公開当時、さんざん「いつ行っても満員だよ」という話を聞いてて、おじけづいて行きそびれていた『もののけ姫』に、ようやく行ってきた。すでに大きな劇場では公開してなくて(当然だ)、東銀座の「シネパトス」という小さな劇場で見た。
作品についてはすでに沢山の人がいろんなコトを言ってるので、わざわざ書かないけど、ちょっと書かせて(笑)。アニメーションは確かにすごいけど、それぞれの人物の人格が一貫してないところとか、目的意識があいまいなところとか、最後に結局、みんな無理矢理イイ人になってしまうあたりとか、気になる点はすごく多かった。そのあたりを指摘している人はいるのだろうか。今まで感想や評論などを読むのは(自然と目や耳に入ってくるのは別として)避けてたので、ちょっと見てみようと思った。
実写映画を押し退けて日本映画のベストワンだったのだから、「アニメーションとしてはすごくよくできてる」だけじゃマズイのでは?
てなわけで、映画を見たあとの喫茶店での会話でも、みなそれぞれに気になる点を持っていたようだ。公開から時間がたちすぎてしまったのもよくなかったのかも(笑)。左から護身用具通販会社SGK社長の井上くん、広告代理店社長塩川くん、コンバットコミック編集部の丸岡くん。
(QV-10Aで撮影)
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