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2011年6月

2011年6月13日

深夜ドライブでコーヒールンバ

 今日は朝の10時半から夜まで打ち合わせ4連チャン。はー疲れたー。疲れたのはいいが、そのうち2つの打ち合わせが、事前に仕上げていくはずだった原稿が完成にいたっておらず、編集者におわびしなければならなかったのが精神的に疲れた。編集者はもっとライターに優しくしろよ! ってそれは筋違いですか、そうですか。

 というわけで、人間が半分壊れかけたときにはドライブがイチバンである。もー締め切りに間に合わない、となった時点でただちにパソコンをスリープモードにし、ぼくは深夜ドライブへ出発した!

 しかしぼくも多少の理性は残っているので、遠出をするわけではなくて、行ったのはいつもの幕張パーキングエリアである。そこでしばしコーヒールンバを楽しんで、そのあと軽く遠回りをして帰るだけ。およそ2時間の気分転換です。
 ちなみにコーヒールンバというのは、このブログでも何度か紹介しましたが、アドマイヤという会社のミル挽きコーヒー自販機で、お金を入れるともの悲しげなインストゥルメンタルの「コーヒールンバ」のメロディが流れ出し、自販機前面に付いている液晶画面に、自販機内部でコーヒーを抽出している工程がライブカメラの映像で見られるというものだ。2~3年前から高速のパーキングエリアにお目見えし、深夜ドライブファンの間で話題になっていたのだ。今ではあちこちにあるから、これを目的にドライブをするという意義も薄れてはいるが、それでも何も目的を持たずにただぶらぶらと走るよりはドライブがずっと楽しくなる。

20110613a.jpg

 ということで上の画像は幕張PA(通はマクパーと略す)でルンバ中の風景です。

 一方、下の画像は、今日、打ち合わせの合間に立ち寄った古本屋で買った古い雑誌。『現代用語の基礎知識』の自由国民社が昭和25年10月に出した『自由国民別冊 酒のみとタバコ党のバイブル』という本だ。当時の定価は百円。ぼくは200円でゲットした。

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 しかしどうして深夜ドライブからいきなりこの本に話題が移るかというと、この本の中に「コーヒーファンにおくる小事典」という小特集が収録されていたからだ。その中に北原白秋「苦いコーヒー」という詩が掲載されていた。最後の「苦い珈琲よ かきまわしながら 静かに私のこころは泣く」というところがぼくの今の気分にぴったりな感じ。

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 時代を感じさせる記事としては「放出(罐詰)コーヒーの種類と選び方」というものがあった。これは恐らく、挽いた豆が入った缶詰が米軍の放出品として当時、大量に出回っていたのだろう。ブランドとしてはマックスウェル・ハウス、エム・ジェー・ビーのほか、ヒルズ・ブラザーズ、チェイス・アンド・サンボーンなど8銘柄が紹介されている。
 またそのコーナーではインスタントコーヒーについてもわずかに触れられていて、「放出コーヒーにはこの他ソリュウブル・コーヒーとインスタント・コーヒーと云うのがあります。前者を可溶コーヒー後者を即席コーヒーとでも譯しますか──兩者とも同一品質なのです。大概の人は豆を炒って微かな粉にしたものと信じているようですが大變な間違です。(略)香氣に乏しく、風味は決して良いとは云えませんが、獨身者向きの簡便さが特徴です」とある。

 ちなみにこの本の全体の構成比率は、酒6:タバコ3:コーヒー1という割合いで、特に酒とタバコは大人のたしなみ、文化人の基礎教養、たしなまない奴はお子ちゃま、というスタンスで貫かれているところに60年の時の流れを感じる。まー、1970年代ごろまでの本や雑誌はだいたいほとんどそうだったんですけどね! 酒もタバコもやらないぼくとしては、お子ちゃま扱いされなくなっていい時代になったもんだ。なんて言ったら左党の人たちに怒られるだろうか。

20110613d.jpg

 で、そんなノリの本であるから、当然、上記のように映画からかっこいいタバコの吸い方を学ぶなんて特集も、そりゃあみんな本気でマネしたんでしょうな。
 ぼくの学生時代には、『アメリカン・グラフィティ』を見て感化されたチャライ友人が、Tシャツの袖にタバコの箱を巻き入れるというのを、さっそくマネしていたのを見て苦笑した思い出があります。だってそれをやると、後でTシャツの袖がデロンデロンに伸びちゃうんだもん。

 あ、それからちなみにもうひとつ付け加えておくと、4ヵ月ほど前の[このエントリー]で書いたように、ぼくはいまは夕方以降コーヒーは飲まないようにしている。だからマクパーでルンバしたのも実はコーヒーではなくココアです。悪かったなお子ちゃまで!ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン!!

投稿者 黒沢哲哉 : 23:56 | コメント (0) | トラックバック

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2011年6月 8日

フレンディ純正オプション シートアンダートレイ

装着期間:2008/10-使用中

 本日もボンゴフレンディネタ。
 フレンディが納車されて間もなく5年半となる。その間、あちこちいろいろと手を加えてきていて、そうしたカスタマイズの一部はこのブログでもすでに紹介している。だけど実際には改良部分の半分も紹介しきれてないので、検索でこちらへ来られるフレンディファンや車いじりの好きな皆さんとも、ぜひ知識や情報を共有したい。ぼく自身も、ネットで多くの方が公開されている車いじり情報にはずいぶんとお世話になっているので、それをフィードバックしたい、という思いから、古いネタも少しずつ紹介していこうと思います。

 ということで、今回はフレンディ純正オプションだったシートアンダートレイと、その工夫ポイントをご紹介。

 ボンゴフレンディの後部座席は、下の画像のようにシート全体が左右2箇所の太い脚で支えられていて、シート中央下部にスッカスカの大空間が空いている、というのが大きな特徴だった。これによってスキーなどの長物の荷物もシート下に楽々積むことができ、ぼくもスキーに出かける際には毎回とても重宝している。
 そしてそのシート下の空間にぴったり納まる引き出しとして、当時、純正オプションに設定されていたのがこのシートアンダートレイだった。
 下の画像は、新車販売当時のショップオプションカタログより。単なる引き出しに18,000円は高すぎだけど、まぁ、純正オプション品というのはだいたいそんなものですね。

frie_seat_under_tray00.jpg

 このシートアンダートレイ、ぼくもフレンディの納車当初からぜひ欲しいオプションだったんだけど、ぼくがフレを入手したときはすでに廃番で、唯一の入手手段は某ネットオークションのみだった。
 まぁオークションでも気長に待っているとけっこう出品はあるものの元値が高いため、なかなか安く入手できない。平均相場で10,000円~12,000円前後。しかしあるとき一部欠品アリのトレイが出品されて、それを格安で落札することができたのだ。
 このシートアンダートレイの取り付け方法は、シートの脚の内側部分に付いている樹脂パネルを外し、代わりに専用の木製ガイドレールを取り付けることで、そこへ引き出しがぴったりと納まるという構造になっている。今回の落札品は、そのガイドレールをシートに固定するためのネジと円柱型のスペーサーが欠品していたのだ。
 ということで落札はできたものの、そのネジとスペーサーがどんなものか分からなければ取り付けができない。そこでぼくはしばらく某クションのウオッチを続け、欠品なしで出品されている別のシートアンダートレーの画像を穴の空くほど見つめて、そのネジとスペーサーの形を確認。サイズは大まかにしか分からないので、それと似たものをホームセンターで数種類購入してきて、その中でちょうどのものを見つけて無事に取り付けることができたのだった。

 ということで、取り付け後、使用し始めたばかりのころの画像が下記である。

frie_seat_under_tray01.jpg

 工具やら洗車道具やら、ケミカル類など、セダン乗りならたいていトランクの中に雑然と投げ込んでいるような小物類がまとめて片付いた。
 ところが、ここで問題が発生した。中味があるていどの重さになると、ブレーキをかけたときに、トレイが前へ飛び出してきてしまうのだ。
 実際、高速をひとりで運転中に軽くブレーキを当てた瞬間、トレイが飛び出してしまい、それからサービスエリアへ入って直すまで、およそ10数kmもトレイが車内後部の床を滑りまくっていたのだ。

トレイ飛び出し防止用フックの取り付け(2009/04/06)

 そこで、トレイの飛び出し防止策として考えたのが下記の方法だ。

frie_seat_under_tray02.jpg

 画像のようにシートの裏側にダイソーで買った自転車用の荷物バンド(50cm)をタイラップで固定。このフック部分で引き出しを留めることにした。

frie_seat_under_tray02b.jpg

 結果、引き出しを開けるのにまずフックを外すというワンアクションが増えたものの、トレイが飛び出すことはなくなり、安心してブレーキが踏めるようになった。荷物バンドはフックの部分も樹脂製のものを選んだのでトレイを傷つけることもない。

トレイ内に整理用ケースを設置(2010/02/05)

 続いての改良点は、トレイ内の整理である。トレイ内部には仕切りがないため、大きな荷物でもどんどん入れられる反面、フタがないことと仕切りがないことで、汚れ物とそうでないものを分けられないことや、大きな物も小さな物もすべて乱雑に混ざり合ってしまうという欠点がある。そこでトレイ内のサイズを細かく測り、ホームセンターやダイソーやニトリを歩き回った結果、ようやくダイソーで見つけたのが下の画像の整理ケースだった。

frie_seat_under_tray03.jpg

 上の画像、左がストレージボックスM(42cm×30cm×16cm)1050円、右がストレージボックスS(20cm×30cm×16cm)840円である。ダイソーといっても100円商品ではないが、ファスナーのつまみは2個付いてるし、針金製の枠を入れるので変形も少ない、値段の割りにはしっかりした品質の商品だ。

frie_seat_under_tray04.jpg

 上の画像は左がビデオテープ収納袋10型、右が文庫本用収納袋5型という商品で、こちらはいずれもダイソーの100円商品。ただしこれは下記に書くようにどれくらい隙間が空くか分からなかったので2点買ってみたのだが、実際には右の文庫本用しか使用しなかった。

frie_seat_under_tray05.jpg

 これを入れてトレイ内を整理してみたのが上の画像だ。トレイはすりばち状に底の方が上部より狭くなっているため、なかなか巻き尺で測っただけではぴったり入るかどうか確信はなかったんだけど、試してみたところご覧の通りのぴったりサイズだった。ただし文庫本収納袋は若干、隙間にむりやり詰め込んでいる。
 なぜ真ん中にこうした隙間を作る必要があるかというと、実はシートの裏側のこの位置にはシートスライド用のレバーが4~5cmほど出っ張っているのだ。この隙間がちょうどそのレバーの位置に来ることで、そこをうまくかわしているのである。いやー、まるで最初からあつらえたようなサイズで大満足である。いろいろ探した甲斐がありました。
 ところで実は、真ん中の文庫本用収納袋を入れた場所には同じくダイソーで買ったパスタケースで、もっとぴったりサイズのものもあったんだけど、そのケースに中味を入れると走行中の振動でカラカラと音がうるさいことが分かってやめたのだった。だからそこへウェスなど音が出ない物を入れるならそちらのパスタケースを使用するのもアリかも知れない。

frie_seat_under_tray06.jpg

 続いて用意したのがこれ。カバンのファスナーなどに付けるツマミ。これをどのように使うかというと......、

frie_seat_under_tray07.jpg

 上の画像のように、ストレージボックスのファスナーのつまみに取り付けるのだ。走行中の振動でつまみ同士が触れ合ってチャラチャラとうるさかったための対策である。さらにこれを付けたことによってファスナーの開閉もしやすくなって二重丸です。

三角表示板をスリムタイプに交換

 次にもうひとつ問題がある。それはシートアンダートレイを小分けしたことによって三角表示板が収納できなくなってしまったことだ。いつも思うんだけど日本の自動車はなぜ三角表示板の収納場所を最初から用意しておかないんだろう。それとも最近の車は収納場所があるのかな?
 とにかく、これは常時積載しておかなければいけないので最初はテールゲート近くにそのまま投げ出しておいた。だけどどうしてもじゃまだし目障りだ。と、そのときふと思いついたのが、ヨーロッパ車が使用しているスリムタイプのものだったら、もしかしたらトレイの隙間に入るかもしれないということだ。そこで確信のないままダメモトでまたもやネットオークションで中古品をゲットした。

frie_seat_under_tray08.jpg

 上の画像の、黒い方がぼくが CR-X 時代から20年以上も使い続けていた日本製のごく一般的な三角表示板。当時オートバックスで800円くらいで買ったものだと思う。
 そして下がネットオークションで入手したBMW純正のスリムタイプの三角表示板だ。ご覧の通り、大きさも重さも厚さも全然違う。しかしスタンド部分は、昆虫の脚のような長い棒がスプリングの力でニョキッと四方に広がるため、本体は軽くても風圧で倒れたりするようなことはなく、実に良く考えられている製品だ。またこのヨーロッパ車用の三角表示板は、かつては日本の保安基準に適合していなかったそうだけど、今ではちゃんと正式に認められているということなので安心して使用できる。

frie_seat_under_tray09.jpg

 上の画像がそのBMW用の三角表示板をトレイに収納してみたところ。ストレージボックスの後ろに空いていた隙間にサイドオーニング用ハンドル(灰色のビニール袋)と一緒にぴったりと納まった。取り出すためにはトレイをシート下から完全に引き出す必要があるが、非常時しか使わないものなので問題ない。ただしオーニングハンドルの方は、ひんぱんに出し入れするものなのでいずれ置き場所を再考する予定です。

 ということで、以上で今回のシートアンダートレイの工夫は完了です。

追加情報:アイリスオーヤマ RV BOX 900F

frie_seat_under_tray10.jpg

 ちなみにこちらは、純正のシートアンダートレイを入手するまで使用していた、アイリスオーヤマのRV BOX 900Fという商品だ。実はこれも、ボンゴフレンディのシート下にジャストサイズで納まる優れもののケースなのである。値段も確か3000円そこそこだったと思う。シートアンダートレイとくらべての弱点は、シートをスライドさせた際に一緒に移動しないことと、シート前方への引き出しができないこと(シートスライド用ハンドルが引っかかるため)。それ以外は、フタも付いてるし標準で中仕切り(1枚)も付属してるし値段も安いのでフレンディ乗りにはオススメの商品です。

楽天で RVBOX 900F を選ぶ

投稿者 黒沢哲哉 : 23:49 | コメント (0) | トラックバック

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2011年6月 7日

フレンディ半年点検

 6日午後、愛車ボンゴフレンディが半年定期点検の時期を迎えたので、いつもの関東マツダ 葛飾青戸店へ行き、整備点検をしていただいた。
 前回車検時に、半年定期点検料金込みのパック(マツダセーフティチェック=MSC)に入っていたので、今回、基本整備料金の支払いはナシ。ただしエンジンオイルを標準からカストロールの半合成オイルにアップグレードしてもらったので、その差額分だけが加算される。

 そこで受け付け時にサービス担当のN呂さんから「ついでにこんなのいかがですか?」と薦められたのが、スーパーX マキシクールというエアコン添加剤だった。

maxi-cool.jpg

 まーこの手の添加剤っていうのは、たいてい「んー、何となくキモチ変わったかな」くらいの効果しかないものだけど、これから夏に向けてエアコンが活躍する時期でもあるし、試しに施工してもらうことにした。後からネットで調べて効能を再確認すると、コンプレッサー内部の摩擦を軽減する潤滑剤のようなもので、フリクションロスが軽減し、冷却効果や静音効果が向上するとある。
 そしていくつかこれを使用したユーザーのブログもヒットしたが、それらを見るとディーラー中心に卸している商品のようだ。
 で、実際、どうだったかというと、整備後に買い物で近所を走っただけだけど、「んー、何となくコンプレッサーが起動したときのショックと振動のザラつき感がマイルドになったかな」という感じでありました(笑)。

 ちなみに、震災騒ぎでこのブログには書きそびれてしまったが、4月にボディにガラスコーティングをしてもらい、さらにタイヤをスタッドレスから夏タイヤに交換してもらった際、やはりディーラーで、タイヤに窒素ガスを入れてもらった。タイヤに空気のかわりに窒素ガスを入れると、バネ下重量が軽くなり、温度による圧力の変動が少なくなり、エアー漏れも少なくなるといいことづくめの効能がうたわれているわけだけど、タイヤの空気程度でそんなに変わるはずもなく、いままでやったことがなかったのだ。
 だけどタイヤ交換のときくらいしかチャンスがないので、今回初めて試してみることにした。で、結果は......こっちも効果を体感できるほどではありませんでした(笑)。

20110607.jpg ということで、最後にポリマーウォーター洗車をしていただいてピカピカになって本日の整備完了っ!!

作業名/部品名部品代技術料
12ヵ月メンテプラン(マツダセーフティチェック) 6,720
アップグレードオイル交換(カストロール MAGNATEC 5W-30)2,780
エアコン添加剤「マキシクール」補充2,100
部品代値引き-100
ポリマーウォーター洗車 1,500
「お車エステ」1コインプレゼント -500
合計4,7807,720
合計金額(うち消費税)12,500
(595)
前受金-6,720
請求金額5,780

参考リンク:
株式会社USC
ズームパワー スーパーX マキシクール
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投稿者 黒沢哲哉 : 20:48 | コメント (0) | トラックバック

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2011年6月 6日

勝川克志イラスト入り会津若松パンフ

 去年7月、手塚治虫公式サイトのコラム『虫さんぽ』福島県会津若松編の取材でお世話になった会津マンガ文化研究会のS井Y隆さんから、すてきな観光案内を送っていただいた。下記の『別冊 会津若松冒険王 鶴ヶ城物語』がそれだ。

20110606.jpg 内容は「ものしり鶴ヶ城」というパンフがメインで、そのほか下記のようなおまけが盛りだくさんだ。「会津鶴ヶ城鳥瞰図」「パノラマ会津鶴ヶ城(鶴ヶ城探検ゲーム)」「氏郷くんシール1枚」「氏郷くん絵はがき2枚」。以上6点セットで定価500円(本体477円)だそうである。
 これらのイラストを描き下ろされているのは、ぼくも何度か一緒にお仕事をさせていただき、親しくさせていただいている、マンガ家の勝川克志さん!
 勝川さんはこれまでにも会津若松の観光パンフレットなどに、この氏郷くんというご当地キャラクターを各種描かれていて、これがその最新作となる。
 氏郷くんというのは、会津若松の文化・経済の基礎を築いた蒲生氏郷(がもう・うじさと)公をモデルとした会津若松冒険王オリジナルキャラだそうである。
 このパンフは会津若松市内のいろいろなお店などで販売しているそうなので、会津観光に行かれた際は、マンガ好きの皆さん、いやマンガ好きでない皆さんもぜひゲットしてくださ~い!!

 ちなみに、ぼくが去年の夏に会津若松を訪れたときには鶴ヶ城はちょうど改修工事の最中で、残念ながら下の写真のようにお城全体がシートで覆われた状態になっていた。

sanpo_11-04s.jpg 今回、その改修工事も無事に終わったようで、この今回のパンフレット『別冊 会津若松冒険王 鶴ヶ城物語』の作成ということになったのだろう。ということで鶴ヶ城のホームページにも下の写真のような美しい鶴ヶ城の姿が!!

turuga_jou_hp.jpg おおーーー、これは素晴らしい。会津の東山温泉には、ぼくの取材後に新たな手塚治虫関連スポットもできたということだし、改装成った鶴ヶ城も見なくちゃだし、ぜひ再訪しなければいけませんね。

参考リンク:
手塚治虫公式サイトの黒沢のコラム
虫さんぽ:会津若松編(前編)
虫さんぽ:会津若松編(後編)

会津若松市観光公社のページ
史跡若松城趾・鶴ヶ城
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投稿者 黒沢哲哉 : 19:54 | コメント (0) | トラックバック

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2011年6月 5日

来月で15年目に突入!

 Movable Typeをバージョンアップしたら、トップページのサイドバーに表示させていたアーカイブリストがおかしくなってしまい修正。しかし、前にカスタマイズした際に参考にさせていただいたサイトは残念ながら閉鎖となっていた。
 そこで再度検索したところ、プラグインを使わないで Movable Type の標準機能だけで同様の表示を実現させる方法を紹介しているサイトがあった。以前はプラグインを使っていたので、よりシンプルに同じ結果が得られるということだ。そこで今回はそちらの方法を応用させていただいた。
 参考にしたのは、[WingMemo]さんの[こちら]のページです。ありがとうございました!

 ということで、アーカイブ表示を修正するついでに、2004年より前の 旧html版monologule、つまり Movable Type を導入する前の日記も、アーカイブリストに月ごとに表示させるようにしてみた。
 すると、1997年6月にこの monologue をスタートさせてから今月でちょうど14年、来月からは15年目に突入するということにあらためて気がついた! 10年ひと昔といえば、もうひと昔半も前のことになる。って二十四の瞳じゃないですか!!

 まー、だけどいつも適当なことを書き散らしてるだけだし、時には1ヵ月近く更新しないこともあるし、大したブログでもないんですけどねー。何ごとも続けるということは大事なことです。また、こちらへいつもお立ち寄りいただいている皆様にも感謝感謝でございます。
 しかし......ひさびさに古い書き込みを読み返してみたが、14年間、仕事もプライベートもほとんど進化してないことにわれながら呆れたっ!
 うーん、なんかさー、14年もあったらさー、もうちょっとさー、賞をもらうとか宝くじに当たるとか、すっごいことが起きててもよかったんじゃないのかなー。それとも、何もないってことが、それだけで幸せってことなのかなー。んー、でもなーーーー。

9707043.jpg 上の画像は1997年7月に京成お花茶屋駅近くの商店街で友人に撮影してもらったぼくのデジカメ写真。撮影機材は当時はまだ珍しかったデジカメ CASIO QV-10である。画素数は確か10万画素程度で、この画像も縮小しているわけではなく、最初から340×240ピクセルの画像でしか撮影できなかったのだ。それはともかく、こう見ると14年前は若いな。いや、むしろほとんど変わってないとも言えるな。少なくとも髪型と服装は今とまったく同じだし(笑)、てか、この服今も着てるし(爆)

投稿者 黒沢哲哉 : 23:33 | コメント (0) | トラックバック

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2011年6月 3日

柴又名画座:狼少女

 昨夜、Movable Type を5.1にバージョンアップして、いくつか出た不具合はどれも比較的簡単に修正できたんだけど、最後に残ってどうしても直せなかったのが、画像をアップロードできないという問題だった。
 Movable Type から画像をアップロードしようとすると、「Image::Magickをロードできません」というようなエラーが出て先へ進めなくなるのだ。
 このエラーメッセージで検索してみても適切な解決策は得られず、結局、かなり悩んだ末に、ぼくが契約しているレンタルサーバのオンラインマニュアルを隅から隅まで読んでみたところ、最後の最後の備考欄のようなところに、ぼくの契約では「サーバの仕様により「Image::Magick」は利用できません。」という一文があって、そこにやっとこのエラーメッセージの回避方法が記載されていたのを見つけたのだった。あーーー、これだけで2時間近く時間を費やしてしまったぜ。
 この Image::Magick というのは何かというと、アップロードした画像を縮小してサムネイルを作成してくれるというperlスクリプトだそうで、ぼくは画像縮小機能はいらないからそのまま無視してくれていいのに、Mobable Type は融通が利かず、とにかくエラーが出ると、そこでスクリプトが停止して動作がキャンセルされてしまうのだ。
 こういう場合、エラーした部分だけスキップして先へ進んでくれればいいのに......、まるでぼくが15年前に自分でシコシコ書いていたマクロプログラムが動かず、悩んでいたときのようだぜっ!!


 などというお聞き苦しいグチはほどほどにして(って、もう十分書いてますが(笑))、無事に画像もアップロードできるようになったので、超ひさびさに柴又名画座を更新してみました。気がついたら柴又名画座も、なんと2007年から更新していなかったんだー。

 ということで今夜の柴又名画座の上映作品は、1970年代が舞台の少年の日の甘酸っぱい思い出を描いた青春映画『狼少女』(2005年作品)を上映だっ。

ookami_shoujo_title.jpg

 この映画、柴又名画座の本文にも書いたように、いろいろと突っ込みどころは満載なんだけど、それらを超えて、実に後味の良いファンタジックな映画になっている。機会があればぜひ見てみてください。

 ということで、以下、詳細は下記でドゾー!
柴又名画座 トップページ
『狼少女』の紹介ページはこちら

※新しいウィンドウが1枚だけ開きます。

投稿者 黒沢哲哉 : 15:27 | コメント (0) | トラックバック

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2011年6月 2日

Movable Type バージョンアップ

 ずっと放置していたら、Movable Typeがメジャーバージョンアップして、さらにずいぶんたってしまった。
 ということで、セキュリティが心配なのでバージョンアップを実行しました。
 ちょっとエラーが出て、トップページのアーカイブリストなどの表示が若干おかしくなっていますが、それは追い追い直すということで。
 この書き込みがうまくいってれば、とりあえずの更新完了です。
 このあとコメントの書き込みテストをします。

 いつもお読みいただいている方には関係ないエントリーで申し訳ないっ!

投稿者 黒沢哲哉 : 23:46 | コメント (1) | トラックバック

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2011年6月 1日

倉庫への荷物搬入完了!

5/1-2
 集英社の児童書原作のプロットを執筆。世間は休みでもぼくは休みじゃない。まー、世間が仕事でもぼくが休みの場合もあるんでアイコですけどね(笑)。

5/3
 13:00、京成上野駅で集英社編集I澤氏と待ち合わせ。GWのど真ん中だけど打ち合わせ。曇り空で今日は午後から雨の予報なんだけど天気は持つだろうか......。
 しかしまーとりあえず、まずは歩いて上野公園へ向かう。この日、上野公園の噴水広場では児童書を出している出版社が合同で子どもの本フェアを開催中なのだ。そこに集英社もブースを出しているからと陣中見舞いに訪れた。営業の人に挨拶をして、ぼくの本を見る。売れ行きはまずまずだそうでとりあえずにっこり。小学館もブースを出していたが、残念ながらこちらにはぼくの本は置かれていなかった。
 その後、鶯谷まで歩き、手打ち蕎麦のおいしい店で遅い昼食をとったが、この店を出たあたりから雨。しかもかなり強烈。逃げ込むように鶯谷駅前の喫茶店へ入り、そこで次回原作打ち合わせをおこなう。打ち合わせは順調に進み、ここで解散となったが、上野公園のフェアがどうなったかちょっと心配。

5/4
 所用があって友人とともに早朝から車で横浜へ。この日も大渋滞を心配したが、行きも帰りも順調でホッとした。この日の夜は三郷の回転寿司くら寿司へ。こちらも思ったより混んでおらず、こうなると逆に震災の影響かなぁ、と心配になってしまいます。

5/6-10
 6月末に小学館クリエイティブから刊行予定の『少年サンデー版 0マン 限定版BOX』で、メカ解説のコラムを書かせていただくことになり、その原稿を執筆。今回はコラムといってもメカ解説だから、懐かしのヒーロー大百科風にイラストとキャプションを中心としたビジュアル中心のページを作ってみました。勁文社時代はそんなコンテを毎日無数に作成してたからラフなんかもチョコチョコっと作れたんですけどね、やっぱり久々に作るとカンが鈍ってるのか予想以上に時間がかかってしまいました。

4778031806少年サンデー版 0マン 限定版BOX (復刻名作漫画シリーズ)
手塚 治虫
小学館 2011-06-20

by G-Tools

5/13
 夕方、仕事を中断し、電車で東銀座へ。そこから徒歩で有楽町へ。今週はヒューマントラスト・シネマ有楽町で大林宣彦監督の劇場初期作品特集をやっていて、今夜は『HOUSE・ハウス』(1977年東宝映像)が上映されるのだ。これはぼくにとっては衝撃的な作品で、あまりの衝撃に自分でも8ミリ映画を撮り始め、大学の卒論テーマも『HOUSE・ハウス』にしてしまうほどの入れ込みようだったのだ。
 だからもちろん封切り後も名画座で見たり、ビデオで見たり、テレビで見たりとざっと30回以上は見ていると思うのだが、映画館の巨大スクリーンで見るのは実に20年以上ぶりである。
 上映後には大林宣彦監督と、主演メンバーのひとりだった松原愛さんのトークショウまであり、さらにそこへ石上三登志さんが飛び入り参加して、非常に楽しいひとときを過ごしたのであった。もちろん『HOUSE・ハウス』は大傑作でしたよ。
 しかしこの映画がなぜ今ごろこうしてリバイバルされたのかというと、何でも2~3年前からアメリカで再注目されているらしく、それが日本に逆輸入された形で日本でもブームが再燃しているのだとか。だけど封切り当時からこの映画を熱愛していたぼくからしてみれば、「今さら『HOUSE・ハウス』に注目するなんてみんな34年遅いぜ!」ってコトですね(笑)。

B00005N76FHOUSE [DVD]
東宝ビデオ 2001-09-21

by G-Tools

5/14
 先月末に取材に行ってきた手塚治虫公式サイトのコラム『虫さんぽ』大阪編の原稿を執筆。今回もけっこうな長文となったが、これは資料の収集も取材もバッチリだったから、とどこおりなく1日で完成した。

5/15-16
 いそっぷ社単行本の原稿を執筆。こちらもずるずる遅れてしまっていていかんなぁ。もっとハッパをかけないと。

5/17
 16:30、電車で東銀座へ。昭和通り沿いのいつもの喫茶室ルノアールで、いそっぷ社社長S藤さんと待ち合わせ。出来上がった分の原稿をお渡しする。

5/23
 3ヵ月ほど前からここにちょこちょこと書いてきた沈みゆくアパートの件([ここ]とか[ここ]を参照)だけど、ようやくその部屋の補強工事が完了し、いよいよ今日! 友人Kくんの倉庫にあずかってもらっていた荷物をアパートへと戻すことにした。
 天気は午後から雨の予報で、朝からパラパラと小雨が降り出してはいたが、それでも何とか持ちそうだったので決行することにする。
 10:00、亀有のKくんの車庫で待ち合わせ。そこからトラックで八潮の倉庫へと移動し、預かってもらっていた荷物を積み込む。下の写真がその倉庫の中に置いてもらっていたぼくの荷物。ほとんどが雑誌と本である。

20110523a.jpg

 ところがなんとこの日、Kくんは50肩になってしまったということで、Kくんの息子さんが応援にかけつけてくれた。まー結果としては若い人が加わってくれたことで、作業はむしろはかどったんですけどね(笑)。

20110523b.jpg

 ということで上は、アパートへの荷物の運び込みを終えてホッとしたところのスナップ。向かって右がKくんで左がKくんの息子さんだ。このあと3人でジョナサンで遅い昼食を取ってから解散。いやー、ほんとにKくんには3ヵ月近く荷物をあずかっていただいて感謝感謝です。ありがとうございました! あとはひとりで部屋の中をコツコツと片付けます。いや、それも実はのんびりしてられなくて、いそっぷ社の本に使う資料もこの中に埋もれているから、それをなるべく早く発掘しなくちゃいけないんだけどね。

5/20-
 ああ......早くも5月下旬になってしまった。今月のこれからの空けられる時間はすべて、締め切りの迫っている集英社の単行本の原作執筆に費やす予定である。さぁ、気合いを入れて明日からまくるぞぉぉ~!!

5/29
 これまでタイで発行されている日本人向けの情報誌『G-Diary』で昭和レトロなコラムの連載をしてきたが、そこでずっとお世話になっていた編集長のS山さんが、このたびタイで新雑誌を創刊することになった! その名も『アジアの雑誌』という誌名で7月刊行だそうである。
 ということでぼくの昭和レトロなコラムの連載もそちらの新雑誌へと移籍することになった。
 この日はその連載第1回目の原稿を執筆。コラムの基本的なテーマとスタンスは『G-Diary』時代とほとんど変わらないんだけど、やはり第1回となるとあらためてテーマを書いたりして気が引き締まります。

6/1
 手塚治虫公式サイトの連載コラム『虫さんぽ』大阪編が公開されました。下記のリンクから無料で読めますので、お時間のある方は、ぜひ読んでみてください!!

sanpo17.jpg

参考リンク:
手塚治虫公式サイト
「虫さんぽ」第17回:【関西編 前編】大阪界隈:医大生時代の手塚先生の足跡を歩く!!
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投稿者 黒沢哲哉 : 22:04 | コメント (0) | トラックバック

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