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2011年6月 1日
倉庫への荷物搬入完了!
5/1-2
集英社の児童書原作のプロットを執筆。世間は休みでもぼくは休みじゃない。まー、世間が仕事でもぼくが休みの場合もあるんでアイコですけどね(笑)。
5/3
13:00、京成上野駅で集英社編集I澤氏と待ち合わせ。GWのど真ん中だけど打ち合わせ。曇り空で今日は午後から雨の予報なんだけど天気は持つだろうか......。
しかしまーとりあえず、まずは歩いて上野公園へ向かう。この日、上野公園の噴水広場では児童書を出している出版社が合同で子どもの本フェアを開催中なのだ。そこに集英社もブースを出しているからと陣中見舞いに訪れた。営業の人に挨拶をして、ぼくの本を見る。売れ行きはまずまずだそうでとりあえずにっこり。小学館もブースを出していたが、残念ながらこちらにはぼくの本は置かれていなかった。
その後、鶯谷まで歩き、手打ち蕎麦のおいしい店で遅い昼食をとったが、この店を出たあたりから雨。しかもかなり強烈。逃げ込むように鶯谷駅前の喫茶店へ入り、そこで次回原作打ち合わせをおこなう。打ち合わせは順調に進み、ここで解散となったが、上野公園のフェアがどうなったかちょっと心配。
5/4
所用があって友人とともに早朝から車で横浜へ。この日も大渋滞を心配したが、行きも帰りも順調でホッとした。この日の夜は三郷の回転寿司くら寿司へ。こちらも思ったより混んでおらず、こうなると逆に震災の影響かなぁ、と心配になってしまいます。
5/6-10
6月末に小学館クリエイティブから刊行予定の『少年サンデー版 0マン 限定版BOX』で、メカ解説のコラムを書かせていただくことになり、その原稿を執筆。今回はコラムといってもメカ解説だから、懐かしのヒーロー大百科風にイラストとキャプションを中心としたビジュアル中心のページを作ってみました。勁文社時代はそんなコンテを毎日無数に作成してたからラフなんかもチョコチョコっと作れたんですけどね、やっぱり久々に作るとカンが鈍ってるのか予想以上に時間がかかってしまいました。
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5/13
夕方、仕事を中断し、電車で東銀座へ。そこから徒歩で有楽町へ。今週はヒューマントラスト・シネマ有楽町で大林宣彦監督の劇場初期作品特集をやっていて、今夜は『HOUSE・ハウス』(1977年東宝映像)が上映されるのだ。これはぼくにとっては衝撃的な作品で、あまりの衝撃に自分でも8ミリ映画を撮り始め、大学の卒論テーマも『HOUSE・ハウス』にしてしまうほどの入れ込みようだったのだ。
だからもちろん封切り後も名画座で見たり、ビデオで見たり、テレビで見たりとざっと30回以上は見ていると思うのだが、映画館の巨大スクリーンで見るのは実に20年以上ぶりである。
上映後には大林宣彦監督と、主演メンバーのひとりだった松原愛さんのトークショウまであり、さらにそこへ石上三登志さんが飛び入り参加して、非常に楽しいひとときを過ごしたのであった。もちろん『HOUSE・ハウス』は大傑作でしたよ。
しかしこの映画がなぜ今ごろこうしてリバイバルされたのかというと、何でも2~3年前からアメリカで再注目されているらしく、それが日本に逆輸入された形で日本でもブームが再燃しているのだとか。だけど封切り当時からこの映画を熱愛していたぼくからしてみれば、「今さら『HOUSE・ハウス』に注目するなんてみんな34年遅いぜ!」ってコトですね(笑)。
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5/14
先月末に取材に行ってきた手塚治虫公式サイトのコラム『虫さんぽ』大阪編の原稿を執筆。今回もけっこうな長文となったが、これは資料の収集も取材もバッチリだったから、とどこおりなく1日で完成した。
5/15-16
いそっぷ社単行本の原稿を執筆。こちらもずるずる遅れてしまっていていかんなぁ。もっとハッパをかけないと。
5/17
16:30、電車で東銀座へ。昭和通り沿いのいつもの喫茶室ルノアールで、いそっぷ社社長S藤さんと待ち合わせ。出来上がった分の原稿をお渡しする。
5/23
3ヵ月ほど前からここにちょこちょこと書いてきた沈みゆくアパートの件([ここ]とか[ここ]を参照)だけど、ようやくその部屋の補強工事が完了し、いよいよ今日! 友人Kくんの倉庫にあずかってもらっていた荷物をアパートへと戻すことにした。
天気は午後から雨の予報で、朝からパラパラと小雨が降り出してはいたが、それでも何とか持ちそうだったので決行することにする。
10:00、亀有のKくんの車庫で待ち合わせ。そこからトラックで八潮の倉庫へと移動し、預かってもらっていた荷物を積み込む。下の写真がその倉庫の中に置いてもらっていたぼくの荷物。ほとんどが雑誌と本である。
ところがなんとこの日、Kくんは50肩になってしまったということで、Kくんの息子さんが応援にかけつけてくれた。まー結果としては若い人が加わってくれたことで、作業はむしろはかどったんですけどね(笑)。
ということで上は、アパートへの荷物の運び込みを終えてホッとしたところのスナップ。向かって右がKくんで左がKくんの息子さんだ。このあと3人でジョナサンで遅い昼食を取ってから解散。いやー、ほんとにKくんには3ヵ月近く荷物をあずかっていただいて感謝感謝です。ありがとうございました! あとはひとりで部屋の中をコツコツと片付けます。いや、それも実はのんびりしてられなくて、いそっぷ社の本に使う資料もこの中に埋もれているから、それをなるべく早く発掘しなくちゃいけないんだけどね。
5/20-
ああ......早くも5月下旬になってしまった。今月のこれからの空けられる時間はすべて、締め切りの迫っている集英社の単行本の原作執筆に費やす予定である。さぁ、気合いを入れて明日からまくるぞぉぉ~!!
5/29
これまでタイで発行されている日本人向けの情報誌『G-Diary』で昭和レトロなコラムの連載をしてきたが、そこでずっとお世話になっていた編集長のS山さんが、このたびタイで新雑誌を創刊することになった! その名も『アジアの雑誌』という誌名で7月刊行だそうである。
ということでぼくの昭和レトロなコラムの連載もそちらの新雑誌へと移籍することになった。
この日はその連載第1回目の原稿を執筆。コラムの基本的なテーマとスタンスは『G-Diary』時代とほとんど変わらないんだけど、やはり第1回となるとあらためてテーマを書いたりして気が引き締まります。
6/1
手塚治虫公式サイトの連載コラム『虫さんぽ』大阪編が公開されました。下記のリンクから無料で読めますので、お時間のある方は、ぜひ読んでみてください!!
参考リンク:
手塚治虫公式サイト
「虫さんぽ」第17回:【関西編 前編】大阪界隈:医大生時代の手塚先生の足跡を歩く!!
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投稿者 黒沢哲哉 : 2011年6月 1日 22:04
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