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2010年5月 8日
MOMO CORSE ペダルカバー マイナーチェンジ
装着期間:2010/04/17~使用中
先日、パーツレビューで装着レポートをした MOMO CORSE(モモ コルセ)のペダルカバーだけど、その後、少し走りこんでみたところ、どうもアクセルもブレーキもフィーリングがイマイチである。
どうイマイチなのかというと、ペダルを踏んだときの動きが全体的に何となく鈍いのだ。ブレーキを踏んだときのペダルの沈み込む早さも、ブレーキから足を離したときのペダルの戻る早さも、いずれも今までよりかなりもっさりしてしまった感じ。
この原因は、ペダルカバーの質量が大きすぎるために慣性モーメントが大きくなり、ペダルを踏んだときや離したときの反応がワンテンポ遅れてしまうからだろう。
んー、これは問題だなーと思っていたら、運良く同じブレーキペダルカバーのSサイズ(未使用品)がゲットできたのでさっそく交換し、アクセルペダルカバーにも若干の改良を加えた。
まずは、いったんクルマから取り外した、マイナーチェンジ前のLサイズのペダルカバーの重さを計ってみた。結果は、取り付け金具なども含めた総重量(以下同条件で計測)が 264g 。ぼくがスーパーでよく買うお肉1パック分くらいの重さがある。
次に、今回入手したSサイズのブレーキペダルカバーを計測すると 214g。その差はジャスト 50gだ。
ちなみに MOMO のペダルカバーに交換するまで使っていた、RAZOのペダルカバーはというと、わずか 121g。MOMO のLサイズのペダルカバーとくらべると何と重さは半分以下。143g も軽い。これではペダルレスポンスに影響するのも当然だろう。つまりペダルレスポンスだけを考えたら RAZO がベストという結論になるんだけど、せっかくデザインが気に入って交換したんだし、アクセルペダルとの見た目の統一感からいってもその選択はあり得ない(笑)。
では、なぜこれだけの重さの違いがあるかというと、RAZO がただの1枚のアルミプレートなのにくらべ、MOMO の方は表面に薄いアルミプレートが貼られているが、実はその本体は厚みが2mmほどもある鉄板でできているのだ。さらにその間にはゴム板も挟まれている。確かにこの鉄板のおかげで剛性感は感じられるが、ちょっと重すぎ。
ということで、ブレーキペダルカバーはLサイズからSサイズに交換して50gの軽量化を果たした。
次はアクセルペダルカバーである。こちらもブレーキペダルカバーと同様の構造をしているため、やはりレスポンス低下が気になる。
取り外して重さを量ると、スペーサーとして挟み込んでいたゴム板と合わせて172g。しかしこちらは現在のペダルカバーでジャストサイズだから、これ以上小さいカバーに交換することはできない。
そこでスペーサーのゴム板をギリギリまで小さくカットし、5分の1くらいのサイズにして軽量化することにした。
これが取り除いたゴム板。7gの軽量化ができた。
そして上の画像が、今回Sサイズペダルカバーに交換したマイナーチェンジ後の写真。見た目もスッキリした。またアクセルペダルの取り付け位置を1.5cmほど高くしたのも分かると思う。これによって、振り子の原理でわずかながら慣性モーメントが小さくなってレスポンスの向上に寄与するはず。
こちらはマイナーチェンジ前の状態。上の写真と比較するとアクセルペダルカバーの位置がかなり低かったことが分かる。このときは単純に見た目優先で、左のブレーキペダルと高さを合わせただけだったのだ。
交換後、ゴールデンウィークなどに300kmほど走ってみたが、結果は上々。レスポンスの悪さもほとんど気にならなくなった。また、途中雨の日もあったが、靴が滑ることもなく安全性も確かめられた。
いやー、それにしても、ほんの数グラムの違いだけど、それがこうもアクセルとブレーキのフィーリングに影響するとは、人間のセンサーって敏感なんだな、とあらためて思った。
次はフットレストカバーも付けたくなってくるけど、機能的には今のノーマルのフットレストで何の問題もないので、しばらくはこのままかな!
投稿者 黒沢哲哉 : 2010年5月 8日 20:29
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