Top monologue 2004/06/14 | Back |
過去の戦いの記録 | |
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ネズミ撃退大作戦 Part1 | 2001/05/02 |
ネズミ撃退大作戦 Part2 | 2001/08/14 |
ネズミ撃退大作戦 Part3 | 2003/11/17 |
購入した殺鼠剤各種。中央と右は蓄積毒タイプで数回にわたって食べさせないと死なない。一方、左のスーパーラットホンは「1回の喫食で死ぬ」と書いてあるが、それだけにネズミの警戒も強く、最初はなかなか食べてくれなかった。しかも相手が毒に対して耐性を持つというスーパーラットの場合は、どれも1〜2箱程度なら食べても全然平気で、最低でも3箱は食わせないと死ななかった。 |
その夜、居間で仕事をしていると、台所のほうからガリガリというシンクを爪で引っかく音が聞こえてきた。しかしそのままにしておき、およそ1時間後、静かになったので様子を見に行ってみたところ、何と、丸い粒状になっている毒エサだけをきれいに残し、ピーナッツバターだけを嘗め取っていた!!
しかし確かにピーナッツバターを好む事は分かった。そこで今度は殺鼠剤をハンマーで粉になるまですりつぶし、ピーナッツバターと混ぜてみた。
すると予想通り、それから3日ほどは警戒してまた全く手をつけなかった。ところが、4日目……食べた!!!。しかもシンクに跡も残らないほどきれいに嘗め取って行ったではないか!!
これに気を良くしたぼくは、翌日から毎日、この毒エサのピーナッツバター和えを置くことを繰り返した。すると次第にネズミの方も警戒心が解けてきたのか、すりつぶしきれずにその場に点々と残っていた毒エサのカケラも食べるようになったのだ。
しかし……年内にネズミが死ぬのを見ることはなく、年を越してしまった……。
だが……その後はまた同じだった。二度とこのワナに掛かるネズミはおらず、戦いはまたしても膠着状態に突入してしまったのである。