昨年から準備を進めていた、マジシャンを主人公にしたまんが『マジック・マスター』(仮題)が、ようやく「少年ガンガン」の6月号から連載スタートする予定となった。
 そのまんがで、マジックの監修をしていただく、日本を代表するマジシャン集団・ウイザードインのスタッフの皆さん。左から代表の柳田昌宏さん、秋元正さん、小林恵子さん、かみや陽子さん。

 アメリカのハリウッドにあり、世界のマジック界の頂点に立つマジシャン組織・マジックキャッスルのレギュラーメンバーに名を連ねる名マジシャン・秋元正さん。この日は各テーブルを回って、カードマジックを見せてくださった。

 同じく日本では数少ないプロの女性マジシャン小林恵子さん。彼女もマジックキャッスルのレギュラーメンバーのひとりである。カードとリングのマジックを披露。


 マジックをまんが化するのは、動きを表現できない、必ずカット割りが必要であるなど、かなり困難な部分も多いが、それ以上に、エンターテインメントとして華があり主人公がかっこいい。そしてそれを読んだ人が始めようと思ったら誰でもすぐに始められるという、間口の広さも持っている。しかも、いままで本格的にはまだ誰もやっていない素材である。ということで、きょうび、原作者として、これほど魅力的なテーマはめったにないのである。
 そこに、このウイザードインの最強メンバーの全面的なバックアップをいただけることになったわけだから、あとは人気が出るかどうかはぼくの脚本次第ということです。うーん、がんばらねば。


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