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2009年5月28日

ダメージ50%回復


 今日、「別冊漫画ゴラク」の『龍のおんな』第9話の原作をアップ。ようやく連続締め切り攻撃がひと段落した~~~。
 って、まだ全てが片付いたわけじゃないんで、編集さんに見られるとマズイんだけれども、とりあえず近況報告します(汗)。

5/11
20090511.jpg 過日、ぼくも一部の原稿を書かせていただいた小学館の『21世紀こども百科 もののはじまり館』が、めでたく10万部を突破したという。
 そこで小学館クリエイティブのW辺くん、I田さん、M村さんが、ライターやフリー編集者など、外部の関係者に、な、何と太っ腹なことに自腹で慰労会を開いてくださるというので、ありがたくごちそうになってまいりました。
 場所は後楽園の超高層ホテル・東京ドームホテル43階にあるアーティスト・カフェというお店。生演奏の音楽が静かに流れ、窓からはご覧のような東京ドーム入れ込みの絶景の夜景が見下ろせるお店だ。
 この『もののはじまり館』では、今年2月に小学館の主催で大ヒット祝いパーティを開いてくださり50人近い人が集まったんだけど、今回は小クリを窓口として仕事をした人だけのごく内輪の会だったので、じつにこじんまりとしたアットホームなパーティとなった。会話も、お互いの昔話や若気の至りの失敗談、そして共通の知人の噂話(?)などなど、ディープな話題で盛り上がったのだった。小クリの皆さん、ごちそうさまでした!!

409221271221世紀こども百科 もののはじまり館
小学館 2008-12-06

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5/12
20090512.jpg 電車で浅草へ。数日前に手塚プロのI藤さんから電話で連絡があり、手塚治虫公式サイト『手塚治虫.net』で連載中のコラム『虫さんぽ』で、番外編をやってもらいたいとのこと。今日はその取材の下打ち合わせとして某喫茶店へやって来てるのだ。
 企画の内容は、現在、江戸東京博物館で開催中の『手塚治虫展』にからめて、手塚治虫展と両国・浅草界隈を散歩して欲しいというものだ。
 打ち合わせは30分で終わったので、浅草の裏道を歩いてみた。写真は花やしきを裏側から見たところ。ラブホテルの看板や飲み屋街の間に遊園地がある、というのがたまらなくいい感じ。浅草も上野も、ここ数年で急激に雰囲気が変わってしまったが、まだまだこういう風景が見られるのが貴重です。

20090512b.jpg 打ち合わせが終わったので、電車で上野へ。アメ横の台湾食材のお店でお気に入りの台湾製激辛調味料を購入する。この調味料......というか唐辛子の油漬けなんだけれども、豆鼓とか、小魚とか、ニンニクとか、海老とか、いくつか種類があって、そのままご飯にかけても、パスタやラーメンのスパイスにしても最高にンマイのだ。
 数年前に台湾人の知り合いからいただいたことがあり、それ以来気に入って、うちの冷蔵庫の常備品となっているのである。
 ずっと机に向かって仕事をしていて集中力が切れかかったときには、辛味成分と甘味成分が欠かせないのである。皆さんもぜひお試しあれ。ひとビン250円。激辛なのでひとつで1年近く食べられます。

5/13

20090513.jpg 午後、電車で両国へ。江戸東京博物館の手塚治虫展を取材した後、浅草まで歩き、手塚治虫が生前、常連として通っていた喫茶店へ。ここでは、手塚治虫が大好きだったという洋酒ケーキと梅酒入りのコーヒーをいただきながらご主人に話をうかがった。取材とはいえ、昼間から飲めないアルコールを飲んでしまったのでフラフラで帰途に着く。ううー、今日はもう仕事になりましぇーん。

 上の画像は、散歩の途中の蔵前通りと江戸通りの交差点にあったブリキのおもちゃ屋さん。浅草・蔵前周辺にはおもちゃ問屋さんが数多く軒を連ねているが、最近はこうした小売りの店やフィギュアの専門店(!)なんかもあって、もしかしていずれこのあたりも秋葉原みたいになってしまうのかも......なんてね(笑)。

5/15
 ミリオン出版からコミック単行本『実録・死刑囚の絶叫』の見本本が届いた。2月から3月にかけて、およそ1か月半かけて原作を書き下ろした8つのエピソードが収録されている。
 収録エピソードは下記。
1.宮崎勤(東京・埼玉連続幼女殺害事件)1988-89年(作画/烟巻和美)
2.坂巻脩吉(鏡子ちゃん殺害事件)1954年(作画/入倉ひろし)
3.本山茂久(雅樹ちゃん誘拐殺害事件)1960年(作画/宮西計三)
4.日高信子(夕張・保険金放火6人殺害事件)1984年(作画/阿宮美亜)
5.朝倉幸治郎(練馬一家5人殺し事件)1983年(作画/池田鷹一)
6.孫斗八(洋服商殺害事件)1951年(作画/伊賀和洋)
7.平沢貞通(帝銀事件)1948年(作画/岩田和久)
8.竹内景助(三鷹事件)1949年(作画/北村永吾)

 他人の死と自分の死に直面した実在の人物を描こうとするとき、そこには本人を含めて様々な人々の様々な思いが交錯するわけで、安易には書けないものだったけど、その一方で、死刑制度について色々な意見が飛び交い、裁判員制度も始まったちょうどいまのこの時期に、これを描く意義というものも強く感じる仕事だった。そうした意味で、誤解を招きかねない表現ではあるが、書いていて実に"面白い"ノンフィクションストーリーでしたね。
 去年の春に出した『実録・死刑囚の慟哭』からちょうど1年後になるわけで、作画してくださったマンガ家さんの顔ぶれもほぼ前回と同じ。ぼくもマンガ家さん方も、ストーリーの"勘所"がつかめたのか、マンガ的な完成度は前回より上がったような気がする。前回はおかげさまで好評で重版がかかったけど、今回も売れてくれるといいなぁ。

4813051898実録死刑囚の絶叫 (ミリオンコミックス)
大洋図書 2009-05-15

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5/25

20090525.jpg 朝、起きてパソコンに向かうと、ネットワーク接続がたびたび切れるようになっていた。PCを再起動したり、ケーブルの接続を確かめたりしてみたがダメ。昨日の夕方、雷雨だったので、もしかしたら雷にやられたかも......。以前、CATVでインターネット接続していたころ、一度、雷でケーブルモデムが破損したことがあった。今回ももしかしたら光モデムがいかれたか?
 そこですぐにプロバイダに電話をかけ、サポートの人と電話でやりとりをしながら原因を調べてみた。その結果、ルーターを介さずにパソコンを直接モデムにつなげると問題なくインターネットにつながることが確認できたため、原因はルーターの故障と特定された。

 しかたなく仕事を中断し、新しいルーターを購入すべく車で秋葉原へ向かう。
 まずはいつものツクモex.へ。ここで値段を調べてから、その後、いくつかの店を回ってみたが、どこの店でも価格はまったく一緒だった。昔は店によってかなり違いがあったんだけどなー。

 ならばいつもの店で買おう、ということで、もう一度ツクモex.へ戻って購入した。
 買ったのはI・Oデータ製の全ポートギガビット対応のブロードバンド有線ルーターETG-R。購入価格14,800円。下記のアマゾン価格よりかなり高いけど、今日すぐ買わないと困るので仕方がない。

 上の画像は、左のアイボリー色の筐体が今回購入したETG-Rで、その右隣の黒いのが2003年に購入して今まで使っていたNTT-MEの100MルーターBR8000Pro(当時の購入記は[こちら])。大きさが何と半分くらいになっている。
 ただ、ETG-Rは本体の左右に排熱孔があって、本来は画像のように縦置きは出来ない仕様なので、マジックテープで本棚の壁面に貼り付けている(壁に木ネジを取り付けてそこに掛けることは可能)。

 購入候補としては、事前にネットで下調べをし、価格対性能比から、このETG-RとコレガのCG-BARPROG-Xの2機種に絞り込んであった。
 コレガの方は秋葉原の店頭価格が19,800円。どっちにしようか迷ったが、コレガは過去にサポート電話がなかなかつながらなくて苦労した苦い記憶があるので、最終的にアイオーに決めた(現在、コレガ製品は使用していないので、いまのサポートの状況は知りません。もしかしたら改善されているかも知れません)。
 しかし一方ETG-Rの方も、ネットの掲示板では「動作が不安定」という書き込みが多々あったため、一抹の不安はあったのだが、接続完了後、あえて大きなファイルをアップロードしながら動画を再生させたりして負荷をかけてみたが、今のところ全く問題なく動作している。
 ブラウザから行なう各種設定も、今まで使っていたBR8000Proよりもずっと熟成された使いやすいものだ。紙のマニュアルは、かんたんセットアップガイドのようなペラペラのものだけで、詳細なマニュアルはCD-ROMで付属している。しかし基本的な設定はマニュアルを読まなくてもできるのでこれも問題なし。UltraVNCの運用では必須のポート開放の仕方も、BR8000Proのときにはマニュアルを読んでもよく分からず、ネットで情報を集めたりして大変だったんだけど、今回はサクサクと完了。あのころ悩みまくったのが遠い過去のことになっていました。

B000FSL9DYI-O DATA ETG-R 高速・多機能Gigabitブロードバンドルーター
アイ・オー・データ 2006-06-30

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5/26
 手塚治虫公式ホームページで、『虫さんぽ 番外編:手塚治虫展と両国・浅草界隈』が無事公開されました。無料で読めますのでぜひアクセスしていただけたら幸いです。本当はイラストマップも付くのですが、そちらは間に合わず、後日、追加で公開されるそうです。
※追記:5/29にイラストマップが追加されました。ブラック・ジャックとヒゲオヤジが散歩している絵が入った手塚プロ描き下ろしの地図もなかなかいい出来です。

クリックで手塚治虫公式ホームページへ(新しいウィンドウが1枚開きます)©手塚プロ

手塚治虫公式ホームページ[手塚治虫.net]


投稿者 黒沢哲哉 : 2009年5月28日 15:59

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