2012年12月27日
クリスマスイブ雑記
今週のクリスマスイブは振替休日で休み。しかしぼくは仕事以外予定なし!
ということで、家でおとなしく仕事をしていると、近所に住む幼なじみの美人姉妹から電話がかかってきた。
「おにいちゃん、いま家?」
「そうだけど、仕事してるよ」
「いいのいいの、じゃあ夕方ふたりで行くから、家にいてね!」
といって、6時過ぎに押しかけてきた。手にはデコレーションケーキの箱。
クリスマスケーキかと思ったら数日遅れのバースデーケーキということだった。
うはは、そーいえば今月19日はぼくの誕生日だったのだ。まー、このトシだと誕生日はそんなにうれしくないんだけど、ケーキはヒジョーにうれしかったです。ありがとう美人姉妹っっ!!
それからさらに、このエントリーを書いている日の前日(12/27)に、もうひとつうれしいプレゼントがあった。
それは午後、いつものように小クリで仕事をしていたときのこと。携帯にいそっぷ社のS藤社長から電話があった。
用件は、先日刊行した『ぼくらの60~70年代熱中記』の初動がなかなか良いので、在庫が少なくなってきていた旧刊の『ぼくらの60~70年代宝箱』の増刷を決めたというのである。6年目にして増刷とはうれしい! これもひとえに応援してくださっている皆さんのおかげです。感謝感謝でございます。
ぼくらの60~70年代宝箱 黒沢 哲哉 いそっぷ社 2006-09 by G-Tools |
2冊そろってよろしくお願いします。
ぼくらの60~70年代熱中記 黒沢 哲哉 いそっぷ社 2012-12 by G-Tools |
手塚治虫公式サイトのコラムも来年で連載5年目に突入します。最新記事が公開されました。無料公開中ですのでぜひお読みください。
先月号のコラムも紹介していなかったので、こちらもぜひ!!
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投稿者 黒沢哲哉 : 23:57 | コメント (4) | トラックバック
2012年12月24日
ネームれない日々
この週末はずっと単行本コミック企画のシナリオを執筆している。
とある作家の作品をマンガ化するシナリオの仕事なんだけど、特殊なのは文章で書くいつもの脚本形式の原作とは違って、下の画像のようにネーム形式にしてマンガ家さんにお渡しするってコト。ネームというのはセリフやおおまかな絵を入れてコマ割りまでした下描きである。
実はこうした形式で原作を書く仕事っていうのは初めてじゃなくて、ごくたまにある。直近だと去年、学習マンガの原作をこのスタイルで単行本1冊分あげたのだった。
だけど1冊丸々というのはやっぱり珍しくて、たいていは新連載の立ち上げ時のイメージをマンガ家さんに理解していただくための数ページのパイロット版を描くとか、トリックネタなどで細かいカットの流れを伝えなければならないときに必要な部分だけを描くとか。せいぜいその程度なわけです。
それが丸々1冊分でしかも学習マンガじゃなくて大人向けマンガの仕事というのは初めてである。
だけどこれって文章で原作を書くときの勉強にもなるなぁ。
いつも文章で書くときには、アングルの工夫とかコマ割りによる効果とか、マンガ家さんにおまかせしちゃっているところまでぼくがやらなくちゃいけないのでごまかしがきかず、いつもどれだけ漠然としたイメージだけで書いていたかが良く分かるという感じ。
発行は来年春の予定です。詳細が発表できるようになったらもう少し具体的なことを書きますね。
投稿者 黒沢哲哉 : 01:13 | コメント (2) | トラックバック
2012年12月19日
アメ横で買い出し
午後から手塚治虫公式サイトの取材で銀座有楽町界隈へ。
取材終了後、まだ明るかったので、山手線でアメ横へいつものエスニック食材を買い出しにやってきた。人が多いと思ったら年末だったんですね!
しかしアメ横センターの地下はいつも通りの感じ。買い物をして店のお兄さんに「写真撮ってもいいですか?」と聞いたらこころよくOKしてくれたんで公開です。
投稿者 黒沢哲哉 : 16:00 | コメント (0) | トラックバック
2012年12月14日
クリスマスイルミネーション見学
今日は1日、自宅で手塚治虫公式サイトのコラム原稿を執筆。あー、だけど何か集中できないうちに夜になってしまった。
図書館が閉まる前に明日の仕事の資料を借りてこないと、というわけで車で家を出た...ら、今日はもう仕事モードでなくなってしまった。
ということで、クリスマスイルミネーションを見にこんなところへ来ています。
探さないでください(爆)
投稿者 黒沢哲哉 : 23:12 | コメント (0) | トラックバック
2012年12月12日
来年の手帳、もう買いました?
ああっ、年末進行が......辛いっっ!!
からいんじゃないですよ、つらいんですっ、って誰でも分かるか。
年賀状もまだまったく準備をしてないんだけど、先日、来年の手帳を買ってきた。
ぼくはここ10数年間、ずっと同じ手帳を愛用している。PILOT のコレト手帳というやつだ。これはシステム手帳風に、中に入れる冊子と表紙カバーが別々に買えるから、自分に必要な手帳がカスタマイズできるというものだ。
一時期流行したバイブルサイズのシステム手帳と大きく違うのは、ひとまわり小さいサイズもそうだけど、それ以上に綴じ部分が金具になっていないことが重要だ。そのため必要以上に分厚くなることがなく、軽量でコンパクトなのだ。
それで毎年ダイアリー部分だけを買って差し替えれば、ずーっと同じ手帳を使い続けている感覚でいられるのだ。
上の画像の中央がコレト手帳の表紙カバーを付けたもので、右が毎年買い換えるダイアリー冊子。左のスマートフォンとくらべてもひと回り大きいくらい。
途中、何冊か抜けてるけどたまったダイアリーもこんなにたくさん。
そしてダイアリーの中はこんな感じ。タイプAというのとタイプBという2種類のダイアリーが出ていて、ぼくが愛用しているのは上の画像のタイプAだ。タイプAは見開きが2週間分になっていて、タイプBは見開きが1週間分になっている。
面積的には見開き1週間の方が広くて使いやすいけど、その分、厚みが増してしまうので、そこは使い方次第での選択になるでしょう。
ちなみにこのダイアリーは2000年のものなんだけど、中にタックシールが貼ってあって、そこに女性の文字で携帯の電話番号が記されていたっっ。「大事」と書き添えてあるけど、これ、誰の電話番号だろう......。しかし電話するのはやめておこう(笑)。
さて、ということで今年もコレトのダイアリーを買ってきたわけだけど、スマホにハマったぼくはピコーン! と思いついてしまった。今年は手帳をスマートフォンに置きかえてみようかと!
ただ手帳の電子化は過去に何度かあきらめた経験がある。1980年代の初めごろだろうか、出版社の忘年会のビンゴ大会で、当時まだ出始めだったシャープの電子手帳が当たったのだ。
そこでさっそく手帳の電子化を試みたわけだけど、結論からいうと1日であきらめた。当時の電子手帳はCPUの性能が低く、容量も小さく、日本語入力機能もダメダメで、しかもスタンドアローンだから入力したデータは手帳の中に入ったまま取り出すこともできない。こりゃだめだと手帳として使うことは早々に放棄したのだった。
ただ当時はまだ原稿を手書きしていたから、難しい漢字を調べる漢字辞典としては役だった。
次に電子手帳を手に入れたのは、弟が当時大流行していたシャープのザウルスをくれたときだった。このときはわずか数年の間に電子手帳も驚くほど進化したなーと思ったけど、それでもやはりスタンドアローン端末であるザウルスで、まともなスケジュール管理ができるものでもなく、やはり電子辞典として使うのみだった。
しかし今回は違う。スマートフォンならPCとの連携もスムースだし、ほとんど常時接続みたいなものだから、これならPCと適切な同期環境を構築し、さらに手書きに近い自由なメモ感覚が保てれば、紙の手帳よりも便利なスケジュール管理システムが構築できるのでは!? うーん、これは夢がひろがりんぐっっ!!
ということで手帳の電子化2012年度版作戦開始である。
まず基本となるダイアリーは、Googleのカレンダーサービスを使うことに決めた。これならPCで入力してスマホで閲覧したり、その逆も簡単である。Google は預けた個人情報のあつかいについて規約でかなり不遜なことを書いており、それを心配する向きもあるけど、まあ、漏れて困るような重要機密情報を書き込んだりはしないので、まぁいいだろう。
で、スケジュールの入力だけど、PC側では普通にブラウザから入力すればいいとして、問題はスマホ側だ。最初からスマホに入っているGoogle標準のカレンダーアプリはカスタマイズ性が低いので、まずはダイアリーアプリをいろいろと入れて試してみることにしよう。
んー、しかしどれも一長一短でなかなか良いのが見つからないぞ。理想としては、ダイアリーを軸として、そこにスケジュールの書き込みができるのはもちろんのこと、手書きや写真を添えられるのがベストなんだけど......。問題はこの「画像が添付できる」ダイアリーというのが意外に数が少ないことなんだよね。
そんな中、ようやく見つけたのが、Refills for Android というアプリだ。FUJI SOFT という会社から出ているもので、値段は980円とアプリとしては高めなんだけど、ぼくの求める画像の貼り付けが簡単にできるのが気に入った。表示もご覧の通り、手帳を模したクリーム色の背景は文字の読み取りもしやすい。あ、もちろん色はカスタマイズ可能で、1週間を何曜日から始めるかとか、曜日ごとに休日の色を変えられる(つまり土日でなく別の日を休日色にもできる)など、ひととおりの機能が揃っている。
面白いのは写真の貼り付け機能で、この Refills では、写真を手動で貼り付けるのではなく、ライフログ機能というのをONにしておくと、あるフォルダに入っている画像を自動的に手帳の詳細ページに表示してくれるのだ。
つまり内蔵カメラの画像保存フォルダを指定しておけば、内蔵カメラで写真を撮ると、その日付のその時間のページに写真をどんどんと貼り付けていってくれるのだ。これはアイデアです。
上がその Refills for Android の画面。左が月表示で右が週表示。週表示画面は上記の二段組みのほかにいくつかの画面が選択可能。さらに1日表示画面とスケジュールの詳細画面、そしてToDoの表示画面がある。
上記で紹介したライフログ機能は1日表示画面とスケジュールの詳細表示画面に対応。
値段はちょっと高めな感じがするけど、毎年手帳を買い続けることを考えればかなりリーズナブルではないかと! ただしちゃんと1年間使い切ればですけどね。
上はRefilles for Android のウィジェット画面。ご覧の通り、1ヵ月表示ができるウィジェットは、この4×4サイズしかない。これをホーム画面に貼り付けると、これだけで1画面を独占してしまうので、できれば 4×3サイズのウィジェットがあればいいんだけどなー......。
ちなみに4×1で1週間単位のスケジュールを表示するウィジェットは用意されているが、これだと一覧性が悪くて、結局、スケジュールを確認するにはアプリ本体を立ち上げるしかなくなるので、それだったら単なるショートカットで十分ということになる。
さて、スマホを手帳として使い倒すための階梯もいよいよ最終段階である。すなわち、この Refills for Android だけではカバーしきれない自由メモの部分をどうするかだ。そしてその解決方法はクラウドサービスの Evernote にあった!!!
上がその Evernote の Android 版アプリのメイン画面。この Evernote、1年ほど前に集英社の編集さんから「これ、便利だよ」と薦められて、すぐにパソコンでユーザー登録してみたんだけど、正直、そのときはどこが便利なのかその良さがまったく分からず、ちょっといじってみてすぐに眠らせてしまった。無料登録では月間のデータ転送量がたった250MBしかないし、これなら Yahoo!ボックスで充分でしょ、と。しかーーーし、Evernote はスマホと連携して初めてその威力を発揮することがわかったのだ。
たとえば初めての場所へ行く場合、今までだと目的地の住所を手帳にメモったり、地図をネットで調べてプリントアウトしたものを持参していた。
だけど Evernote があれば、目的地の地図や公式サイトの案内図などをそのまま Webクリップ機能を使ってクリップし、それをノートとして保存しておける。そしてその情報は外出先でもスマホからすぐに見ることができる。さらには住所データからそのままナビアプリで目的地まで案内してもらうことも可能だ。
そしてもっとも重要なのは、同様の機能を持ったスマホアプリは数あれど、Evernote の場合、お買い物メモとか、聞いたばかりの人の名前をちょこっと控えておくとか、歩いていてふと思い出したこと、例えば「牛乳の賞味期限、今日までだった!」とか、とにかくあらゆる雑多なメモをすべて1箇所に放り込んでおいて、いつでもどこでも取り出せるというのが便利なのだ。
またこれはいずれ機会をあらためて紹介しようと思ってるんだけど、現在ぼくは名刺管理も Evernote で一元管理できそうだと考えていて、データを少しずつ取り込みながら問題点を洗い出している最中だ。これもうまくいけばかなり使い勝手のいい住所録になりそうです。
本当は Refills for Android のスケジュールページと、この Evernote に記録した情報とを日付で自動的に結びつけられたらスケジュール手帳としてはもうほぼ完璧なんだけど、それを実現する方法はまだ見つかっていない。FUJI SOFT に要望を出してみようかしらん!
ということで長々書いたけど、最後はまったく違う話題で締めることにしよう。先週の金曜日、封筒やクリアケースなどの文具を買い出しに、三郷のスーパービバホームへ行ってきた。このスーパービバホームの2階にインドカレー屋さんがあって、いつもいい匂いがしてるんだけど一度も入ったことがない。そこで勇気を出して入ってみた。
お店の名前はロイヤルカリー。カレーのメニューは日替わりで決まっていて、ぼくの行った金曜日は「バターチキン」「豆カレー」「野菜カレー」の日だった。あとは値段によって品数が増えたりデザートが増えたりする。ぼくはカレー3品+ナン+ドリンク+ソフトクリームのセット900円をオーダーした。お店はフードコート風で通路の一角を仕切っただけのオープンなスペースだから値段もリーズナブル。それでもカレーとナンの味はけっこう本格的でしたょ。カレーの辛さは3段階。ただしドリンクがコーラとかジンジャエールとかフツーの飲み物しかなかったのが残念だった。チャイとかラッシーがあればいいのに。でもまた行こうっと!!
投稿者 黒沢哲哉 : 00:29 | コメント (7) | トラックバック
2012年12月 6日
運転免許証更新!
五年に一度の免許の更新に行ってきた!
前回は本所警察だったケド、あそこは車でいかないと不便だからな~と思ってたら、神田にも免許センターがあるという。それなら小クリへの行きがけにたちよれるじゃん! ということで無事に更新完了!
実は今回は視力が落ちちゃって、メガネが必要っていわれるかもと心配してたんだけど、とくに問題なくパス。これでまた5年戦えます!
あー、しかし次回の更新のときには60かよ!
考えないコトにしよう(笑)
投稿者 黒沢哲哉 : 12:13 | コメント (2) | トラックバック
2012年12月 3日
手塚治虫ファン大会2012に参加!
12/1は手塚治虫ファン大会に参加してきたっっ!!
毎年、この時期に開催されている手塚治虫ファン大会の季節がまたまたやってきた。
今年の会場は、杉並アニメーションミュージアム内のホールで、午後14:00からの開催だ。
12:30、電車で荻窪へ。ちょっぴり天気が悪く、雨がぱらついてきた。会場到着まで降らないといいなぁ。
青梅街道のイチョウがきれいに色づいていて、歩く分には気持ちがいいけど、道路に面した商店の人たちは掃除が大変だろうな。あと、路肩に積もった落葉は、ライダーにとってはものすごく危険なんですよ、滑りやすくて。30代のころ、仕事の移動にバイクを使っていた時代に、お茶の水の女子医大近くで派手に転倒したコトがありました。
それはともかく、会場に到着。14:00、いよいよファン大会が始まった。今年の最初のプログラムは、杉並アニメーションミュージアム館長の鈴木伸一先生による、手塚先生の思い出から。鈴木先生は特にアニメーション関連の話になると熱がこもってきて、時間が来てもまだまだしゃべり足りないご様子だった。
先生がされていたのはたとえばこんなお話。。。
あるとき鈴木さんと手塚先生が銀座でバッタリ会って、喫茶店で昔のアニメーション話で盛り上がってしまい、「今からうちへ来ませんか? 見せたいものがあるんです」と言って、手塚先生の自家用車で自宅へ行き、見せてもらったのは、当時貴重だった「鉄扇公主」という中国のアニメーションの16mmフィルムだったとか!
続いて休憩をはさんで、作家の二階堂黎人さんと元大都社編集の篠田修一さんによる、手塚治虫ファンクラブ草創期の裏話。おふたりは手塚治虫の公式ファンクラブが発足した当時の主要メンバーで、そのおふたりが、当時イベントなどで手塚先生に振り回された苦労話などを語ってくださった。
会場では今回のゲストの先生方のサイン本をゲット! 上の画像の左が手塚プロの小林準治さんが、手塚先生の少年時代の昆虫採集の話などをマンガ化した『マンガ 手塚治虫の昆虫つれづれ草』。そして右が藤子・F・不二雄や石ノ森章太郎など、トキワ荘メンバーが集まって設立したアニメ製作会社スタジオ・ゼロのドキュメンタリー本『ゼロの肖像 「トキワ荘」から生まれたアニメ会社の物語』。こちらはライターの幸森軍也氏が鈴木伸一先生にインタビューをするなどしてまとめた本で監修と装画は鈴木伸一先生である。
そして上がサイン中の小林準治さんと、ぼくが書いていただいたサイン。当日は本を30冊用意してきたそうだけど、あっという間に完売だったそうだ。
現在、ぼくは小林準治さんといっしょの仕事をしていて、来年春ぐらいにはそれが本になる予定です。
その後、手塚先生の秘蔵映像の上映があってファン大会第一部は終了。17:45からは、同じ会場で、立食パーティ形式の懇親会が開かれた。
そしてここでは、ぼくも今回のイベントに秘蔵コレクションをプレゼントとして提供していた。それは手塚治虫直筆サインが入ったヒョウタンツギの絵柄の版画。ぼくが高校生のころに渋谷のパルコで開かれた漫画集団のチャリティイベントで購入したものである。
これはジャンケン大会で勝ち残った人にプレゼントするということで、期待したとおり皆さん大変盛り上がっていただき、熱烈なバトルの末にめでたくおひとりのファンの方にプレゼントさせていただきました。大切にして下さいね~~~~っ!!
19:45、こうして大満足で終わったイベントだけど、その後、ぼくは一部の常連ファンと手塚プロスタッフの方たちといっしょに荻窪駅前のサイゼリヤでお茶をすることになった。後からそこへ鈴木伸一先生も合流して、ぼくも親しくお話しをさせていただくことができました。
その帰り際、駅のホームで鈴木先生がしみじみとこんな風におっしゃっていたのが印象的だった。
「手塚先生が亡くなってもう20年以上たつのに、こうして多くの人が集まってあのころの話ができるなんて幸せだなぁ。これも手塚先生のおかげだなぁ......」
こう語られた鈴木先生の心の中には、きっとぼくら以上にいろんな思い出が去来しているんだろうな、と思ったらなんだかジーンときてしまった。
マンガ 手塚治虫の昆虫つれづれ草 小林 準治 手塚 治虫 講談社 2012-05-10 by G-Tools |
ゼロの肖像 「トキワ荘」から生まれたアニメ会社の物語 幸森 軍也 鈴木 伸一 講談社 2012-10-30 by G-Tools |
【YahooDesktop.exe エラーの回避方法】
さてここからは一転、話題を変えて、ちょっとしたPCトラブル解決方法の話をします。
前回のエントリーでぼくが愛用していると紹介した Yahoo!ボックスだけど、ある使い方をすると、100%の再現率で発現するエラーがあるのだ。
しかしその回避方法がわかったので、検索で来られたお困りの方の参考になればと書かせていただきます。
そのエラーとは、Yahoo!ボックスを起動(常駐)した状態で、USBデバイス(特にドライブ構成が変わるもの)、たとえばUSBマルチカードリーダー/ライターなどを抜き差ししたりすると、画面に下記のようなエラーメッセージが出るというものだ。
「YahooDesktop.exe-ディスクがありません。
ドライブにディスクがありません。ディスクを\Divice\Harddisk2\DR2に挿入してください」
一度このエラーメッセージが出ると、その後は、Yahoo!ボックスを再起動するたびに毎回この表示が必ず出るようになってしまう。
ネットで検索すると同じトラブルに悩んでいる人は多いようで、問い合せの書き込みはいくつも見つかるのだが、それに対する決定的な解決方法というのはどこにも書かれていなかった。結局、一度 Yahoo!ボックスをアンインストールして再インストールし直すしか方法がないというのだ。
確かに再インストールすればこのエラーは消えるんだけど、このYahoo!ボックスの再インストールがこれまた面倒くさい。
インストールの過程で同期フォルダを指定するんだけど、その際、すでにファイルの入っているフォルダは指定できないのだ。従って再インストールする際には、今まで同期フォルダに入っていたファイルをいったん別の場所へ待避し、後から同期したいファイルをまたそこへ入れ直して再同期させなければならないのだ。
ぼくの場合、Yahoo!ボックスには10GBくらいファイルが入っているので、これらをすべて同期完了するには2時間以上かかってしまう。
しかもその後もまた、うっかりYahoo!ボックスを終了させるのを忘れてカードリーダーを抜き差ししたら、またエラーが出まくりとなってしまうのだ。
2度目にそうなったときはもうブチギレて Yahoo!ボックス捨てるか!? と思ったんだけど、ひょんなことから思いついて試してみたじつに簡単な方法で、このいまいましいエラーが回避できることがわかった。
その方法というのは、下記のYahoo!ボックスの設定パネルから、基本タブを開いて「コンピュータ起動時に自動的にYahoo!ボックスを起動する」のチェックを外し、その後、タスクトレイに入っているYahoo!ボックスアイコンを右クリックし、表示されるメニューから、常駐しているYahoo!ボックスを終了させる。
そしていったんPCを再起動させるというもの。これだけ。これで次回からはYahoo!ボックスを起動してもエラーは出なくなるのだ。
このYahoo!ボックス、どうやら同期させるドライブだけでなくPCにつながっているすべてのドライブを監視しているらしくて、Yahoo!ボックスが起動中にドライブ構成に変化があると、冒頭に書いたエラーを吐いてしまうらしいのだ。
だけどなぜ Yahoo!ボックスがほかのドライブを監視する必要があるのか、そんな必要ないだろうと思うんだけどね。実際、GoogleドライブもDropboxもこんなエラーは吐かないんですから。バージョンアップでぜひ改善を望みたい部分です。
でも取りあえず解決方法がわかってぼくも使い続けられます。参考になれば!