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monologue |
< または日記 の・ようなもの > |
19:43、完成したシナリオをファックスでN川さん宅へ送ったあと、ちょっと横になったら、たまっていた疲労で意識を失う。
……って、振り返ってみたら、何と今年初めての柴又名画座じゃありませんか!! いやはや。言い訳をすると、映画はケーブルテレビやビデオでもたくさん見てたし、劇場へも何度か足を運んでるんだけど……忙しくてレポートできずそのままになっていたのです。ごめんなさい。
夜は、『マジック・マスター』次回シナリオ第5稿を執筆。
13:00、境内の駐車場にある食堂で団子とそばを食べ、帰路につく。
15:00、東名高速の海老名サービスエリアで解散。ぼくはN川さんを八幡山の自宅までお送りする。
16:00、そのままひとり車で渋谷へ出て、渋谷区役所前地下駐車場へ車を入れ、車内で仮眠を取る。
いつもならぼくも自宅へ帰れるはずなんだけど、今回は、まだ帰れないのだ。
今回の箱根合宿の打ち合わせで決定した、次回『マジック・マスター』で登場させる予定のマジックを、これからMistyミュウさんに演じていただき、資料としてビデオ撮影をしなければいけないのだ〜。
18:30、ミスティさんがスタンバイされている渋谷センター街の奥にある大向公会堂へ出向き、マジックを演じてもらってビデオカメラで撮影。
20:30、ようやく帰宅〜。ふ〜〜〜。
15:30、シナリオ執筆を一次中断してレクチャーを見学。『マジック・マスター』のネタに役立つかも知れないレクチャーだけは聴いておかなければ。
20:33、途中夕食をはさんで執筆したシナリオ第2稿が完成。原稿を部屋の電話からホテルのファックスに出力し、ようやく打ち合わせの準備が整った。
22:30、ホテルの部屋で、柳田さん、N川さん、プロマジシャンの林敏明さんとマジック・マスター』次回シナリオ第2稿打ち合わせ。実は第2稿の段階で内容を大きく方向転換することになったんだけど、結果は吉。柳田さんや林さんの方でも好評で、内容的にも大いに期待できるものになりそうだ。
17:42、完成したシナリオをファックスで編集部へ送る。
20:30、「週刊漫画ゴラク」編集部のK口さんと電話で打ち合わせ。原作は一部の微調整でOKとのこと。すぐさま改訂第2稿の執筆に取りかかる。
22:18、完成した原作第2稿をファックスで編集部へ送る。
その後、ただちに旅行の準備。実は今夜からウイザードイン恒例のマジシャン合宿の取材のため、箱根に向かうのだ。ギリギリ『マル暴鑑識官』の原作が間に合ってよかったー、けど、原稿を書き上げて、休みなしの深夜ドライブはキツイっす〜。
24:30、……とも言ってられないので、コンビニで買った一番高い栄養ドリンクをゴクゴクと飲み干し、車で西新宿のスクウェア・エニックスへ。「少年ガンガン」編集のN川さんをピックアップして、一路東名高速を箱根へと向かう。
27:00、芦ノ湖畔・桃源台にある合宿先のホテル箱根アカデミーに到着。すでにマジシャンたちは宴たけなわである。
荷物を解いて少し落ち着いたところで、みんなそろって露天風呂へ。深夜の露天風呂はもちろん貸し切り状態で、『マジック・マスター』監修者の柳田昌宏さんを囲んで、マジックやマンガやアメリカの話に花が咲いた。今日はとりあえずゆっくり休んで、仕事は明日が本番だ。ふーーーーーーー。
ここであらためて MOVIE MATE 100% について書いておくと……MOVIE MATE 100% というのは、1980年代前半に盛り上がった自主映画ムーブメントの中で、その一角を担っていた自主映画グループのこと。中心メンバーには、今関あきよし、手塚真(現・眞)、小林ひろとしらがいて、新鮮な8mm作品を提供すると共に、毎月積極的な上映活動を行い、その周辺には多くの才能あふれるアマチュア映像作家たちが集まっていた。
それから20年、当時MOVIE MATE のメンバーだった人や、親しく交流のあった人たちの多くが、ある者は映画監督に、ある者は作家に、ある者はミュージシャンにとさまざまな分野でプロフェッショナルとして活躍するようになった。
そこで今回、20年ぶりにかつてのメンバーが集まり、上映会を開こうということになったのだ。当初は文字通り内輪だけの同窓上映会のつもりが、次第に話は大きくなり、映画館を借りてオールナイト上映会を開こうという話になったのだった。
仲間たちが分担し、フィルムや映写機の手配などをしている一方で、ぼくはプログラムの小冊子を作成する役をおおせつかったのだった。それで数日前から仕事の合間を見て少しずつ資料集め、関係者へのインタビューと取材、レイアウトと、作業を進めていたのだが、それがまだ当日になっても完成していないのだ!
まだまだページレイアウトにも時間を掛けたいしー。それに、印刷の時間がどれくらいかかるか予想がつきにくいのだ。とにかく急がなくちゃ。
21:00、上映会の開始時間に間に合うためにはもう家を出なければいけない時間。しかしプログラムはまだ完成せず。幹事のmariさんに電話で遅れる旨をつたえる。
22:30、とうとう上映会の開始時間になってしまった。しかしプログラムはまだ印刷中。どひー。
24:00、ようやく印刷と製本が終わり、出来たてほやほやのプログラムを紙袋に詰めて、車で急ぎ会場へ向かう。しかし何かこんな乗りも、学生時代の上映会みたいで懐かしくも楽しい。
25:00、池袋西口のコイン駐車場へ車を駐車し、上映会場であるシネマロサ2へ急ぐ。ちょうど2本目の作品の上映とトークライブが終わり休憩時間だった。入り口で作家の小林ひろとし君らが出迎えてくれた。さっそくできたてホヤホヤのプログラムを手渡し、ぼくも会場へ。本来、ぼくも会場整理の手伝いをする約束になっていたんだけど、プログラムを完成した時点でぼくの役目は終わったって感じで、あとは客席に腰をすえて作品を鑑賞した。
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