香港展そのものは物産展という感じで、かなりのスペースで衣類、宝石、置き物などがたくさんおかれていたが、どちらかといえば香港の中国デパート的な品揃えで、ぼくが欲しいようなものはあまりなかった。いや、実は食材にはかなり欲しいものもあったのだが、これからまだ行くところがあるためそれは断念。
 そのかわり一角に、娉珍楼が点心と麺粥の店を出店していたので食べてみた。左の写真は皮蛋(ピータン)、600円。しかし残念ながらこれは米も味付けも日本風のお粥で、香港のあの不思議なコクのある粥ではなかった。香港のお粥はスープそのものに病みつきになる旨味があるんですよ。ぜひ一度香港で食べてみて!!

 そこでもう1品たのんだのが龍包子、600円。しかしこれもあの、噛むとジュワーッとスープが出てくる香港の小龍包ではなかった。残念。

 ふと横を見ると、隣の親子は麺を美味しそうに食べている。やっぱりここは麺が正解だったか? いや、そもそも娉珍楼って横浜の中華街にあるお店だよね。ってことはここに本場香港の味を期待したのがいけなかったのかもっ。やっぱ隣で売っていた香港直輸入食材を買って帰るのが正解だったかも!!

 しかし手ぶらで帰ってきたわけではない。香港でも買いそびれた、美味しいと評判のペニンシュラホテルのチョコレートを買ってきた。ひと口サイズのトリュフチョコが4個入って500円。つまりひと口125円ナリ。おいしいかどうか、今から味見をします。モグモグ…。んまいっ!! が、125円はアッという間に口の中で消えた。ちょっと空しい…。せめて、パソコンに向かいながらじゃなくて、じっくり味わいたかった。しくしくしく。

(QV-10Aで撮影)



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