映画ライターで作家の冬門稔弐(とうもんじんに)氏。巷にあふれる香港映画本の先鞭を切った『香港電影城』シリーズのメインライター。ぼくがまだ勁文社の社員編集者だった時代からのおつきあい。
 そのころ、彼に教えてもらった処世訓が「てきとーよろしく」。A型人間のぼくはついつい必要以上にコツコツやってしまいがちだが、そんなときに「てきとーよろしく」とつぶやくと、肩の力が抜けてひじょうに具合がよろしくなる。
 ここ数年はずっとごぶさたしていたが、今回、ひさびさにお誘いをいただき、三一書房の仕事でご一緒させていただくことになった。

(QV-10Aで撮影)



スーパークエスト文庫 香港WOLF(冬門稔弐 著、イラスト/くつぎけんいち
1997/09/01 小学館刊 543円+税 ISBN4-09-440501-1

 冬門氏の新刊。実はいただいたばかりでまだ読んでない(笑)。読んだらここもちゃんと書きます。ということで、とりあえず本の紹介文を引用します。

 200X年、BC兵器を積んだ輸送機が墜落し、科学ウイルスが香港島を死の島へと変えた--10年後、回収したはずの爆弾が再起動の信号を発信した。この爆弾が爆発すれば、その熱によってウイルスは強力に変態し、今度は香港島だけでなく、世界中に蔓延することになる。
 タイムリミットは25時間。爆弾を破壊するために、半人狼、銀城ロウは香港島へと向かった--。


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