Top monologue 2000/07/04 Back

 ファミコンからセガのメガドライブ2までとゲームボーイで止まっていたぼくの家庭用ゲーム機遍歴であるが、ついに最新プレステ2を買ってしまった。
 動機は、先日、テレビのゲームレビュー番組を見ていて「ぜひとも買わねば」と思うソフトを見つけたからだった。
 そのゲームというのは、SCEIの『ぼくのなつやすみ』。1975年の夏、母親の出産のため、田舎の叔父の家に預けられた10歳の“ボク”が過ごす夏休みの31日間を体験するという RPG だ。
 このソフトはプレステソフトなので、ハードはプレステ2じゃなくてもよかったんだけど、どうせ買うならやっぱプレステ2でしょう。
 帰宅してさっそく本体をテレビに接続。ソフトを立ち上げると、オープニングから、懐かしくもディティールに凝ったグラフィックと音楽が流れ、惹きこまれる。夕方はヒグラシ、夜はコオロギの鳴き声が聞こえる効果音も、文字どおり効果的。
 ナレーションのセリフがいささか生硬すぎるのと、言葉が若干聞きとりにくいのが惜しいけど、夏の空気感や時代感を見事に表現しているし完成度は高いと言えるだろう。
「何をしてもいいし、何もしなくてもいい」というコンセプトも good。
 ということで、様子を見ながら田舎の1日を過ごしてみたのだが…ここで問題に突き当たった。何とプレステ2に付属しているメモリーカードはプレステ2対応ソフト専用だとかで、ゲームをセーブするにはプレステ1対応のメモリーカードを別途購入しなければならないのだという。こういうものは上位互換にして欲しいぞ!!

 因みに『ぼくのなつやすみ』のホームページは下記。リンクはいずれ切れる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

ソニー・コンピュータ エンタテインメント『ぼくのなつやすみ』ホームページ


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