴いているので、すぐにやむだろうと判断して、作業が途中になっている、後付けパワーウインドウキット装着の続きを行なう。まず、電源が通電しっ放しになってしまう問題はリレーキットを買ってきて装着することで解決。鉄板が邪魔でスイッチが取り付けられなかった部分は、鉄板にドリルで穴を開けて対応することで解決。スイッチが内側に飛び出している部分も窓との干渉はなさそうである。雨も降らずに最後まで持ちこたえてくれたし、これでやっとパワーウインドウが作動するようになった。後は、新しいドア内張りを留めるピンが入荷するのを待つだけである。
それにしても、リモコン集中ドアロックとパワーウインドウの組み合わせは便利便利。使うたびにありがたさを実感する。いやー、楽でいいわ(笑)。最初からこの両方が装着された車に乗っている人は、このありがたさを当然と思っているのだろうが、もっと感謝しなければいけません。
- 02/06/13
- 午後、修理が完了したという車を受け取りにディーラーへ。端子の交換はパーツ代+工賃で1,500円であった。内張りもすでに入荷していたが、何とピンがまだ届いてないという。しかも到着は27日になってしまうのだとか。ピンなどは消耗品だからいくらでも用意してありそうなものなのに……ひょっとして最近の新しい車は内張りにピンを使ってないのか?
21:00、ウイザードイン事務所で『マジック・マスター』打ち合わせがあるため、電車で渋谷へ。監修者の柳田昌宏氏に加えて、今回はプロマジシャンのマスター仁さんも参加してくださり、マジックシーンの監修をしていただく。柳田さんや仁さんから、マジック・ファンの間で『マジック・マスター』がかなり人気だという話をうかがい、ヤル気が大いに盛り上がる。目指せテレビ化!!
- 02/06/12
- 午後、愛車パジェロをいつもの東京東三菱自動車へ持ち込み、バッテリー端子の修理依頼と左右内張りの注文をして、車を預けて帰宅する。
このディーラーは、今のパジェロに乗るようになってからずっとお世話になっているのだが、前は、この店で買ったわけではない旧車ということもあって、ディーラーの対応も冷たいものがあった。何度行っても顔と名前を覚えてもらえず、行くたびに最初からの説明となり、かなり寂しい思いをしていたのだ。しかし最近はさすがに初期型パジェロの数が少なくなってきたためか、それともマイナートラブルが頻発してしょっちゅう顔を出すようになったからか、ようやく何人かのサービスマンの人と知り合いになり、親切に対応してもらえるようになった。こうなると次も三菱車を買おうかな、という気になってくるものである。実際、4年後にディーゼル規制のために今のパジェロを強制的に手放さなければならなくなった時には、現時点では現行パジェロ以外には購入候補車は考えられない。ただ、ちょっと大きすぎるのが難点なのだが。
この日は終日、『HAIKARA事件帖』次回原作第3稿を執筆。車がないので、徒歩であえて遠くのマクドナルドへ行ってみたが、たまにはお散歩もいいもんである。
20:00過ぎ、完成した原作をe-mailで編集のW邊さん当てに送る。
続いて、『マジック・マスター』次回シナリオ第4稿の執筆に取りかかる。
28:00過ぎ、完成したシナリオをファックスでN川さん宅へ送る。
- 02/06/11
- 15:30、『マジック・マスター』次回シナリオ第3稿が完成。ファックスで編集部へ送る。
その後、少し前に通販で購入したままになっていた、後付けタイプのパワーウインドウキットを車に装着する。暑くなる前にやるべきことは少しでもやっておかなければ。購入したのは、リム・コーポレーション社製のユニバーサルパワーウインドウ/2ドア用キット 21,000円(税・送料別)である。作業は次の手順で行なった。
- まずドアの内張りに、リモコンスイッチ用の穴をドリルとカッターナイフで開け、ハンドル部分の穴も、樹脂キャップでフタをするためにキャップサイズに合わせて穴を拡大する。これは問題なく終了。
- 続いて左右ドアの内側にモーターを装着。ハンドルを回すためのワイヤーの取り回しと、モーターの固定場所にちょっと工夫が必要だが、これも問題なく終了。
- 続いてモーターからの配線をドアの付け根から車内へと引き込み、バッテリーからプラス電源を引っぱってきて、全体を配線。配線をタイラップで固定し、余りを内張りの中へ隠せば作業完了。……となるはずだったのだが、やはりというかまたというか、そう簡単にはいかず、今回もいくつかの問題が発生した。
- 問題その1.ウインドウを上下させるスイッチにLEDのイルミネーションランプが内蔵されており、電源をバッテリー直で引いた場合、このイルミがエンジンキーを抜いても点灯しっぱなしになってしまう。
- 問題その2.当初、スイッチを装着しようとしていた位置のドアの内側には鉄板があり、そのままではスイッチがおさまらないことが判明(事前に計ってキツイことはわかってたんだけど、内張りで押しつけちゃえば何とかなるかと思ったら、ならなかった・笑)。
- 問題その3.何度も内張りをはがしていたら、ピンが甘くなってゆるゆるになってしまい、ピッタリと装着できなくなってしまった。これは前回、リモコン集中ドアロック装着の時からそろそろヤバくなっていたのが、ついに限界にきたのだから、重症である。結局、内張りは左右とも新品と交換することにした。
- 問題その4.そしてこれが重大な問題。何とバッテリーのマイナス側のターミナルにヒビ割れが生じているのを発見。あと少しで完全にバッテリーから外れてしまいそうになっている。これも何かの作業をするたびに、何度も付け外しを繰り返していたからだろうなぁ。
さて、それらの問題をどうするか、考えている間に暗くなってきた。今日の夜はこの車で打ち合わせに行かなければならないので、それぞれに応急処置をして、今日の作業を終えることにした。
22:00、車で自宅を出て、西新宿のエニックスへ。電話で「少年ガンガン」編集のN川さんを呼び出して、いつものジョナサン中野弥生町店で、『マジック・マスター』次回シナリオ第3稿の打ち合わせ。こちらは順調に進み、2日後までにシナリオを修正しておくということになった。
- 02/06/10
- 『HAIKARA事件帖』の原作第2稿はあと少しで完成までこぎつけたが、『マジック・マスター』の次回シナリオ改訂の期限も迫っている。ということで、『HAIKARA事件帖』を一時中断し、『マジック・マスター』次回シナリオ第3稿に集中する。
- 02/06/09
- 『HAIKARA事件帖』次回原作第2稿を執筆。
- 02/06/07
- 『マジック・マスター』次回シナリオ第2稿を執筆。
23:00過ぎ、ようやく完成した第2稿を、ファックスで「少年ガンガン」編集部へ送り、すぐに車で家を出て打ち合わせのために、エニックスへ向かう。
0:00、西新宿のエニックスへ到着。編集のN川さんを電話で呼び出し、いつものジョナサン中野弥生町店でシナリオ第2稿の打ち合わせ。前々回のシナリオの上がりが遅れたことで、そのままずっと遅れたままになっていたスケジュールを修正するために、こんな時間の打ち合わせとなったのだ。深夜の打ち合わせは精神的にも肉体的にも消耗するが、これで数日分の遅れが取り戻せた。少し無理しても、来週までのばさなくてよかった〜。
- 02/06/06
- 『マジック・マスター』次回シナリオ第2稿を執筆。
- 02/06/05
- 18:00、新宿西口の談話室・滝沢で「少年ガンガン」編集のN川さんと、『マジック・マスター』次回シナリオ第1稿について打ち合わせ。すぐに仕事にかからねばいけないため、寄り道もせずにまっすぐ帰宅する。
- 02/06/04
- 『マジック・マスター』次回シナリオ第1稿を執筆。
夜、「オースーパージャンプ」編集のW邊さんと、電話で『HAIKARA事件帖』次回原作第1稿について打ち合わせ、主に内容の整理を中心とした打ち合わせを行ない、第2稿を執筆することになった。
29:00、『マジック・マスター』次回シナリオ第1稿が完成。N川さん宅へファックスで送る。
- 02/06/03
- 『HAIKARA事件帖』次回原作第1稿を執筆。
28:00、ようやく完成した原作を、e-mailで編集のW邊さん当てに送る。今回は何と分量が、200字詰め原稿用紙にして28枚もオーバーしてしまった。
- 02/06/01〜02
- 終日、『HAIKARA事件帖』の次回原作第1稿を執筆。