打ち合せ後に神保町の焼肉屋さんで会食。左が「小学三年生」編集部デスクの塚原さん。右がまんが家の山下たかひろ氏。おふたりともパソコンのキャリアはかなり長いのだが、ふたりとも Macintosh 使いなので、F-BASIC(笑)→ MS-DOS → Windows と使ってきたぼくとは、パソコンに対するスタンスがどーも違うのだ(笑)。
 山下さんは何とノートブックのみで、しかもメモリ64MBという環境でパソコンをまんがの仕事に活用しているとか。まず紙に描いた絵をスキャナでパソコンに取り込み、ベタとトーンをパソコン上で行う。それをふたたび出力して削りトーンなどの仕上げをして完成させる。削りの味わいなども加味され、見た目は全くデジタル画像に見えないさりげなさが特徴のイイカンジな作風なのであった。

 ハラミにかぶりつく山下さん(左)と、千切りネギをかじるぼく。山下さんもぼくと同様、実年齢よりも若く見られがちだそうで、この日もぼくだけが烏龍茶を注文し、おふたりは生ビールを注文したのだが、運ばれた烏龍茶は黙って山下さんの目の前に置かれたのだった。

 ところで塚原さんであるが、ぼくが最初にお会いしたときには若々しくてまだ学生といっても通用するような風貌だったのに、ご結婚されてからはかなりふくよかになられ(婉曲表現)て、見た目もすっかりオヤジ化してしまった(直接表現)のであった。


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