最初は右の赤いコートの女子高生が、一人でケータイかけながら座ってて「てゆーか、いま新宿なんだけどー、これからちょっと人と会わなくちゃいけないからー」とか言ってたわけ。
そこへ左の業界人風のおやじがやってきた。最初は「おっ、援助交際か!」と思ったのだが、そうではないらしいことはすぐにわかった。おやじが取り出した書類を前にヒソヒソ話を始めた、そのコトバに耳を傾けると……“組”がどーのこーの、とか、“住所と電話番号”がどーのこーのとか!!
いったい何??? と思ってさらに耳を傾けていると、だんだん内容がつかめてきた。どうやら最近流行の女子高生向けのプリクラや写真投稿の雑誌の打ち合せらしい。
つまりこの赤いコートの女子高生は、女子高生ネットワークの窓口になっているコで、左のおやじは編集者というわけ。
しかし、聞いてて面白いのは、女子高生の方がおやじよりも頭の回転がダンゼン早くて、「ここはこれでいいんですか?」「これはいつまでですか?」とか質問責めにするんだけど、おやじの方は「えーと、あーといつだったっけな」とかいってて全然要領悪いでやんの(笑)。しまいには編集部へ電話して聞いたりして、「しっかりしてくださいよぉ」とか口出ししたくなりましたね(笑)。
(QV-10Aで撮影)
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