Top monologue 2002/02 | Back |
monologue |
< または日記 の・ようなもの > |
ところが、いざデッキ本体を固定しようとすると、何と、本体取り付け用のネジ径が合わないのだ!! 用意したオーディオ取り付け用の5mmネジでは太すぎ4mmネジでは細すぎる。そこで、急いで環七のドライバーズスタンドへ行ってみるが、ここにもオーディオ用のネジは前記の2種類しか置いてなかった。これはもしかしたらインチネジかも知れない。しかし今から秋葉原へ行くのもナァ……などと思い、試しに両面テープで仮留めしてみたら、これがなかなかしっかりしているじゃないか。ということで、あっさりネジ留めはあきらめ、デッキ本体とステーをあらためて強力両面テープで固定。そのステーをアームレストにネジ留めすることで取り付けが完了した。
結果は、手で動かしたくらいではかなりの力を入れてもビクともしない。文句ない出来栄えとなった。さっそくの動作確認も問題なし。
車用のパーツや、パソコン用周辺機器などを買うと、必ずといっていいほど取り付けに関してトラブルに見舞われるぼくとしては、たったこれだけのトラブルで取り付けが完了しちゃうとは、まったく自分でも恐いくらいである(笑)。
※その後、冷静に考えてみたら、パソコン用のネジがインチネジだったことを思い出した。車載デッキだったので、パソコン用のネジが流用できるかも知れないなんてことはすっぽり頭から抜けていたのだ。ま、いいや、もう付いちゃったから。しかし、まだ課題も残っている。それは、ビデオに付属するリモコンが小さくて非常に使いづらいことと、当然ながら、そのリモコンではナビやカーオーディオのコントロールができないことである。つまり、音量調節やビデオへの画面切り替えなどは、ナビのリモコンを使わなければならないのだ。
夜、完成した原稿をファックスでN川さんの自宅へ送る。
ぼくや野村くんが野崎さんと知り合ったのはもう5〜6年くらい前なんだけど、彼女はそれ以来、公演の度に律儀にお誘いをくださっているのだ。
15:00、駅前の喫茶店に入り、野村くんと久々に友人の消息等について情報交換をする。ぼくが「コンバットコミック」の編集をやっていた頃には、野村くんともしょっちゅう会っていたのだが、最近はごぶさたしているので、彼とも久しぶりである。
16:00、喫茶店を出て、これからこの近辺の古書店を歩いてみるという野村くんと別れ、ぼくは電車で渋谷へ移動する。
16:30、渋谷へ到着。いつもの東急ハンズ横の喫茶店ルノアールへ入り、持参したノートPCで、『HAIKARA事件帖』の原作の続きを執筆。
17:00、センター街の奥にある、ライブハウスシアターD前で、小学館で仕事をしていた頃の仕事仲間だったフリーライターの早坂くんと待ち合わせ。本日は、ウイザードインが主催するマジックライブ「Wizzard's Night」があり、早坂くんもお誘いしてたのだ。
21:30、ライブ後、早坂くんと一緒にファミリーレストラン不二家へ入り、久々に友人の消息等について情報交換をする。
早坂くんとも、ぼくが小学館で仕事をしていた頃には、毎日のように会っていたのだが、ここ数年は全く会っていなかったので、実に久々だ。
また、早坂くんは、かつてネットオークションの達人として、雑誌で紹介されたこともある人物なので、今、ネットオークションにハマっているぼくとしては、いろいろと入札のコツなどをうかがった。
帰宅後、『HAIKARA事件帖』の原作第2稿の続きを執筆。うーむ、現実は苦しい……。
それはともかくとして、午後、さっそく「オースーパージャンプ」編集のW邊さんから電話があり、修正箇所について電話で打ち合わせ。今回は前半部分だけをすでに先に送って読んでもらっているので大きなブレはなく、大筋はOK。だがそれでもディティールの修正には最低でも丸1日はかかりそうだ。
18:00、バスでN川さんと共に、渋谷のウイザードイン事務所へ移動。『マジック・マスター』監修者の柳田昌宏氏を加えてマジックシーンの打ち合わせを行なう。
ストーリーとしての面白さとマジックシーンのリアリティをどう調和させるかが重要なポイントだ。ぼく、N川さん、柳田氏、それに事務所のスタッフの意見もうかがいながら、マジックシーンのプロットを詰めて行き、およそ1時間半後、完璧なプロットが出来上がった。あとは、それを元に来週の中頃までに改訂版のシナリオを書き上げることになった。
20:30、打ち合わせを終えたぼくは、ひと足早く事務所を辞した。が、N川さんは『マジック・マスター』の本誌記事ページを担当されているK合さんと電話でやり取りをしながら、まだ仕事は続くのだった。もちろんウイザードインの皆さんもまだまだ仕事たけなわといった様子。世間の3日連休なんて、ここでは全く関係がないのだった。
ぼくも雑誌の編集やライターをメインに仕事をしていた頃は、そんな生活が当たり前だったから、別に珍しくもない風景だったんだけどね。最近はひとりで自宅やファミレスで原稿を書いていることが多いので、休日のこんな時間に会社で仕事をしている人たちがいるってことが、すごく不思議なことに思えてしまうのだ。皆様、ご苦労様です。
夕方、そんなこんなでやっと筆が進み始めた『HAIKARA事件帖』の原作執筆中に、「少年ガンガン」編集のN川さんから、原稿督促の電話が入る。実は『マジック・マスター』の方も、今週明けまでに改訂稿をお渡しする約束になっていたのだ。
『マジック・マスター』の方も、これ以上遅らせるわけにはいかないというので、『HAIKARA事件帖』の執筆を一時中断し、『マジック・マスター』の次回シナリオ第3稿と、増刊号「ガンガンパワード」用のクイズコミックのシナリオ第2稿の執筆に取りかかることにする。
『HAIKARA事件帖』の方ももちろん遅れてはいるんだけど、筆が進まなかった原因が取り除かれさえすれれば、あとはひたすら書くだけのことなので完成時間の目途も立つ。W邊さんと里見さんにはご迷惑をおかけしてしまうが、しばしお待ちいただき、『マジック・マスター』に専念する。
深夜、完成した『マジック・マスター』改訂第3稿と、増刊号用のクイズコミックのシナリオを、ファックスでN川さんの自宅へ送る。
15:00、いつものジョナサン柴又店で『HAIKARA事件帖』次回原作を執筆する。
新品バッテリーは絶好調。いくら使っても残量メーターの目盛りが減らない。ファミレスのテーブルで同じ姿勢で原稿を書くのがとっくに飽きてきてもまだ30%以上残っている。ふー、新品のころはこんなに長持ちしたんだっけ……。結局、テキスト入力中心の使い方で4時間近く稼働させることができた。
が……『HAIKARA事件帖』の原作はまだあまりはかどってはいない……。
16:30、完成した原稿をファックスで編集部へ送る。
22:30、車で西新宿のエニックスへ行き、「少年ガンガン」編集のN川さんと、いつものファミリーレストラン・ジョナサン中野弥生町店で、先ほど送っておいた第2稿について打ち合わせ。
27:00、打ち合わせは4時間以上におよび、午前3:00過ぎにようやく終了。夏ならもう空が白み始めている時間である。しかし、この店は静かで気が散らずに打ち合わせができるため、ここで打ち合わせするといつもいいアイデアが出るのだ。今回も内容の濃い打ち合わせができ、ふたりとも充実した気持ちで帰路についた。