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< または日記 の・ようなもの > |
12:00、日本文芸社1階にある喫茶店古瀬戸で、「週刊漫画ゴラク」編集のK口さんと待ち合わせ。次回『マル暴鑑識官』プロット打ち合わせ。
13:00、神保町交差点でマンガ家の城久人さんと待ち合わせ。城さんをK口さんに紹介する。城さんは最近はソフトバンクのウェブコミックの仕事をされているが、他にも仕事のフィールドを広げたいと話しておられたため、K口さんにご紹介したのである。
城さんは過去の作品のスクラップを持って来ていたが、K口さんはその中でも昔書かれたアメコミ風のアクションマンガに興味を示されていた。城さんには今後、ぜひ「漫画ゴラク」でも活躍していただきたいものである。
14:30、打ち合わせを終え、城さんと共に車で秋葉原へ向かう。実は今日車で来たのには理由があって、城さんから、現在使用していないパソコンのパーツを安くお譲りいただけることになっているのだ。それで、足りないパーツを秋葉で買い足し、ぼくとしては初の自作パソコンを1台組み上げることになったのだ。
実は城さんは、自作パソコンブームが来るずっと前から自作派で、今までにも何台もパソコンを自作しているのだ。
ぼくはパソコン使用歴は10年以上になるけど自作をしたことはないので、城さんにアドバイスをいただきながらパーツを買い集める。マザーボード、ケース、電源は城さんから譲っていただく予定なので、購入する主なものはキーボード、CPU、ハードディスク、モニターディスプレイである。今回は仕事用のサブマシンとして使う予定で、最高パフォーマンスは必要ないため、CPUはCeleronの2.6GHz、ハードディスクは160GB、ディスプレイはLogitecの液晶17インチを選択した。
18:30、買い物終了。そのまま車で上福岡の城さん宅へ向かう。
21:30、途中、肉の万世で夕食をとった後、城さん宅へおじゃまする。かつてぼくが雑誌「コンバットコミック」の編集をやっていたころは、この上福岡へ毎月、少なくとも1度は出向き、城さんと駅前の喫茶店などで打ち合わせをしていた。しかしここ数年はとんとごぶさたで、お宅へおじゃまするのも実に久々である。
かつて城さんの部屋はコアなサバイバルゲームマニアの部屋だったが、現在はコアな自作パソコンとオーディオビジュアルのマニアの部屋と化していた。
そのマニアのお部屋で、城さんの奥様が入れてくださったコーヒーを飲みながら、譲っていただいたケースに、マザーボードや買ってきたCPUなどを組み込んでいただき、POST画面が出るところまでの設定していただく。あとは帰ってハードディスクのフォーマットやOSのインストールなどをすれば自作パソコンの完成である。今回の総額は、ソフトウェア別で(17インチの液晶モニターも入れて!)おおよそ11万円ほど。同等スペックの市販パソコンとくらべておよそ5〜8万円ほど安く仕上がった。ありがとう、城さん!!
27:47、完成したシナリオをファックスでN川さん宅へ送る。
ところでカフンシャーの皆さん、いよいよ花粉症の季節が始まりましたねー。ということで、1週間ほど前から鼻がムズムズするようになってきたので、火曜日に病院へ行ってきた。その時点ではまだ症状も軽かったんだけど早目の治療が効果的って言うからね。
ところが! もらってきた薬を飲み始めたら、逆にそれが誘引剤となってしまったのか、いきなり今朝から花粉症が悪化してしまった。体がだるく目も鼻もぐしゅぐしゅ。ひょっとして、あたし余計なことしちゃいましたか? まだ春は先だと思ってた花粉症くんを目覚めさせちゃいましたか? 寝てる子を起こしちゃいましたかー? どーしよー!!
『マジック・マスター』だけは仕事が順調に進んでいるんだけど、その他の仕事が停滞気味だ。今日はメールで小学館のT山さんから、先日打ち合わせた単行本の件でメールをいただく。いそっぷ社のS藤さんとも、中旬までには単行本の仕事を進める約束がしてあるし、かなり予定が立て込んできた……うーむ。(汗)
そんな中、最近、仕事のメインマシンとして使っているノートパソコンIBM ThinkPadX20が、しょっちゅうフリーズしたり、ライブラリが異常終了してしまうようになった。もう3年も使っているし、ハードディスクの寿命も近そうなので、そろそろ買い換え時かも知れない。
当初は、誰かの自宅に懐かしいフィルムを持ち寄って上映して楽しもうという、ごくごくプライベートな企画だったのが、話が次第に大きくなり、池袋の映画館を借り切って、一般観客にも公開し、オールナイトで上映会を開くというイベントにまで発展してしまったのだ。
しかし学生時代ならいざ知らず、みんなそれぞれに仕事や生活がある身でこれを実現するのは相当なエネルギーを必要とする。でも、そんな大変さをも楽しんでしまうのが、この仲間たちなのである。
そもそもぼくが今、マンガ原作を書いて仕事をしていることのひとつのきっかけが、学生時代に彼らの情熱に引っ張られて、自主映画の世界に浸り続けたことがある。だからその恩返しの意味も含めて、ぼくも何か活躍しないわけにはいかないのである。
ということで、この日の密会の参加者は、映像作家として活躍されている太田達也くん、作詞家の柚木美祐さん、『MOMENT』主演女優だった矢野ひろみchan(結婚されているので今は姓が変わってるけど)など、総勢8名。
上映日時は3月6日夜10時からのオールナイト。会場は池袋の映画館。上映作品は1970年代末から80年代にかけて、MOVIE MATE100%上映会と題して行っていた当時の8mm、16mm自主映画作品を中心に、合計4〜5時間分の映像を集めて上映することが決まった。このイベントの詳細は、情報誌「ぴあ」にも掲載してもらう予定です。
23:00、帰宅後、『マジック・マスター』次回シナリオ第1稿を執筆。
26:51、完成したシナリオをファックスで編集部へ送る。
午後、「少年ガンガン」編集のN川さんより電話があり、『マジック・マスター』の次回シナリオ打ち合わせを月曜までにしたいとのこと。しかしまだ次回シナリオ第1稿には全く手をつけていない。このままだと月曜の打ち合わせには絶対間に合わないので、急遽『マル暴〜』執筆の手を止めて、『マジック・マスター』の次回シナリオ第1稿に取りかかる。
21:17、完成したシナリオをファックスで編集部へ送る。
24:00、車で西新宿のスクウェア・エニックスへ。電話で編集のN川さんを呼び出し、いつものジョナサン高井戸西店で、先ほど送っておいたシナリオの打ち合わせを行なう。
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