« 手塚治虫ファン大会に参加 | メイン | 運転免許の更新 »
2007年12月16日
マジックディナーショウin京王プラザホテル
17:30、車で新宿の京王プラザホテルへ。今夜はここでウイザードイン主催のマジックディナーショウドリームクリスマス オブ マジックが開催されるのだ。ぼくは柴又の幼なじみの友人Y子さんを誘って出席することにした。
ウイザードインには、以前ぼくが原作を書いたマジックマンガ『マジック・マスター』(作画/阿白宗可、「月刊少年ガンガン」連載)でマジックの監修をしていただき、現在もその縁で、ウイザードインの若手メンバーによって柴又のおもちゃ博物館で毎月マジックライブをやっていただいている。
しかし去年はこのディナーショウにも出席しなかったので、ウイザードインのイベントを見るのは実に2年ぶりのことである。
車だったので、少し早く会場に到着すると、かつてお世話になった懐かしい面々が受付をやっている。また、お客さんの中にも見知った人がいっぱい。皆さん、ぼくのことを覚えててくださって感激ですぅ。
間もなく、現地待ち合わせをしていたY子さんが仕事を追えて銀座から駆けつけて合流した。会場に入って席に着くと、何と中央最前列でした。ワーイ!!
そして始まったマジシャンの面々の演技。久々に見ると、金森駿くんや、遠藤大河くんら若手マジシャンの技術の上達が著しいことに驚いた。
会場でお会いした知り合いのマジシャンに聞いたところでは、マジシャン仲間の間では金森くんの評価が高かったが、ぼくは遠藤くんのパフォーマンス力の向上に目をみはった。かつて遠藤くんは基礎的な技術と熱心さは人一倍強かったけど、演技が硬くて損をしていたのを知っているから、そんな彼が今夜はステージを大きく使った演技をしていたのが実に気持ちよく頼もしく見えた。
何だかみんな成長してるんだなぁ……と思ったり、緒川集人さんや小林恵子さんの懐かしい定番の演技を見せてもらったりすると、かつて一緒に渋谷の事務所やハリウッドや箱根で熱い打ち合わせをしていたころのことなどが思い出されて、ステージとは別のところで熱いものがこみあげてきてジーンとなってしまうのだった。
それと、今回久々に一観客としてステージを見てあらためて思ったのは、ショービジネスの世界に生きる人って素敵だなー、って事だった。
観客の立場からすると今夜のディナーショウは現実を忘れて楽しむ一夜限りの夢なわけだけど、ステージの上に立つマジシャンたちにとってはそれが仕事だから、もちろん明日もあさっても続くのだ。当たり前だけど。でも、何だかそれって、いつまでも覚めない夢の中に生きているという感じがして、マジシャンって素敵な仕事だなぁ、と思ったわけなのです。
そんなドリーマーたちと過ごした『マジック・マスター』時代の5年間は、ぼくの人生にとっても、また今の仕事にとっても大切な栄養となっている。
そんな仲間たちとまたいつか仕事でもコラボレーションできたら最高ですね!
投稿者 黒沢哲哉 : 2007年12月16日 00:03
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
https://www.allnightpress.com/mt/mt-tb.cgi/463
コメント
マジックショーをやっていたのですか。知りませんでした。楽しそうですね。
この日のお昼に、我が家は京王プラザホテルのアンブローシェで家族三人揃って、娘のお誕生日をお祝いしました♪
娘が子供の頃マジックが好きで、よくテレビを見たり本を読んだりしていました。
投稿者 ブルーベリー : 2007年12月19日 18:18
>ブルーベリーさん
ブルーベリーさんも同じ場所にいらっしゃってたんですか!
お誕生祝いをホテルでというのはシャレてますね。
それにしてもさすがに年末だけあって、宴会場フロアではいろんな種類のパーティーをやっていて、廊下ではいろんな雰囲気の人々が行き交っているのが面白かったです。
投稿者 黒沢哲哉 : 2007年12月20日 06:41
娘のお誕生日は13日なのですが家族揃ってのランチなので日曜日になりました。我が家はレストランに一番乗りで入ったみたいです(笑)。ですから、まだホテルは普段に比べて人が少なかったです。
我が家はここの「アンブローシェ」や「樹林」がお気に入りです。年賀状にアンブローシェで撮った写真を使ったこともあります♪
大きなホテルは人間観察にはうってつけですね♪
投稿者 ブルーベリー : 2007年12月20日 09:08
>ブルーベリーさん
ホテルのレストランなんて滅多に入らないですね~。編集の仕事をしていたころには、取材や打ち合わせでホテルの喫茶室をけっこう使いましたが、もちろん経費です(笑)。
それから、ホテルで人間観察……それいいですね、新しいマンガのヒントになりそうです。
えーと、そう……ホテルに来るいろいろな客の人間模様を、ホテルマンの視点から描くんです。
1話完結形式で、毎回ホテルのフロントに客がやってくる場面から物語が始まるんです……そして……
すごい! こいつは傑作になりそうだ!!
と、まてよ……それってどっかで聞いたような……
……
「HOTEL」!!
ドカーーーーン!!
投稿者 黒沢哲哉 : 2007年12月23日 00:57
「HOTEL」は時々見ていました。面白かったです♪
私は面白いことはかなり昔のことでも覚えているので、子供の頃に泊まった旅先での出来事も覚えていたりします。そういうのも何かのストーリーに使えるかもしれないですね。仕事をしていないので、そのチャンスもありませんが(笑)。
投稿者 ブルーベリー : 2007年12月23日 13:58
>ブルーベリーさん
昔の記憶は大切ですね。ぼくも20代の半ばくらいまでは、幼いころのことをかなりいろいろ鮮明に記憶していたんですが、その後、一気に忘れてしまって、後で忘れてしまったことに気付いて愕然としたり。
大学のころに、それまでの人生の記憶を全部ノートに書き写そうと思って、ノートを5冊買ってきたんですが、1冊目の3分の1くらい書いて挫折しました(笑)。
投稿者 黒沢哲哉 : 2007年12月26日 03:16
※スパムコメント対策のため、しばらくの間、コメントを承認後公開設定とさせていただきます。
投稿いただきましたコメントは確認後に公開させていただきますので、しばらくお待ちくださいm(__)m。
コメントしてください