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2006年12月 1日
続・三丁目の夕日2007年11月公開だって!
夜、テレビで映画『ALWAYS 三丁目の夕日』が放送されるので、食事を早めに終わらせて見た。
この映画は劇場で見て柴又名画座でレポート済み(→こちらのページ)なんだけど、何度見てもやっぱりいい映画でした。
実はDVDがリリースされたときにすぐにレンタルしようかとも考えたんだけど、映画館で見てからあまり間をおかずに見直してしまうのがもったいなくて今までガマンしてたのだ。そういう映画ってありますよね。
画像をクリックすると公式サイトが別ウインドウで開きます。 |
ということで見終わってじーんと余韻を楽しんでいたところへ、衝撃的なニュースが!
何と、続編の制作発表があったのだ!!
続編のウワサは公開直後からあって、もちろんぼくも期待してたんだけど、実際に続編ができるとなると心配な面もある。
続編は第1作から1年後の昭和34年が舞台で、駄菓子屋の茶川さん(吉岡秀隆)と、借金返済のために夕日町三丁目を離れて行ったヒロミさん(小雪)のその後なども描かれるのだという。
第1作はあれで終わって、結局、ふたりが結ばれることは永遠にないんだろうな、という思い入れで終わるのが良かったのが、その結論が出てしまうのだ。いやー、見たいような見たくないような......。
ただ、公式サイトに掲載されている制作発表記者会見のレポートを読むと、1作目がヒットして浮かれて安易に2作目を作ることを決めたというのではなく、プロデューサーも監督も、気持ちを引き締めて「前作がライバル、絶対に前作を越えるものを作る」と真摯に語っているのが頼もしい。
例えば山崎貴監督は次のようにコメントしている。
「ものすごく高いハードルで、しかも自分たちの作った1作目が敵になるという訳のわからない状況ではありますが、やるからには1作目を倒してもっと凄いものを作りたいと思っています。今までいろいろと打ち合わせ等をしてきて、うまくしたら1作目を倒せるかもしれないという自信がつきましたので、今日はこうして発表させていただくことになりました。スタッフも一丸となって、対1作目ということで燃えてきていますので、かなり面白いものができるのではと思っております。」
続編を作る事の不安を素直に吐露し、前作を超えなければいけないと覚悟し、その上で前作を越える自信をつかんだと控え目に語る。だからこれはもしかするともしかするのではないかと思っているのです。
いやー、待ち遠しいですね、1年後が。
投稿者 黒沢哲哉 : 2006年12月 1日 03:44
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コメント
私は夕べ「ALWAYS 三丁目の夕日」は初めてみたのですが、なんだか懐かしい感じがして、そしてラストの方は泣けました。
私の田舎でも(昭和38年〜40年ごろだったと思いますが)テレビがある家なんて集落に1軒ぐらいで、泥のついた足で人の家の縁側に上がり込んで食い入るように見てました。その後は隣のばあちゃんの家にテレビが来たので、今度はそっちに入り浸り…(笑)
続編の舞台は私の生まれ年なんで、また楽しみです。
投稿者 misutake : 2006年12月 2日 11:21
仕事していて見れませんでした…(T_T)
12月は嫌いです…。
投稿者 遠山 光 : 2006年12月 2日 12:45
私も昨日初めて観ました。
黒沢さんからいい映画だとお聞きしていましたが、本当ですね。
最後の方は泣きっぱなしでした。
続編もぜひ観たいですね。
評判がよかった後の続編を作るのはやりがいもあり、難しさもありでしょうね。
投稿者 ブルーベリー : 2006年12月 2日 18:41
>misutakeさん
初めて見たんですか!よかったでしょ!あれをぼくらよりずっと若い監督が作ってるなんて、びっくりです。
うちも父が新し物好きだったので、最初のテレビを買ったのはかなり早く、当時は近所の人がずいぶんと見に来ていました。
もっともあのころはテレビのあるなしに関係なく、下町じゃあ、近所の人が勝手にズカズカ上がりこんでくるのもフツーだったんですけどね(笑)。
>遠山光さん
年末進行ご苦労様です。12月に入ったら何だか急に師走っぽくなって来ましたよね。体に気をつけてがんばってくださいまし。
里見先生は作画の時には、よく映画やテレビの2時間ドラマなどを流しながら仕事をされているようですが、遠山先生は無音で、それとも音楽を聴きながら仕事をされてるんですか? このあたりはマンガ家さんによってスタイルが全く違うので面白いですよね。
>ブルーベリーさん
ラスト近くはいろんなエピソードがそれぞれ、全て泣かせる方向に向うので、もう涙腺刺激されまくりますよね。
名場面は多いですが、一平と淳之介が高円寺から帰ってきたシーンで、一平の父親が一平を殴るより早く、茶川さんが淳之介をバシッと平手で叩いた、あの演出には、思わずやられた!と思いました。ぼくもああいうシナリオが書きたいなぁ。
投稿者 黒沢哲哉 : 2006年12月 3日 03:16
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