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2009年7月15日
美味しん本と自転車生活
日々、仕事に追われていると、このブログに書くべきことがどんどんと貯まっていき、それらを書かなければというプレッシャーの中で、さらに仕事は遅れていき、そうやって日々、仕事に追われていると、このブログに書くべきことが......（以下略）。
というわけで、エントリーを時系列順に書くのはあきらめて、思いつくことからランダムに最近の出来事を書いてみることにした。
先日、去年やった仕事がようやく単行本となって出版され、我が家にも見本が届いた。
刊行されたのは下の本、『THE美味しん本 海原雄山 至高の極意編』（遊幻社刊）である。
これは、マンガ『美味しんぼ』の副読本という位置づけで、作中に登場した実在のお店の取材や食材について専門家が語るほか、原作者の雁屋哲自身が、『美味しんぼ』の中で語りたかったことについて、講義をするという内容。
この本の中でぼくは、雁屋哲の特別補習と題された、雁屋氏のインタビュー部分の取材と構成を担当させていただいた。
取材は、オーストラリア在住の雁屋氏と、東京の東銀座にある雁屋氏の事務所をインターネットのビデオチャットでつないで行なうという方法が取られた。ぼくは編集を担当された、いそっぷ社のＳ藤さんと一緒に、３日間、この事務所へ通い詰めてパソコン画面越しに雁屋氏にお話をうかがった。
最初は初対面でしかもビデオチャットという環境から、なかなか話の間合いがつかめず、会話のキャッチボールがうまくできずに苦労したが、2日目からはそうしたこともなくなり、興味深い話がたくさんうかがえた。
この取材をしたのは去年のちょうど今ごろのことで、原稿を書き上げたのが8月ごろ。しかしその後、『美味しんぼ』の連載再開にタイミングを合わせようということになり、さらにその後、小学館から同時刊行される、この本の姉妹本『美味しん本 山岡士郎 究極の反骨LIFE編』との刊行時期の調整などが重なって、ようやく1年後のこの時期の刊行となったのである。いや～出てよかった～（笑）。
 | THE美味しん本 海原雄山至高の極意編 遊幻舎 2009-07 by G-Tools |
それからもうひとつ。こちらも旧聞になるが、昨年の暮れ、20数年来の知り合いである、ライター兼編集者兼デザイナー兼オブジェアーティスト兼イラストレーターである女性Ｓ絵さんから数年ぶりに電話をいただいた。
現在、Ｓ絵さんは、八重洲出版から刊行されている『SmyleCycle』という女性向けの自転車生活応援雑誌と、同誌のホームページ SMILECYCLE.com というサイトの編集をしているという。
そして、そのホームページの中で、生活の中で自転車の面白い使い方をしている人を探して取材をしているという。
「黒沢さんはどうですか？」と聞かれたが、ぼくは特に自転車に凝っているわけではないので、ミステリクラブの友人で、普段からマウンテンバイクを自分の足のように使いこなしているフリーライターの野村宏平くんを紹介してあげた。
しかしさらに電話で話をしていると、Ｓ絵さんには、ぼくが「自転車を車に積んで江戸川の河川敷に持っていって仕事をしている」というのも充分に面白いという。それで結局、野村くんの取材に続いて、ぼくも取材されることになったのだった。
江戸川の河川敷で仕事をするのは春や秋がベストだからということで、４月の天気の日を待って、Ｓ絵さんとライターの女性Ｕ野さんのおふたりが取材にやってきた。そしてつい先日、公開されたのが下記のページです（画像をクリックすると新しいウィンドウでそのページが開きます）。
取材の際にはかなりオタクなことをしゃべったつもりなんだけど、女性向けのサイトなので、あらゆる面で表現がソフトになっていて、今までの取材記事にないテイストが新鮮でくすぐったい感じです（笑）。
参考リンク：
SmileCycle.comトップページ
野村宏平氏の取材記事はこちら↓
SmileCyclePeople Vol.8 東京23区のヘリを自転車で完全走破
※新しいウィンドウが1枚だけ開きます
投稿者 黒沢哲哉 : 2009年7月15日 00:04
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コメント
都心に住んでいる野村さんが自転車愛用者とは知りませんでした。私はもっぱらママチャリです（笑）。今年のWMCのOB会でも自転車の話しは出ませんでしたし。
投稿者 ブルーベリー : 2009年7月15日 23:04
＞ブルーベリーさん
野村くんのMTBは、なかなか年期が入ってますよ！
野村くんのホームページの東京23区のヘリを走った
記事はなかなか読み応えがあります。
ぼくもクロスバイクが欲しいんですけどねー。
投稿者 黒沢哲哉 : 2009年7月15日 23:10
野村さんのHPは時々拝見しています。たまーに、暇な私は子供じみた感想文を送るのですが、学生時代から変わらずお優しい野村さんは黒沢さんと同様に返信メールをくださいます。
皆様、ありがとうございます！！！
暫く前から、私を装った偽メールが出回っています。私本人にも送られてきています・・・。私は一冊本を出しただけで仕事はしていませんので。私かどうか確認出来ない場合には、私への返信メールにはお知らせ済みの私のアドレス宛に新規メールを送って下さいませ。黒沢さんの掲示板に私的な事を書き込みして申し訳ありません。
投稿者 ブルーベリー : 2009年7月16日 14:05
＞ブルーベリーさん
スパムはホントに困りますねぇ。うちのブログにもスパムコメント
対策はしてあるのですが、それをくぐりぬけて時々、変な書き込み
があるので、それをブロックしようとしたら、誰の書き込みも受けつけ
ないようになってしまい、焦って元に戻しました。
なかなかイタチごっこは終わらないです。
投稿者 黒沢哲哉 : 2009年7月17日 01:28
私の場合はスパムだけでなく私の周辺での奇妙な出来事をブロックしようと行動するとさらなる困った出来事が・・・。やはりいたちごっこです。
セキュリティーソフトが頑丈過ぎるソフトを使っている人にはなかなかメールが到着しないみたいですね。
先日、従姉妹とのメールのやりとりで私のメールがどうしても従姉妹に到着しなかったみたいで、私のメールが汚染されているのではと言われてしまいました・・・。
私はセキュリティーソフトを入れた途端に数ヶ月もパソコンメールが使えなくなったこともあります。
パソコンの世界は色々とありますね。
投稿者 ブルーベリー : 2009年7月27日 08:41
＞ブルーベリーさん
セキュリティソフトとウイルス対策ソフトはホントに
ウイルスと紙一重といいますか、入れてるばっかりに
不具合になること多々ありますよね。
うちも黄色い箱の某ソフトにはかなり悩まされました。
現在、メインマシンではNOD32というウイルスソフトを
使用中でこれは入れてることに関しての不具合はいまの
ところないのですが、警告も全く出なくて、ホントに
監視してるのかと不安になってきます（笑）。
まぁ、これも家の防犯対策などと同じで、ソフトにまかせ
っきりではなくて、自分自身の日ごろの警戒と心構え
が必要ってコトですね！！
投稿者 黒沢哲哉 : 2009年7月27日 23:10
私がiMacに入れて動かなくなったセキュリティーソフトの箱は黄緑色です。
結局、apple社銀座店でアンインストールして貰い、今は入れていません。プロバイダーとiMacのセキュリティーソフトが頑丈だと思っているからです。
迷惑メールも使い用だと思えば、そのまま受け入れっぱなしでもいいかなぁと思ったりします。
世の中には人のメールを盗み見する人がいるといいますよね。
私のパソコンメールを見たら、どれが私宛の本物か分からないかも（笑）。
投稿者 ブルーベリー : 2009年9月 1日 11:36
＞ブルーベリーさん
メールの中味に限らず、ぼくはパソコンの中を覗かれたら、
もう生きていけません（笑）。
そういう意味でも、
セキュリティは万全にしとかないといけませんね！！
投稿者 黒沢哲哉 : 2009年9月 3日 00:48
※スパムコメント対策のため、しばらくの間、コメントを承認後公開設定とさせていただきます。
投稿いただきましたコメントは確認後に公開させていただきますので、しばらくお待ちくださいm(__)m。
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