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< または日記 の・ようなもの >
2003.12


03/12/31
 夕方目覚めるが、年賀状を出した満足感からか、何もする気が起こらない。まーこんな日もあっていいか。

03/12/30
 今年最後の仕事、『マジック・マスター』次回シナリオ第9稿を執筆。

 夕方、手を止めて、おせち料理を重箱に詰める。買ってきたものをただ並べただけだけど、何となく正月気分が盛り上がって来ますね。

 31:51、完成したシナリオをファックスでN川さん宅へ送る。

03/12/29
 午後、車で渋谷へ。今日はウイザードインが主催する忘年会があるのだ。例年、この忘年会は深夜まで続き、一次会が終わった時点ですでに終電ギリギリ。時には終電に間に合わないこともあるのだ。だから今年は最初から車と決めていた。もちろんぼくはお酒を呑まないので問題なしなのだ。
 19:30、渋谷駅前のモヤイ像前でN川さんと待ち合わせ。会場である中華料理店桃寿里へ向かう。今年は、例年この忘年会で顔を合わせる太極拳の先生・龍飛雲さんが欠席されていて残念だったけど、会は盛況で、ウイザードインメンバーのマジックも堪能し、大いに盛り上がった。

 24:30、予想通り終電をわずかに過ぎたところで一次会はお開きとなり、N川さんを自宅までお送りしてぼくも帰宅する。

 ところで! 毎年この忘年会では出席者全員に、マジックに関連した手作りのおみやげをくださるのだが、何と今年のおみやげは、柳田さんお手製のパソコン用ロールプレイング・ゲーム、その名も『冒険マジック・マスター』なのだった!! これはマンガの『マジック・マスター』に登場するキャラクターたちが、異界の地で12枚のキラカードを集め、聖杯の書を探す冒険の旅に出るというゲームである。
 後日、ぼくもさっそく自分のパソコンにインストールして挑戦したけど、ゲームバランスも良く、初心者でも焦らずに経験値を上げていけばスムースに先へ進める。最後のキラカードがどうしても手に入らなかったけど、それでも何とか最後までクリア。楽屋落ちも満載で、内輪ウケ確実のゲームであった。
 ちなみにこのゲームは残念ながら一般には公開されていませんが、マジック・マスター公式ホームページで、ゲーム画面の一部が画面キャプチャーされて紹介されています。

03/12/28
 15:00、電車で渋谷へ。ハチ公前で「少年ガンガン」編集のN川さんと待ち合わせ、公園通りの喫茶室ルノアールで、『マジック・マスター』次回シナリオ打ち合わせ。何とか年内に決定稿の目途が立った。

 19:00、N川さんと共に、センター街の先にあるライブハウス・シアターDへ向かう。今日はここでウイザードイン恒例のマジックライブウイザーズナイトが開催されるのだ。今回は、一時帰国中の緒川集人さんが八面六臂(はちめんろっぴ)の大活躍で、最初から最後まで、ほとんど出ずっぱりで大小さまざまなマジックを見せてくださった。

 25:30、帰宅後、年賀状の宛て名印刷用に、パソコンの住所録を整理する。パソコンでやるなら簡単だと思ったらさにあらず、引越しした人の住所の更新をチェックしたり、喪中の人をリストから外したり、間違いが許されないけっこう緊張する作業なのだ。

 31:26、ようやく住所録の整理が終わり、宛て名印刷を開始。300枚すべての印刷が終わったのはもうすっかり明るくなってからであった。ダウンジャケットを着込んでハガキの束をポストに投函しに行く。やっと1年の仕事が終わったという実感がわいてくる瞬間である。

03/12/27
『マジック・マスター』次回シナリオ第8稿を執筆。

 31:25、完成したシナリオをファックスでN川さん宅へ送る。

03/12/25
 もう年末! いよいよ年賀状の作画を急がねば。ということで、今日は仕事の手を完全に止めて、終日年賀状のマンガを描く。

 28:14、ついに生まれて初めてタブレットを使って描いたCGマンガの年賀状が完成した!
 さっそく新品プリンターで印刷を開始。印刷速度も静音性能も4年前のPM-750Cとは雲泥の差だ。が、300枚のハガキをフチなしカラー印刷するのはそれなりの時間がかかる。しかもシートフィーダーに載せられるのは一度に50枚くらいだから、つきっきりでおよそ4時間(!)。でも印刷ショップに出したら恐らくフチなし印刷はできないし、もっとコスト高だったと思うから、今後のことを考えれば、プリンターを買ったのは大正解だった。

03/12/24
 14:00、電車で神保町へ。喫茶店・古瀬戸で「週刊漫画ゴラク」編集のK口さんと待ち合わせ。次回『マル暴鑑識官』のプロット打ち合わせをする。

 15:30、早く打ち合わせが終わったので、ワセダミステリクラブの同期で、フリーライターをやっている野村宏平くんに電話をかけてみたところ、少しなら出られるというので高田馬場の喫茶店でお茶をすることにした。
 17:00、高田馬場の喫茶店・ロマンで野村くんと待ち合わせ。かつて神楽坂の日本出版社で仕事をしていたころは、時間が空くとよく野村くんと食事をしたりお茶をしたりしながら情報交換をしていたのだが、最近はぼく自身があまり外出をしないので、久々の再会である。この日は、野村くんが最近のメインの仕事にしている古本屋の取材に関して、いろいろと面白い話を聞くことができた。

03/12/23
『マジック・マスター』次回シナリオ第4稿を執筆。

03/12/19
 今日はぼくの誕生日〜。ここ数年は知り合いのお子さん姉妹がいつも誕生日を祝いに来てくれる。今年もひとり家で仕事をしていると、姉妹から電話があり、ほどなくしてドヤドヤと我が家へやってきた。近くのケーキショップでケーキを買い、大騒ぎをして嵐のように去っていく。若いっていいなァ……。

03/12/18
 ということで、仕事の合間をぬって年賀状のマンガ作成にはげんでいるが、もう18日である。どう考えても印刷ショップに依頼する時間はない。
 あきらめて再び近所の大型家電店へ車を飛ばしプリンターを購入することにした。現在は2年ほど前に友人の野村宏平くんからもらったエプソンのPM-750Cを使っていたんだけど、これも最近インクのかすれが出るようになってしまったため、これで年賀状300枚の印刷はどう考えてもムリなのだ。
 そこでカタログやインターネットで情報を集め、現時点で価格対性能比が(ぼく的に)もっともバランスの取れているエプソンのPM-G700を購入することに決めた。
 最終候補としては、キヤノンのPIXUS 560iとPM-G700の2機種で最後まで迷ったんだけど、最後にエプソンに決めた理由はつよインクであった。つよインクというのは、PM-G700に使われている耐光性を向上させたインクのことである。インクジェットプリンターの最大の弱点は、水と光に弱いこと。特に光に対する弱さはどうしようもなく、最初はきれいにプリントできても、2年もすると色が褪せてダメダメなプリントとなってしまうのだ。一方、キヤノンのインクはもうひとつの弱点である水に対する強さを売りにしているが、水は濡らさないように気をつければいいと思い、エプソンに決めた。本当は耐光性さえ問題なければプリンターとしてのスペックでは、Web画面の印刷ができるソフトウェアの充実とか、キヤノンの方が魅力的な部分も多かったんだけどねー。

03/12/15
 来年の年賀状のネタが決まった。昨年の年賀状と同じくコママンガで、さらに今年はフルカラー印刷にしようと早くから決めていたのだ。ところが印刷ショップに依頼するには12月半ばまでに出さないとだめだったのだ。しかしもう15日。うう……。
 とりあえず印刷のことは後で考えることにして、近くの大型家電店100満ボルトへ行き、ペンタブレットを購入する。買ったのはワコムのファーボ(FAVO F430)という普及機である。税別9,979円。
 タブレットは、ホームページを作り始めた4〜5年前に一度欲しいと思ったんだけど、そのころはまだ普及機でも1万5千円ほど。しかもまともにつかえるプロ用は3万円近くしたと思った。それが今では充分すぎるスペックのタブレットが1万円以下で買えるのだ。
 帰宅後、使ってみたものの、慣れるまでにけっこうな時間がかかってしまった。けどタブレットって楽しい〜! クセになりそうです。

03/12/13
 16:00、電車で渋谷へ。『マジック・マスター』の監修をしていただくのは、いつもはウイザードイン事務所か東武ホテル地下のバーなどなんだけど、今回は皆さんでホールを借りてマジックライブの勉強会の真っ最中だとのことで、渋谷に着いたら電話をする約束になっていた。
 さっそくセンター街から電話をすると、プロマジシャンの林敏明さんが迎えにきてくれて、向かった先はひっそりとした区民センターのような場所。なかなか秘密めいていて怪しい(笑)。
 さらに中へ入ると20畳ほどの座敷で、マジシャンの皆さんがそれぞれにマジックの勉強や練習に静かに黙々と励んでいた。ますます怪しい(笑)。
 ぼくとN川さんはその脇で、皆さんの勉強のジャマにならないように、小声で柳田昌宏さんと林敏明さんそして緒川集人さんの3人に、『マジック・マスター』のマジックシーンについて監修をしていただいた。
 またここで、先日の阿白さんからの提案を元にしたキャラクター設定の変更について説明をすると、3人とも阿白さんの成長ぶりをとても喜んでくれたのだった。

03/12/12
『マジック・マスター』次回シナリオ第2稿を執筆。

03/12/11
「月刊少年ガンガン」編集のN川さんから電話があり、作画の阿白さんから、数話前から登場している新キャラクター・森田悠一の人格について女性ならではのアイデアと提案があったというのだ。聞いてみると確かに納得できる部分があり、急きょそれに合わせてキャラクター設定の一部を修正することになった。そこですぐに修正したキャラクター設定案をメモに書きまとめる。

 24:00、車で西新宿のスクウェア・エニックスへ。電話で編集のN川さんを呼び出し、いつものジョナサン高井戸西店で、次回シナリオと先ほど書いたキャラクター案について打ち合わせを行なう。
 作画の阿白宗可さんはこの『マジック・マスター』が初連載作品であり、最近はとみに画力も上がって来たと同時に、キャラクターの見せ方にもいろいろな工夫が見られるようになった。そして今回はついに登場キャラクターに対する提案までいただいた。今後ますます成長が期待できますね。

03/12/10
『マジック・マスター』次回シナリオ第1稿を執筆。

03/12/09
 夕方、「週刊漫画ゴラク」編集部のK口さんから電話があり、『マル暴鑑識官』第8話の原作にOKが出た。ふー、よかった。

03/12/08
 27:15、ようやく『マル暴鑑識官』第8話の原作が完成し、ファックスで編集部へ送る。

03/12/06-07
『マル暴鑑識官』第8話の原作を執筆。予定より1週間の遅れだ。急がなくちゃ。

03/12/03
『マジック・マスター』次回シナリオ第6稿を執筆。

 30:14、完成したシナリオをファックスでN川さん宅へ送る。


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