この日は休日だったため、独身の塩川くんはカップラーメンの遅い朝食を食べているところだった。
 広告代理店を経営する彼は、ぼくの小学校1年からの同級生でぼくと同い年。しかし年齢より若く見られるぼくと年齢より上に見られる塩川くんでは、同い年というと必ず驚かれる(笑)。笑っていいいともの年齢当てコンテストにマジで応募しようかと思ったことがあるが、夜型のぼくは朝9時半までにアルタ前に集合できないので断念した。
 彼のクライアントには病院関係が多いため、かつては看護婦さんにモテまくった時期もある(ウラヤマシーッ)のに、なぜかいまだ独身。だからといってソッチのケのないことは保証する。男が一緒に地図を見ようと顔を近づけるだけで逃げるほどの異常な男嫌い(笑)なのだから。誰か彼にいいお嫁さんはいませんかー。ああ、こんなこと書いてるのがバレたら怒るだろーなぁ(笑)。

 塩川くんは一戸立てに一人で暮らしている。彼の家には、隣の家の猫が勝手に上がって来ては我が物顔でくつろいでいる。
 この猫、普段はぼくが行っても近寄りもしないくせに、この日は気温が低かったため、スリスリとぼくにスリ寄って来た(笑)。せっかくだから接写してやることにした。

(QV-10Aで撮影)


 
 

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