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2012年2月 8日
マツダ純正オプション 静電アースプレート
装着期間:2006/12-使用中
今回紹介するフレンディの後付けパーツは、冬のドライブの必需品静電アースプレートだっ。
真冬のピーンと空気が乾燥した日に車から乗り降りしようとしてドアに触れると、その瞬間、手にビリッと激痛が走ることがある、あの静電気のビリッを感じさせずに逃がしてくれるアイテムだ。
ボンゴフレンディが我が家に納車されたのは2006年1月のこと。真冬の時期だったから最初からビリビリと来まくりだった。しかもフレンディはボディが大きいから帯電する電気も大きいのか、このビリッとくる痛さが今まで乗ってた車より強い気がする。
そこで後日、マツダにこんなオプションがあることを知り、翌冬の1年法定点検の際に、いつもの関東マツダ葛飾青戸店で取り寄せてもらい設置をお願いしたのだった。
構造は簡単で、上の画像のような1円玉2個くらいの大きさの合成樹脂製プレートをドアの内側に貼り付け、そこから細い電線が伸びてドアの内側の金属部分にアースされているだけだ。
使い方は、車から降りる際にこのプレートを指でポンとワンタッチしてから降りる、あるいは車外に出てからドアを閉める前にここをポンとタッチする。そうするだけであの嫌なビリッが完全に退治できるのだ。
ということで結論から先に言うと、これ、すっごくいいですよ。効果はてきめんで、こんな簡単なモンであのビリッから解放されるんだったら、もっと早く知っていれば......!! つーか、これはもう日本中の全ての車に標準装備すべきではないかと思うほどの優れ物なのだ。
後から知ったんだけど、トヨタのディーラーオプションにもこれと同様のものがあった。それに元もと車種を選ばずに取り付けできるものだから、他メーカーの車に乗っておられる方も、静電気に悩んでいたらぜひ装着してみてはいかがだろうか。
上は1998年4月版のボンゴフレンディ・ショップオプションカタログより。なので値段は忘れちゃったけど、ぼくが購入したときの値段はもう少し上がっていたかも知れない。
ところでこのカタログを見ると、標準ではドア内側の持ち手のカップの中に取り付けるように説明されている。
しかしぼくが取り付けをお願いした際には、特に取り付け場所を指定していなかったら、下の画像のようにドア前方上部に取り付けてあった。
そこで車を受け取りに行ったぼくが、「あれっ? 取り付け場所はドアハンドルの内側じゃないんですか?」と聞いたら、当時のサービス担当の人が「この場所の方が絶対使いやすいんで、うちじゃこちらに付けることをお薦めしてるんですよ。しばらく使ってみて不便だったら無料で移設しますので、このまま使ってみてください」と、いやに自信たっぷりである。
まあ、そこまで言うなら、と、このまま使ってみることにした。すると! 確かにここにあるとすごく使いやすいことはすぐに分かった。
まず車を停車させてエンジンを切ろうとしてキーに触れた瞬間にビリッと来ることがあるんだけど、その際もキーに触れる前にアースプレートにタッチすればビリッとこない。アースプレートがこの位置にあるとその動きがワンアクションで自然にできるのだ。
また車から降りる際も、まずは普通にノブを引いてドアを開ける。そして車から降りる直前に右手を前に伸ばしてプレートにタッチ。そして車から降りる。この腕の流れもごく自然なのである。
さらに右手が荷物でふさがっている場合も便利だ。車から降りてドアを閉める前に「左手で」このアースプレートに触ることができるのだ。
車から降りる前にプレートに触れるのを忘れたときも、ドアを閉める前にちょっと左手を伸ばしてプレートに触れれば大丈夫。
そう、確かに考えてみたら普通に車から降りるときもドアハンドルのカップの中なんてほとんど触れない場所なんだよね。ここに手を入れて引っぱるのは車から降りるときではなくて車に乗るときなのである。さすが、ディーラーの整備の人やサービスマンもダテに経験は積んでいないということですね。
ただしまあ車種によってはもっと最適な場所があるかも知れないので、そこは皆さまそれぞれで工夫なさってみてください。
投稿者 黒沢哲哉 : 2012年2月 8日 00:48
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