2007年10月28日
昭和30年代村を見学
昭和30年代村計画というのをご存知だろうか。レンタルオフィスやマンスリーマンション事業を行うツカサが静岡県の伊東市で建設計画中の昭和30年代の街を再現したテーマパークなんだけど、これがちょっと変わっている。従来の遊園地とは全く違っていて、そこでゲストを出迎えるスタッフは一般人で、なんとその街で実際に生活をするのだ。つまりそこには本当の生活がある。客は昭和30年代の暮らしをする村へ遊びに行くというコンセプトなのである。
なかなか一口では説明しにくいのでちゃんと知りたい方は下の公式サイトを見ていただきたいのだが、ともかくこの昭和30年代村の現地見学会に、いそっぷ社の社長S藤さんと一緒に行ってきた。
というのは、ぼくがいそっぷ社から出した「ぼくらの60~70年代宝箱」に、この昭和30年代村が差し込み広告を入れてくれていた関係で招待を受けたからなのだった。
ということで、土曜日午前10時、何と前日に突然発生した台風が接近する中、JR品川駅でS藤さんと待ち合わせ。特急踊り子号で伊東まで。到着するころにはかなり風雨が強まった。
12:00、伊東駅でツカサの川又三智彦代表自らが出迎えてくれた。台風の中、見学会の参加者は60人ほど。なかなかの盛況だ。
左の画像は、本文とは何の関係もなくて、昼食を食べた商店街の近くにあった、いい感じのストリップ小屋(笑)。残念ながら今は営業していないようだった。あるいは夏休みなどの観光シーズンだけ営業するのかも。
この日はホテル聚楽に泊まり、豪華な夕食の後、ミュージシャンクーペ&Shifoさんのコンサートで盛り上がり、その後の2次会では川又代表が30年代村計画について熱く語った。
部屋は4人部屋で、ぼくとS藤さんは、この30年代村計画に投資を考えているという若いビジネスマンの2人組と同室になり、ベンチャー企業を経営するというおふたりから、実に面白い話をきかせていただいた。
翌日は台風一過の快晴。市内からチャーターしたバスでおよそ15分ほどで現地に到着。海が見下ろせる高台の斜面すべてが計画地なのだという。
左の画像は、現地の状況を説明する川又氏。
現在は、まだただの山林があるだけだが、今後、地元と協力して少しずつ計画を進めていく予定なのだとか。
というわけで、わずか1日半だったが、川又氏の思いを聞き、現地を見せてもらった。実際のところ村はまだ影も形もないわけで、正直、この先、計画がどうなっていくのかはまだまだ未知数だと感じた。
しかしここへ来る前に予想していた以上に川又氏やスタッフの本気さや熱意が強く感じられたことも事実だった。地元の人の積極的な協力を得ていることも分かった。
もしも本当に30年代村が完成するならば、ぼくもリタイヤしたらその村に住んで、訪れる人に昔の事だけを語りながらボケていくなんてのもいいかも! と思ってみたり(笑)。
参考サイト:昭和30年代村計画
昭和30年代村―伊東で町おこし 映画の町、起業の町伊東に団塊の世代が幼いころを過ごした昭和30年代の街の風景を再現 川又 三智彦 山中 伊知郎 日新報道 2007-01 by G-Tools |
無茶苦茶でござりまするがな クーペ ※いそっぷ社から出ているミュージシャンクーペ氏の本。 いそっぷ社 2006-02 by G-Tools |