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2011年1月28日
姉さん大変です、床が......
ついに恐れていたことが起こってしまった。マンガとおもちゃコレクションのために借りているアパートの床が重みで沈んで建物全体が傾いてしまった!! いや、これは誇張した表現ではなくて、古いアパートだからホントに傾いてしまったのだ。詳しくはこのエントリーのずっと下の方、1/22-23の記事でお読みください。
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手塚治虫公式サイトのコラム『手塚マンガあの日あの時』第14回が公開されました。今回のテーマは手塚マンガと特撮ブームについてです。無料コンテンツですので、興味のある方はぜひ下記リンクから読んでみてください。
参考リンク:
手塚治虫公式サイト
虫ん坊コラム『手塚マンガあの日あの時』第14回
※新しいウィンドウが開きます
1/3-4
自宅で終日仕事。雑誌『G-Diary』のコラム『あの日の僕に帰りたい』第47回の原稿を執筆する。今回のテーマは映画『男はつらいよ』について。小学生のころ、我が家の近くにロケがやってきたときの思い出などを書いたのでついつい力が入ります。
12:39、完成した原稿をメールで編集長S山さんあてに送る。
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所用のため車で横浜アリーナ近くまで行く。途中2時間ほど時間があったので、コインパーキングに車を止めて車内で仕事をする。が! うっかり蛍光灯を持って来るのを忘れたため、夕方からは真っ暗な車内でパソコンを使っていた。怪しい。
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所用のため車で日比谷へ行く。途中2時間ほど時間があったので、日比谷公園地下駐車場へ車を入れて車内で仕事。今日こそは蛍光灯をしっかり持参したぞ。ところが! ポータブルバッテリーを持参するのを忘れて結局使えず。まだまだ正月気分なのか!?
1/7-10
この週末の3連休は勝負の3日間である。小学館クリエイティブから来月刊行予定の『カラー版鉄人28号限定版BOX2』のコラムの締め切りが週明けまでなのだ。すでに資料と図版は揃えてあるからあとは原稿を書くだけ。ひたすらパソコンのキーをたたき続ける。どひー。腱鞘炎になりそう。
1/11
14:00、電車で東銀座へ。昭和通り沿いの喫茶室ルノアールで、いそっぷ社社長S藤さんと待ち合わせ。単行本打ち合わせ。正月中に描きためた原稿をお渡しする。ホントは正月中にかなり書き上げている予定だったんだけど、正月もなんだかんだあってあまり進まなかった。がんばらないとっっ!!
1/13
13:00、電車で神保町へ。集英社で編集I澤氏と単行本のコラムページ打ち合わせ。正月中に書いておいた原稿の内容について検討する。
1/14
自宅へ友人が遊びに来たので今日はひさびさのオフ。鏡開きは過ぎちゃったけど、ちょうどお汁粉の話題が出たのでおやつにお汁粉を作って食べることにした。白玉はゆでて作ることにして、汁は今回は缶詰のゆであずきを使用。久々に作るから作り方をネットで調べたところ、上白糖のかわりに「きび糖」を使うとコクが出るという情報があった。そこですぐさまきび糖を購入して実践してみることにした。確かにうまみが増したように感じたがちょっと入れすぎたようでかなり甘すぎでした! 次回リベンジだっ!!
この日、雑誌『G-Diary』2月号の見本誌が届いた。この号の連載コラム『あの日の僕に帰りたい』第46回のテーマは「歌う僕らの若大将!」と題して、加山雄三の若大将シリーズについての思い出を綴っている。ぼくのコレクションから当時の映画のプログラムやレコードジャケットなども紹介しています。
G-DIARY (ジーダイアリー) 2011年 02月号 [雑誌] 日本出版貿易 2011-01-15 by G-Tools |
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ミリオン出版から『漫画実話ナックルズ』3月号の見本誌が届いた。去年もナックルズ系列の実話系マンガ誌ではいろいろと原作の仕事をさせていただいたが、本誌で仕事をするのは久々だ。書いたのは自殺サイト殺人で2009年に死刑となった死刑囚前上博の実録コミック『窒息鬼』(作画/池田鷹一)の原作である。
ミリオン出版からは2008年、2009年にそれぞれ1冊ずつ死刑囚の実録コミックの書き下ろし単行本を刊行させてもらっていて、2010年にもその総集編が刊行されている。おかげさまでそのいずれもが好評だったので、今回もまた単行本になるといいなぁ。
漫画実話ナックルズ 2011年 03月号 [雑誌] 大洋図書 2011-01-15 by G-Tools |
2010年に出た単行本『死刑囚の最期』の方はすでに絶版のようですが、現時点でAmazonのマーケットプレイスに出品があるようなので紹介させていただきます。単行本といっても、ペーパーバックのコンビニ本ですので、総ページ数654ページ。全17のエピソードを収録していて読みでがありますよ。
死刑囚の最期 (ミリオンコミックス ナックルズコミック 27) (ミリオンコミックス ナックルズコミック 27) ミリオン出版 2010-04-15 by G-Tools |
1/15-16
自宅で終日、手塚治虫公式サイトのコラム『虫さんぽ』第14回の原稿を執筆。取材はすでに去年の暮れに済ませてあってあとは書くだけ。しかし今回は取材してみたところ、当初の予定よりも多くの大発見があり、400字詰め原稿用紙換算で20枚以上の大作になってしまった。まーいくら書いても原稿料は一緒なんですけどね(笑)。しかし今回は見所満載なので、ぜひ2月1日公開(予定)をお楽しみに!!
1/18
13:00、電車で神保町へ。集英社で編集I澤氏と単行本コラムページ打ち合わせ。
14:30、地下鉄で春日へ。文京ふるさと歴史館へ行って、手塚治虫公式サイトのコラム『虫さんぽ』で使用する写真をお借りする。
1/19
15:30、電車で高田馬場へ。手塚プロでプロデューサーのI藤さんと、次回ホームページコラム企画打ち合わせ。いくつかのネタが出たので少し調べて面白くなりそうなものから順番にやりましょうということになった。
1/21
11:00、電車で神保町へ。小学館クリエイティブで打ち合わせがあると呼ばれて行ってみたら、なんと大きな会議室に20人以上も集まっていた。企画仮称・プロジェクトPのために呼ばれた人たちだ。どんな企画かも分からないうちにスタッフのひとりとして会議に参加して説明を受けて仕事をすることになっている。こんなのほかの業界であるかどうか知りませんが、出版業界ではたまにあることなんですよね(笑)。それはいいが、ほかの締め切りは間に合うのか!? まああまり深く考えないことにしよう。
1/22-23
終日、自宅で集英社単行本のコラムページラフを作成する。
夕方、自宅で仕事をしていたら電話が鳴った。小学校時代からの地元の友人S川くんからだった。S川くんはぼくのアパートの大家でもある。ぼくのマンガとおもちゃの置き場所としてアパートを格安で貸してもらっているのだ。そのS川くんがこう言った。
「黒沢、大変だよ。アパートが傾いて2階に住んでる人が「雨戸が落っこちた」って言ってるんだ」
「ええっ!? それってぼくの借りてる部屋の本の重みで!?」
「そうだと思うんだ」
ぼくの借りているアパートは6畳の部屋に3畳ほどの台所が付いた部屋が1階に2室、2階に2室ある。そのうち1階の2室と2階の1室をぼくが物置として借りていて、2階の1室のみ別の人が住んでいる。重さで傾いたとしたら原因はぼくの部屋しかない。
ぼくはあわてて自転車に飛び乗りアパートへ向かった。実は最近、アパートの床が沈み始めていることはぼくも気づいていたのだ。だから床にかかる荷重を分散させるために、重い物を押し入れやフローリングの部屋へ移動させたりしていたのだが、とうとうそれも限界にきたようだ。
さっそく行ってみたところ、やはりぼくの部屋に山積みとなっている本や雑誌の重さが原因であるようだ。畳が沈んでいるだけかと思ったら、確かに窓枠など建物全体が歪んでいるではないか。もちろんアパートが古い木造でかなりガタが来ていることも確かだが、とにかく何とかしなければならない。
翌日、さっそくS川くんから知り合いの大工さんに来てもらうよう頼んでもらった。
そして翌1/23、大工さんに見てもらったところ、すぐに倒壊するほど危険な状態ではないとのことだったが、これを直すには一度畳を上げて床下を点検しなければならないという。
ということは、部屋に大量に詰め込まれている荷物を全て一度、外へ出さなければならないということだ。
悩んだ結果、高校時代からの友人のKくんに電話で相談をした。Kくんは仕事のために八潮に大きな倉庫を借りている。その倉庫の隅に荷物を仮置きさせてもらえないか相談してみたのだ。そうしたところ「ああ、まあいいけど」という返事をいただいた。フー、助かった。持つべきものは友だちだなぁ。
しかしこの忙しさの中でまた新たな仕事が増えてしまった。うう......。
1/24
14:00、電車で神保町へ。集英社で編集のI澤氏と単行本のコラムページコンテ打ち合わせ。
18:00、I澤氏と一緒に電車で久米川へ。駅前の居酒屋で某マンガ家さんと待ち合わせ、にコラムページのイラストを依頼する。仕事の依頼はすぐに終わったのだが、その後は昔話で盛り上がり、自宅へ帰り着いた時間は午前0時を過ぎていた。
1/25
12:00、電車で神保町へ。小学館クリエイティブで編集のI丸氏と企画仮称プロジェクトPの打ち合わせ。
午後からも打ち合わせがあるので、その前にサクッと昼食をとろうと思ってあたりを歩いてみたのだが、ちょうど昼食時間で混雑しているようだったので、吉野家で牛丼に。吉野家はメニューから豚丼が消えてしまってから一度も行っていなかったので実に久々だ。
14:00、ふたたび小学館クリエイティブへ戻って今度は編集M形さんと学習図鑑打ち合わせ。こちらも手間がかかってなかなか進まないが、まー、三歩進んで二歩下がるですな。こういうときはイライラしたり焦ったりしても精神的にストレスになったりするだけで仕事が進むわけではないので、渋滞にはまったときと同じでのんびりまったりが大切ですね。
ちなみにこの日、ぼくがコラムを書かせてもらったカラー版鉄人28号限定版BOX1が小学館クリエイティブから刊行された。これは、かつて光文社から全20巻で刊行されたB5判雑誌サイズの単行本「カッパ・コミクス」シリーズを当時のカラーページや色刷りをそのまま再現して復刻したものだ。原本は雑誌形式だったため、毎号、巻末に読み物やコラムが付いていたのだが、その部分は著作権等の関係で復刻するわけにはいかないため、代わりに書き下ろしのコラムや小説が掲載されている。このBOX1では瀬名秀明が鉄人をテーマに書き下ろした小説「プロメテウスの悪夢」のほか、中野晴行の作品解題などが掲載され、ぼくの昭和時代を振り返るコラムも掲載されている。BOX1でぼくが書いたのは「鉄人とその時代」と題し、『鉄人28号』が雑誌『少年』に連載されていた昭和30年代から40年代にかけての世相をふりかえるというものだ。ぼくのおもちゃコレクションの写真も入っているので、値段はちょっと高いですが、あのころのカッパ・コミクスに思い出のある人はぜひ手に取ってみていただきたいです。
カラー版鉄人28号限定版BOX1 横山光輝 川村寛、山田英夫 小学館 2011-01-25 by G-Tools |
1/26
14:00、電車で渋谷へ。はー、今週は毎日打ち合わせだぁ。道玄坂交番前で小学館クリエイティブ編集のI丸氏ともうひとりのライターさんと待ち合わせ、某社へ。そこでプロジェクトPについてのレクチャーを受ける。新しい企画なのでなかなか状況を把握するだけでも大変だ。しかも締め切り早いし。
1/27
10:30、電車で神保町へ。小学館編集M山さんと学習図鑑打ち合わせ。先日お渡ししておいた第2稿にさらに若干の改訂を加えることになる。まー、まったり行きましょう(いや、本当はもう完全にお尻に火がついちゃってるんですけどね)。
投稿者 黒沢哲哉 : 2011年1月28日 20:33
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