2014年1月26日
筑波サーキット付近、大人のこっそりドライブ
今日は午後から流山おおたかの森でマンガ家さんと打ち合わせである。
午後1時過ぎ、車で自宅を出て、駅近くのコメダ珈琲店で打ち合わせ。
打ち合わせが終了したのは午後3時半。それから夜の予定まで時間があったので、筑波サーキット方面へドライブすることにした。
じつは筑波サーキット近くに前から行ってみたい場所があったのだ。それはアダルトグッズの無人ショップ「こっそり堂」!!
かつて1970年代、地方の寂しい街道沿いには、必ずエロ本とエログッズを売る怪しいお店があった。さらに70年代後半になると、それは自販機だけを並べた無人ショップへと変わっていった。
しかし1990年代ごろからそうしたお店は少しずつ減ってゆき、2000年代になると、ついにそれらはほぼ絶滅してしまったのだった。
ところが! そんなアダルト自販機ショップ冬の時代にあって、いまだに昭和の香りを残したままで営業を続けているエロ自販機ショップがある。それが「こっそり堂」なのだ。
ネットの情報によると、この「こっそり堂」というのはチェーン店らしく、ここ筑波以外にもいくつかの場所にあるらしいのだが、ともかく今日は場所を特定しやすい筑波サーキットを目ざしてみることにした。
筑波サーキットはかつて1980年代にはかなり足しげく通った場所だった。オートバイの走行会、友人が出場したレーシングカートレースのサポート、車の走行会、弟が出場した筑波3時間耐久ロードレースのサポートなどなど。
しかしここ10年はまったく行ったことがなく、すでに道も忘れてしまっていたのでナビに案内されながら下道をのんびり走る。
えーとどこかなぁ。じつは「こっそり堂」の正確な場所は知らないのだ。情報としてはネットの書き込みにあった「筑波サーキットへ行く途中にあるよね」という曖昧な記述しかなかったんだけど、話の流れからして恐らく東京方面から筑波サーキットへ向かう途中だろうと踏んで、サーキットが近づくにつれて道の両側に気を配る。
すると予想通りサーキットの手前数キロの場所で発見! いきなり現れたのですぐには止まれず、いったん行きすぎて途中でUターンして戻ってきた。
ということで目的地「こっそり堂」に到着です!!
外観は工事現場のプレハブそのものといったバラックで、入口にはのれんがかかっているだけでドアもない。台風のときとかどうなっちゃうんだろうか、とか心配になってくる。
それとこの道路、思いのほか交通量が多く、車がじゃんじゃん通っているので、ここに車を止めて店内へ入るのはけっこう恥ずかしいぞ。
店の看板が白飛びしてしまって読めないので、近づいて撮影。
ぽっかり開いた入口がぼくを奥へといざなう。「ご褒美あり」ってなんだろう。気持ち的には、若干、お化け屋敷に入るときに近いスリルもあったりして、まさにアトラクション的感覚である。
店内に一歩足を踏み入れると、どこからか「カチ!」「カチ!」「カチ!」という音が連続で建物内に響き渡り、自販機の中の照明が次つぎと点灯していく。人感センサーが設置されていて人が店内に入ると点灯する仕組みである。やっぱり恐い。
店内は通路がコの字型になっていて、その両側に自販機がズラリと並ぶ。およそ20台くらいあるだろうか。売られているものは DVD、雑誌、大人のオモチャ、セクシー下着、コスプレ衣装、衛生用品などなど。価格はおおよそ1,000円~5,000円くらいが中心だ。「サイバーオナホール2,000円」というのが気になったけど、空しくなりそうだったので買うのはやめた。
だけどせっかく入ったし、ネタにさせてもらうだけじゃ悪いので安いものを何かひとつ買うことにした。見ると「お楽しみ宝箱」というのがある。これにしよう。
破壊防止のため、異常に分厚い鋼鉄のプレートでガードされた紙幣挿入口へ1,000円を挿入。番号のボタンを押すと、ゴトンと商品が落ちてきた。
厚さ1.5cmほどの薄い白い箱である。さあて、なにが出てくるかは帰ってからのお楽しみだっっ!!
こちらは出口側。「生涯現役 不屈の根」というのはどういう意味だろう......。
ともかく目的を達したので、ふたたび下道を通ってのんびりと帰宅。渋滞もほとんどなくとってもいいドライブでした。
さて、帰宅して開封した箱に入っていたのがコレ。着エロDVDが1枚と、ローションにスキン、紙パンツらしきものがそれぞれ1つずつ入っていた。
着エロDVDは女忍者が服部半蔵を倒すべくエロエロな特訓を受けるというもので、女優さんの演技が下手というレベルを超越したひどさ。フツーに買ったら怒っていい内容だが、福袋だとこのチープさがまたひとつの味わいである。言うなれば場末の温泉街の射的の景品的な。
うははははー、楽しい~~~っ!! またこんど買いにいこうっと!!
<本日のドライブ 走行距離:約120km、所要時間:約4時間半>
投稿者 黒沢哲哉 : 01:02 | コメント (2) | トラックバック
2014年1月25日
お昼は神保町「まんてん」のライスカレー
現在仕事をしている『少年エッジスタ』の編集部が神保町にあるため、平日はほぼ神保町である。ということで昼食も神保町で食べることが多い。
神保町といえばカレーだ。ぼくが好きなのは共栄堂のスマトラカレー(昔はスマトラ式カレーと言ったが、いつの間にか"式"が取れてしまった)、欧風カレーのペルソナ、インドカレーチェーン店のシディーク、ちょっと値段が張るのでたまにしかいかないインドカレーのマンダラ、辛さを選べるエチオピアは集英社編集のI澤くんオススメの店。手動開閉式の超レトロなエレベーターがあるビルの4階 cafe HINATA-YA の辛口チキンカレー、古本屋の中を通り抜けて店に入る欧風カレーのボンディなどなどなど。
まだまだ神保町にはカレー屋がいっぱいあるが、まあ有名どころはだいたいおさえたかな~と思っていたら! まだ有名店で知らないお店があったのである!!
それが先日水曜日、編集会議の後で副編集長T根くんの案内で行ったライスカレーの店「まんてん」だった。
「どんな店?」と聞いたらT根くんいわく「学校給食みたいな懐かしいカレーです」とのこと。なんだか昭和レトロ的な意味でも期待できるようだ。
つっつーことでやってきたのが↑このお店。店構えからして京成立石あたりにありそうな下町的雰囲気を醸し出している。店内はカウンターのみでコの字型のカウンターには20人ほどが座れる。
午後1時を過ぎていたのに行列ができていて、食べ終えてもまだ行列は途切れることがなかった。ただし客の回転は早いので10人以下の行列ならば数分待てば入れるだろう。
値段も超リーズナブルだっ。
この食品サンプルが並んだショーケースもいい感じ。ぼくはカツカレーを注文したが、ちゃんと注文を受けてから揚げるので衣がサクッとしていて美味しかった。一緒に行った人はウインナーカレーを注文してたが、そちらは今どきめったに見ない真っ赤なウインナーが使われていてこれまた懐かしい。スプーンがコップの水に浸かって出てくるのもまさに昭和である。デミタスカップのコーヒー付き。
味は小麦粉のトロミがきいた、カレー粉で作る昔の家庭のカレー風で、辛さは控えめ。テーブルには揚げ物用のソースが置かれているので、途中でこのソースをかけて味に変化をつけるのもまた美味しい。そんなカレーでありました。ボリュームがあるのでカロリー取り過ぎには注意だが味は大いに気に入った! というかイチバン気に入ったのはこのお店の雰囲気だな! んー、またひとりで昭和を味わいに来ようっと。ちなみにカレーの写真も撮ったんだけど後で見たらピンぼけでした。スマン!!
神保町カレー、まだまだ知らない名店があるようである。またレポートしますね!!
投稿者 黒沢哲哉 : 01:47 | コメント (0) | トラックバック
2014年1月21日
ケイブンシャの大百科特集で取材されました
現在発売中の双葉社の雑誌「EX大衆」最新号2014年2月号で、1980年代カルチャーのひとつとして「ケイブンシャの大百科」を記事にしていて、その中で大百科シリーズの元編集者として取材を受けました~~~。
記事は巻中カラー3ページで、そのうち2ページが大百科の紹介、あとの1ページでぼくのインタビュー記事が掲載されています。
取材は昨年末、神保町の喫茶店で行ったんですが、取材に来られたフリーライターの方も編集の方も1980年代にケイブンシャの大百科の洗礼を受けて育った方だということで、ぼくが語る大百科製作の裏話を大変喜んで聞いてくださいました。
フリーライターのA田さんは「また別のメディアでも取材させていただくかもしれません」とおっしゃっていたので、いずれまた別のメディアでも何か語るかもしれません!
しかしおふたりがナゼぼくのところへ取材に来たかというと、現在ぼくは、かつての大百科ライター仲間との共著でケイブンシャの大百科本を製作中で、春ごろにはそれが刊行される予定なのだ。その情報を人づてに聞いてぼくにコンタクトを取ってきたというワケ。
現在、ケイブンシャの大百科読者だったメイン世代は40代半ばとなり、こうしてメディアでも第一線で活躍される方が増えている。こうやって、これからますますあのころの記憶が掘り起こされていくかも知れません。ついでに、ぼくらの本も当たるヨカーン!!
EX (イーエックス) 大衆 2014年 02月号 [雑誌] 双葉社 2014-01-15 by G-Tools |
投稿者 黒沢哲哉 : 23:34 | コメント (0) | トラックバック
2014年1月19日
フレンディ LEDチューンやり過ぎかも^^
遅ればせながら、、明けましておめでとうございます。
昨年はほとんどブログが更新できず申し訳ありません。
今年はなんとかもう少し更新頻度を上げていきたいです。
本年最初の更新は、またも車いじりの記事です。
深夜ドライブは楽しい。渋滞がないのでサクサク走れる。
景色は見えないけど、好きな音楽をかけながら(ときに大声で一緒に歌いながら)田舎道をのんびり走っていると、自分だけの世界に浸れる。
最近はとくに平日に車でぶらぶらできないので、週末の深夜ドライブの頻度が増えた。
週末に夜道を走っていると、最近はLEDやH.I.Dで照明をチューンしている車をよく見かける。新車でもオプションでLEDのイルミネーションが設定されている車もあったりして普及に拍車をかけているようだ。
これは負けられない。深夜ドライブをもっと楽しく! ということで最近はLEDチューンにはまっている。前にも書いたけどLEDチューンはステッカーチューンと同様、一度やり出すと後戻りができない。自分でも止められず、もっと、もっとと、どんどん追加していってしまうのだ。ああ、誰かとめてえ!!
ということで最初の LED チューンから現在までを振り返ってみた。
【2008年11月8日:グリル内ブルーイルミ施工】
ぼくの愛車ボンゴフレンディで最初に LED チューンをしたのは2008年である。
そのときの記事が↓こちら。
青色LEDチューン、ハマると危険(笑)
フロントグリルの裏側左右に砲弾型LEDを3チップずつ取り付け、グリル内がほんのりブルーに光るようにしたのだった。
この当時はまだ LED で車をデコレーションするというのは、ごく一部のカスタムカーマニアだけだったので、市販のメーカー製 LED パーツはほとんどなかった。なのでネットオークションで一般人が自作して販売していたものを落札し、グルーガンで防水処理をほどこして取り付けたのだった。
これが当時取り付けたヤフオク自作LED。樹脂の中に砲弾型青色LEDを3粒埋め込んだものに抵抗をつなげて12ボルト対応にしたものだ。
しかしこのころはまだ LED は高価だったので、どうもこのイルミに使われているLEDはあまり品質が良くないものだったらしく、わずか2年ほどで球切れしてしまった。
【2013年9月22日:グリル内ブルーイルミ[再]施工】
最初の LED チューンから丸5年。満を持して(?)ふたたびグリル内をブルーに光らせるときが来た!
こんどはちゃんとしたカー用品メーカー・エーモン製のテープLED 15cm 防水タイプを2セット購入。これは長さ15cmの樹脂テープにチップLEDが6チップ埋めこまれているもので、それが1セットに2本入っている。
エーモン 1871 サイドビューテープLED 青・15cm エーモン工業(amonkogyo) 2012-05-09 by G-Tools |
1セットに2本......ということは2セットで合計4本。そう! 前回はグリルの上側だけ光らせていたが、今度は下側も光らせる予定なのだ。うおおっ!!
ということで残暑の中、汗だくで取り付けし完成したのが上の写真。これですよ。前からやりたかったのは! 人が見てどう思うかは関係ない。完全な自己満足の世界である。撮影場所はいつもの幕張パーキングエリアだ。
しかしこうして見るとバンパー左右に付いているフォグランプの部分が光っていないのが寂しい気がしてきた。そういえば、この丸いフォグランプにイカリングを装着して光らせたらきれいなのでは、と前から思ってたんだった!!
【2013年11月23日:LEDイカリング装着】
そう思ったらヤフオクでノーブランドの防水 LED イカリング 直径100mm を落札してました。2本で2,360円。
ちなみにイカリングとは、BMWあたりが最初に始めたイルミネーションデザインで、ポジションライトを点灯させたときにヘッドライトの外周をリング状に発光させるもの。イカの輪切りに似ていることから通称"イカリング"と呼ばれている。またその中でもLEDでツブツブが並んでいるように発光しているものはイクラリングと呼ぶ場合もある。
防水仕様とうたっているものの、届いた製品を見たら裏側の端子がむき出しで、ここを何とかしないとショートの危険がある。さすがノーブランド。
ここはホルツのすき間シール剤で埋めることにした。これは端子の絶縁や防水に使える車用のシール剤で耐候性もあるから車外でも使用できるため重宝している。
上の画像のような状態に処理しました。下のリングが施工前で上が施工後だ。
ホルツ ブラックシーラー MH208 [HTRC3] Holts(ホルツ) by G-Tools |
フォグランプを取り外したついでに、ランプハウジングを完全分解し、前から気になっていたレンズ裏側の曇りをクリーニングした。
取り付け完了!! 外観もホワイトなので昼間も悪目ちせずいい感じである。
ところが点灯してみたら問題発生。光が強すぎてイカリングに見えない(爆)。それだけならまだしも対向車がまぶしすぎる。うーむ。さらなる対策が必要だ。
【2013年12月1日:イカリング光量調整】
イカリングがまぶしすぎる。この対策のためにもっとも簡単な方法はセメント抵抗を買ってきて電源との間にかませれば解決するんだけど、実際にどの程度の抵抗値にすれば明るさがベストになるかはやってみないと分からない。
そこで抵抗を使用する方法はやめ、Amazon で LED の明るさを任意に調整できる調光ユニットを購入した。問題発生→対症療法で処置という泥縄的な対応だけど、車いじりにはよくあることなのでキニシナイ!
上の画像が追加購入したパルス調光ユニット。車内から引っぱってきているイルミ電源とイカリングとの間にこのユニットを介することで、明るさが22段階に調整可能となる。一応防水仕様だが、直接水のかからないところに取り付けてくださいとの注意書きがあるので、取り付けはフロントグリルの内側、コアサポートの側面に両面テープで固定した。
点灯テスト! この明るさならイカリングがはっきりと見えます。
パルス調光ユニット 明るさ33段階 ルームランプなど by G-Tools |
【2014年1月12日:ポジションランプ LED 化】
ここまで来て、あとやることはないかなー、とイルミを点灯させてフロントグリルを見てみるわけです。すると気になる部分があった! それはポジションランプです。
ポジションランプは旧来のT10ガラス電球なのでオレンジに近い色味をしている。これはいかんぞ。
ということでさっそくポジションランプに使用できる LED を物色して購入。といっても現在は市販の LED ポジションランプも無数にあり多種多様なのでネットで情報を集め、調べまくって製品を絞り込んだ。
選択の際の必須条件としては、光を前方だけでなく横方向にも充分に拡散することと車検対応であることの2点だ。その結果、たまたま特価で手に入ったのでウイングファイブの LIGARO マルチバルブ という製品に決定した。側面にチップLEDを27個+正面に3個で合計30チップ使用。これなら明るさも拡散性も充分だろう。
点灯した結果はこの通り。ポジションバルブの色味は点灯してみるまで分からなかったんだけど、イカリングの色味ともぴったり合っていてバッチリでした。
さて、もう LED カスタムはこれで終わりかな。と一瞬思ったんだけど、いやいやいや、まだまだウインカーやデイライトもあるでしょ、テールはストップランプやバックランプやライセンスランプや......うわあああ、やめられない!!
ウイングファイブ LIGARO マルチバルブ 2個入り ウイングファイブ 2012-06-18 by G-Tools |
まとめると↓↓こんな感じ。なにやってんだか。
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