2008年7月14日
水筒便利!
最近、ネットで水筒が評判なので、ぼくも買ってみた!
仕事で出歩いたり車で出かけるたびにペットボトルや缶の飲み物を買うわけだけど、それがムダなのと、飲みかけを持ち歩くのが不便なのは以前から思ってたんだけどね。
水筒っていうとサー、ほら、昔の遠足で使ったプラ製の肩からさげるやつか、アメ横の放出品のアルミ製のGIキャンティーンしか頭になかったので、今どき水筒を持ち歩くという発想は全くなかったのだ。
ところが、最近のネットでの評判を見て、ちょっと調べてみたら、何と今の水筒はかなり進化しているじゃないですか。まず容器がステンレス製の真空断熱で、スリムなわりに外気温の影響を受けにくく外側に汗をかかない。フタもしっかりしていてカバンに入れてもこぼれない。
というわけでぼくもさっそくポチって買ったのが、写真の左のブラックの方の水筒、THERMOS(サーモス)のJMX-500(メタリックブラック)だ。メーカーでは水筒ではなくケータイマグと呼んでいる。
これはフタがワンプッシュでパカッと開いて片手で飲め、飲み口がちょっと受け口になっていて、飲み物の流量を調節しやすい点が気に入った。
容量は0.5Lで、真夏の1日分としてはちょっと少ないが、日常的な携帯性を考えるとこれがいいところ。あと、車のドリンクホルダーにも入るし。ただしエアコンの吹き出し口に付けるタイプの安物のドリンクホルダーだと重みでホルダーが壊れちゃいそうだ。
ということでとても気に入って、同時に熱いコーヒーも携帯したくなり、さらに3.5Lタイプも購入。それが右のJMX-350(ミスティブルー)だ。
さっそく使ってみたところ、熱いものはホントになかなか冷めないので、すぐに飲むのならややぬるめの温度にしておかないと、いつまでたってもヤケドしそうで飲めない。
ちなみにネットでは、このサーモス社製のマグと象印社製のマグが人気を二分しており、それぞれ一長一短あるので、あとはデザインと好みで選べばいいと思う。
ネットでの評判についてごく簡単にまとめると、保温・保冷性能は象印社製の方が上のようだが、飲み口の使い勝手などはサーモス社製の方が一歩進んでいるようだ。それと象印のマグには容器の内側がフッ素樹脂加工されているものがあり、汚れや臭いが落ちやすいらしい。
あと、タンブラーのように平たいフタを外して飲むタイプと、フタがパカッと開いて小さい飲み口が開くタイプの2種類があるのでこれも好みで選ぶといい。ぼくは運転中に片手で飲めることを考慮してワンプッシュタイプにしました。
ちなみに、両社の製品のデザインを丸コピーしたような品が、ディスカウントストアなどに本物の半値以下の激安で売られており、性能的には本物とほぼ変わらないという報告もあるけど、中国製の安物タンブラーやマグでは過去に鉛などの有害物質が検出されたという報道もあったから、心配だったらやめたほうが無難です。
ついでに言うと、サーモスのJMKシリーズは中国製、JMXシリーズはマレーシア製とインド製、象印はタイ製で、残念ながら日本製はない。このへんは少々高くても日本製を望むユーザーもいると思うんだけどねぇ、メーカーの方はどう思ってるんでしょうかね。
【参考リンク】※別ウインドウで開きます
サーモス株式会社
象印マホービン株式会社
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投稿者 黒沢哲哉 : 01:38 | コメント (3) | トラックバック
2008年7月 8日
オレンジングな初夏
11:00、電車で神保町へ。小学館クリエイティブのW辺氏と企画打ち合わせ。
その後、W辺氏にインドカレーの店でランチをごちそうになり、電車で京橋へ移動。
14:00、近代美術館フィルムセンターで開催中の「ぴあフィルムフェスティバルの軌跡vol.1」から、プログラムNo.4『ORANGING'79』(1979年8mm、監督/今関あきよし)と『スバルの夜』(1979年8mm、監督/山田勇男)を見る。
先日、guestbookで教えていただいたのですぐに前売券を購入していたのだ。レポートはしなかったけど、6/25に上映された同じプログラムも見ているので2回目だ。
観客は、今回も前回も満員とはいかなかったのが残念だった。今はフィルムセンターもあまり混雑しないのかなぁ。ぼくが学生だったころは、いつも1~2時間前に並ばないと入れなかったんだけど。
で、久々に見た『ORANGING'79』だけど、今回見て感じたのは、この映画、あの1979年という時代を実にビビッドに切り取った映画だったんだなぁ、というコト。
集英社文庫の看板の前で語り合う三留まゆみchanと田代クン。早朝は牛乳屋さんの自転車が配達に走り回り、江ノ島にはジャパニーズローカルテイストたっぷりの「マイアミ海岸ステージ」が建てられている……。まるであのころの空気がそのまま封印されているようだ。
残念だったのは、今回上映したフィルムはデュープだったということで、当時の鮮烈なカラーがかなり色あせていたことだ。現代のデジタル技術をもってしても、これをオリジナルの色に戻すことはできないのかなぁ。でもいいや、ぼくの記憶の中では、あの鮮やかなオレンジ色の風景に変換して再生しちゃうから。
さて、今度はいつこの映画と再開することができるんだろうか。
ちなみに、会場にはいそっぷ社社長のS藤さんもいらっしゃっていて、その後、喫茶店でお茶をした。実は先日の単行本の取材の際にこの上映のことを話してお誘いしていたのだ。S藤さんも映画好きだから、こんど映画の本の企画でもプッシュしちゃおうかしらん。
17:00、S藤さんと別れて九段下へ。ミリオン出版ロビーで『ナックルズ撃』編集長のT根さんと読み切りの原作打ち合わせ。16ページものなのでそれほど大変ではないが、ほかの仕事との兼ね合いが心配。