2007年7月17日
房総半島取材旅行
台風一過の16日午後、ボンゴフレンディに毛布やクーラーバッグやポータブル電源を積み込んで自宅を出発。今日は雑誌「G-Diary」のコラム執筆のための取材旅行なのだ。
目的地は千葉県。千葉は東京のすぐ隣なのに昭和時代の懐かしい風景がいまもいくつも残っている。
けど、いまあるからといって、明日もあるとは限らない。そこでG-Diaryのコラムの取材をきっかけに、今のうちに写真を撮ってこようと思ったのだ。
昨日までは台風が接近しててどうなるかと思ったけど、なんとか風雨はおさまった。しかし台風一過の快晴とはいかず、あいにくの曇天である。ちょっと残念だけど、ほかの仕事も押してるから延期はできない。ま、いーでしょう。zoom zoomしちゃいましょう!!
この日は数か所のレトロスポットを回って、午後7時、富津市の海辺にある道の駅きょなんに到着。今夜はここで車中泊をして明日の取材に備えることにした。
夜は道の駅近くの24時間営業のお風呂ラムネ温泉 ばんやの湯でリラックスした。観光地なのに入浴料500円はリーズナブルでオススメです。ただし行かれる方は火曜定休なのでご注意を。
2日目は何と雨。うーん、やっぱり快晴の中で撮りたかったなぁ。
左の写真は、富津岬の北側の海水浴場近くの防風林の中にたたずむ旧日本軍の戦争遺跡で、高射砲の着弾観測所跡といわれている場所だ。
小雨が降る中、人っ子一人いない林の中にたたずむ真っ黒で異様な形の建物は、ゾッとするほど不気味である。何度も書くけど、快晴だとこれがまったく違う印象になって、「少年の日の夏の思い出」みたいな懐かしい写真が撮れるのになー。
具体的にどこを取材したかは雑誌を見ていただくとして、例えばこんな場所。
これは木更津の駅近くに今も現役でがんばっている昔ながらの映画館富士シネマの建物だ。まさに昔の映画館はみんなこんな感じだったよねー。
映画『木更津キャッツアイ』のロケにも使用されたため、けっこう若者にも人気スポットになっているらしい。いつまでも残ってて欲しい建物です。
投稿者 黒沢哲哉 : 18:10 | コメント (0) | トラックバック
2007年7月11日
綱島で綱島氏にお会いする
11:00、電車で東急東横線綱島駅へ。小学館クリエイティブ部長代理W辺くんと待ち合わせ。現在編集中のムックの取材のため、コラムニストの綱島理友氏とお会いする。
W辺氏とぼくは、ともに某出版社で綱島氏の後輩として、当時、編集や出版に関する哲学をいろいろと教えてもらった人だ。
その後、綱島氏は独立し、ぼくも独立し、お互いに近い場所で仕事をしていながらも、ずっとごぶさただった。お会いするのは、およそ10年前に神保町でばったりお会いしてお茶をして以来である。
けれども旧知の仲というのはいいもので、会えばもうすぐに昔のままの気のおけない感じで会話もはずんだ。
今回もひじょうにフランクな雰囲気の中で、楽しく興味深い話がうかがえた。後はぼくが記事を書くだけ。今度は親しい間柄だけに余計にプレッシャーもかかる(笑)。
投稿者 黒沢哲哉 : 00:29 | コメント (4) | トラックバック
2007年7月 9日
某出版社社長と会食
15:30、電車で神保町へ。古書店でムック用の資料を購入し、小学館クリエイティブへ。編集のI田氏、T森氏から使用する図版の収集状況をうかがい、それについて検討を行う。
最近は版権物の著作権使用料が高騰しており、予算内でよりよいものをつくるというのはかなり大変になっている。
17:00、神保町でゲームデザイナーの宮岡寛くんと待ち合わせ。某出版社のH社長と一緒にうやぎ屋さんで会食をする。
H社長とは、ぼくは去年の暮れに一度お会いしているが、宮岡くんとH社長が会うのはおよそ10数年ぶりだ。
お互いに、最近の出版事情やゲーム業界の事情などについて情報を交換。現在は出版業界もゲーム業界も厳しい状況だけど、だからこそ今しかできないこともあるという話で一致した。いずれそれぞれの得意分野を生かした企画でご一緒できたら最高です。