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2009年6月 8日
車と青春と友情と
朝9:00起床。週末に終わらせるはずだった小学館『学習まんが人物館』の原作第3章第3稿を執筆。しかしまだ終わらん(悲)。
11:30、車で自宅を出て亀有のロイヤルホストへ。ここで高校時代からの友人であるK子くん(※注・男性である)とK慈くんのおふたりと待ち合わせ。
先日、数年ぶりにK子くんが我が家へ来た際に、「コラム記事に使いたいので、昔、一緒にラリーをやっていたころに撮影した写真を借してもらえないか」とお願いしたところ、さっそく探してくれたので、それを借りがてら一緒にランチを食べることにしたのだ。みんなフリーだから平日の昼でもOKなのだ。
3人で会うのはおよそ4年ぶり。そのときも、数年ぶりに会ってお昼を食べたのだったが、またそれ以来、ずっとごぶさたしていたのだった。
おととし、ぼくら3人の共通の友人が病気で亡くなったとK慈くんからメールで知らせを受けたのだが、そのときは、ぼくは仕事で行けず弔電を送ったのみだった。
それが、ふと気づいてみれば、何と偶然にも昨日がその友人の三回忌だったんだそうで、もしかしたらその友人がまたぼくらを再会させてくれたのかもしれないな、と思ったり。Hくん、ありがとう。
ところで今日、K子くんが乗ってきたのが、平成元年式のTOYOTA CELICA GT-FOURのラリーレプリカ仕様だった。左がそのGT-FOURで、その奥がぼくのボンゴフレンディである。何とこのGR-FOUR、ステッカーやストライプまで全てカッティングシートで自作したのだという。そしてロールバーや足回りなどもバリバリにいじっているが、それでも完全車検対応の合法チューンなんだとか。
食事の後、K子くんから「運転してみる?」と言われた。20年前ならよろこんで運転させてもらったところだが、マニュアルミッション車にはもう10年以上乗っていないから、最近の車ならまだしも、気難しそうな旧車を運転する自信はなく遠慮した。結局、K慈くんの運転で助手席にのってひと回りしたが、やっぱこういうスポーツ車は、ほんの少し流して走っただけでも血が騒ぐというか、ワクワク感がたまりませんね。フレンディのほかにもう1台所有できる余裕があるなら、コンパクトな軽量スポーツカーが欲しいなぁ......。
16:00、ふたりと別れ、いったん帰宅して、すぐにまた車で外出。首都高で調布方面へと向かう。「少年ガンガン」で『マジック・マスター』の連載をしていたころに、打ち合わせでよく使わせてもらっていた居酒屋おいらせのマスターY田さんが亡くなり、今日がお通夜だったのだ。享年81歳。2003年に『マジック・マスター』の取材で、プロマジシャンたちと一緒にアメリカのロサンゼルスへ旅行したときにはY田さんも同行され、博学で人生経験豊富なY田さんから、道中、映画や音楽の話、戦争時代の話、終戦直後の話など、さまざまな興味深いお話をうかがったことを思い出した。[2003年9月アメリカ取材旅行]※新しいウインドウが1枚開きます
そして、ここでも故人のおかげで、ガンガン編集のN川さんとおよそ数年ぶりに再会することができた。Y田さんありがとう。そしてご冥福をお祈りいたします。
投稿者 黒沢哲哉 : 2009年6月 8日 23:12
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